前回、40日間の育児休業をとった新米パパ社員、大屋さんの体験談をお届けました。
今回は、大屋さんが、育児休業中に、実際に使って便利だった新生児時期の育児グッズを紹介します!
ベビー用品のプロが選んだ新生児時期の育児グッズ
―大屋さんは、リッチェルのベビー用品部所属のいわば「ベビー用品のプロ」ですが、お子さんが生まれる前に、いくつかのベビー用品を準備されていたと聞いています。
どのようなグッズを選んだのでしょうか?
大屋さん:
- ふかふかベビーバスW
- ふかふか授乳クッション
- さく乳器
- ほ乳瓶
- バウンシングシート
- コアラクーン(ベビーカー)
を準備しておきました。
ふかふかベビーバスW
大屋さん:沐浴用のベビーバスとして選んだのは、ふかふかベビーバスです。
ふかふかベビーバスは、ビニール製のエアタイプのベビーバスです。
赤ちゃんを寝かせても無理のない姿勢になる背もたれがあるのと、商品名通り、ふかふかなので、子どもの身体を洗う時に、自分の腕をベビーバスのフチに乗せても痛くないのが良かったです。
空気を抜けばコンパクトに折りたためるので、妻の実家に行く時なども、荷物が減ってとても楽でした。
最近、ふかふかベビーバスではちょっとサイズが小さくなってきました。
そろそろ子どもの首が据わってきて、大人と同じ浴槽でお風呂にもはいりやすくなってきたので、ふかふかベビーバスを卒業しようかなと思っています。
お風呂の便利グッズとして次に使ってみようと思っているのは、ひんやりしないおふろマットです。子どもの身体を洗う時に使う予定です。
ふかふか授乳クッション
大屋さん:ふかふか授乳クッションも使ってみました。
これ、本当にいいですよ!今回出産前に準備をしていたリッチェルの商品の中で、一番良かったんじゃないかな。
新生児は、おっぱいを吐き戻してしまうことが多いですが、カバーを洗っていつも清潔に使えるし、本体はビニールなので汚れが染み込みませんし。
空気の加減で高さも調節できます。
空気を抜いて小さくできるので、里帰りのときにも持って行きました。
あと、ちょっと子どもの機嫌が悪いときでも、ふかふか授乳クッションの前スナップを止めて、お座りクッションのようにして座らせると、ぐずらずに座っていてくれて助かりました。
―いつも授乳中に使っているクッションなので、赤ちゃんも感触を覚えていて、安心するのかもしれませんね。
さく乳器、ほ乳瓶
大屋さん:さく乳器とほ乳瓶も出産前に準備しました。
ほ乳瓶は出産前に準備する方も多いと思います。
さく乳器は、一台あるととても便利なのですが、出産前に準備する人は少ないんですよ。
実際、妻も「さく乳器って必要なの?」という感じでした。
いざ子どもが生まれてみると、息子に黄疸が出て、しばらくの間、病院で光線治療をしなくてはならず、妻が退院した後も、母乳を毎日病院に届ける必要が出てきました。
さく乳器、出産前に準備をしておいて、本当に役に立ちました。
―手でさく乳をするのは、大変ですものね。うまく絞るコツもなかなかつかめないし、時間もかかるし…。
大屋さん:それに、さく乳をしておけば、夜中に子供が泣いたときにも、妻を寝かせておいて、僕がほ乳瓶で母乳をあげることができます。
手でさく乳をすると、それだけでママはヘトヘトになってしまうので、ぜひ、さく乳器を使ってみてほしいですね
―たしかに!さく乳をしておけば、パパでも赤ちゃんに母乳をあげられますね。
オムツやお風呂はパパにもできるけれど、完全母乳だと、授乳はパパにはお願いできないと思い込んでいました。
夜中に赤ちゃんが、お腹が空いて泣いていても、自分には何も出来ないと思っているパパたちも多いのでは?
完全母乳育児でも、さく乳器があれば夫婦で授乳ができる。さすが、ベビー用品担当ならではの視点です!
バウンシングシート おもちゃ付きR
―新生児時期から使えるバウンシングシートですね。
大屋さん:実際使ってみると、バウンシングシートは、ご飯を作っているときに重宝しました。
台所に立っている親の顔が見える位置にバウンシングシートを置いて乗せると、安心するみたいで、しばらくの時間なら、抱っこしていなくても料理ができます。
―それは助かりますね!
大屋さん:これ、実際に息子をバウンシングシートに乗せたときの写真です。
―わー!新生児の赤ちゃんを乗せると、こんな感じになるんですね。
大屋さん:息子が、カンガルーのおなかにいるみたいに収まっていますね。
初めて乗せたときは、びっくりしたのか、ちょっと怯えた顔をしていましたけれど、その顔もまた、かわいかったです。
バウンシングシートに乗っているとき、背中スイッチがはいらない、Cカーブができている感じが良いのかもしれません。
今では、息子もバウンシングシートが大のお気に入りです。
コアラクーン
大屋さん:ベビーカーは、リッチェルから新発売の、コアラクーンを準備しました。
コアラクーンは、新生児から使える、両対面のA型ベビーカーです。
タイヤは、シングルタイヤを採用しています。
―シングルタイヤって、何のことでしょうか?
大屋さん:従来のベビーカーは、タイヤが1つの脚に2個ずつ、計8個ついているものが多いのですが、シングルタイヤは、大きめのタイヤが1つの脚に1個ずつ、計4個ついています。
コアラクーンのシングルタイヤの良いところは、地面との接地面が少ないので操作しやすいことと、タイヤが大きいことから、すき間や段差に強いところです。
コアラクーンを使って、これは良いな、と思ったもう一つの特徴は、手もとのブレーキです。
両対面になるベビーカーで、手もとにブレーキがあるのはリッチェルのコアラクーンだけです。
ちょっとした坂はもちろん、お店のスロープなどでも傾きが急なところがあるので、手もとにブレーキがあるのは安心です。
パパも一緒に、ベビー用品を準備しよう
ベビー用品のプロが育児休業中に実際に使った新生児時期のベビーグッズ、参考になりましたでしょうか?
ぜひ、ベビー用品選びに役立ててくださいね。
また、ベビー用品選びは、ママ任せのご家庭も多いと思いますが、出産前から夫婦で一緒にベビー用品を準備することで、どの時期に、どんなグッズがあると便利なのか、夫婦で共有することができ、赤ちゃんとの生活のイメージしやすくなると思います。
ぜひ、パパも一緒に、ベビーショップをのぞいてみてくださいね。