目次
べびちぇる編集部のリカです。
私が娘のおむつかぶれに四苦八苦した体験談をつづった「おむつかぶれ対策!赤ちゃんおしりシャワーでおしりを手軽に洗う」の記事ですが、毎日たくさんの方が読んでくださっています。(ありがとうございます。)
ということは、とてもたくさんのママたちが、赤ちゃんのおむつかぶれに悩んでいるということ。
そこで、今回は、おむつかぶれの原因と対策について紹介したいと思います。
今、赤ちゃんのおむつかぶれで悩んでいるママも、これから赤ちゃんが生まれるママも、ぜひ読んでみてください。
おむつかぶれとは
おむつかぶれとは、おむつと直接触れている肌の部分が炎症を起こして真っ赤になったり、ポツポツと小さな赤い湿疹ができたり、皮膚がただれたりする症状をいいます。
症状が悪化すると、おしり全体が真っ赤になったり、皮膚のただれた部分から血が出てしまうこともあります。
おむつかぶれになると、赤ちゃんはかゆみや痛みを感じて、泣いたりぐずったりします。
おむつかぶれの原因
おむつかぶれになる原因をまとめてみましょう。
- おしりに付着しているおしっこやうんちの成分によるかぶれ
- おしりを拭くときの摩擦によるかぶれ
- おしりが十分に乾いていないうちにおむつをはかせている
- 紙おむつの素材や布おむつの状態が赤ちゃんのお肌と相性が悪い
おむつかぶれは、こういった原因がいくつも絡み合って起きてしまいます。
赤ちゃんがおむつかぶれになってしまったら、ひとつひとつ原因を取りのぞいていきましょう。
原因1:おしりに付着しているおしっこやうんちの成分によるかぶれ
赤ちゃんのおむつかぶれ対策の基本は、赤ちゃんのおしりをいつも清潔にしておくことです。
おしっこやうんちに含まれているアンモニアや酵素などの成分の刺激で、お肌が弱い赤ちゃんはかぶれてしまいます。
また、おしっこやうんちをした後のおむつの中は、湿度があがり、ムレやすくなります。
ムレによって赤ちゃんの肌がふやけ、おしっこやうんちの成分による刺激を受けやすくなったり、カビの繁殖にもつながります。
1.おむつを頻繁に取り替えてあげる
おしっこやうんちがついたおむつを長時間はいていると、赤ちゃんのお肌には負担がかかってしまいます。
新生児の時期は、おしっこやうんちのにおいがあまり強くないので、においでは排泄したことに気がつかないこともあります。
赤ちゃんが、おしっこやうんちをしていないか、こまめにチェックしましょう。
特に、下痢のときのうんちは、皮膚への刺激がとても強いので注意が必要です。
また、おしっこには体内の老廃物など、お肌への刺激が強い成分が含まれており、しかも、時間が経つにつれ、その成分はますますお肌へのダメージを与えやすくなります。
最近のおむつは高機能で、1回のおしっこで漏れてくることはありませんし、ムレにくいようにも作られていますが、おしっこだけのときも、必ずおむつを替えてあげましょう。
2.おむつ交換の時におしりを洗ってあげる
おむつ交換時、おしり拭きシートでおしりをきれいに拭いてあげても、おしっこやうんちの成分を完全に拭き取ることはなかなかできません。
お肌が弱めな赤ちゃんの場合、おしりにごくわずかに付着しているおしっこやうんちの成分でかぶれてしまうことがあります。
そんな赤ちゃんには、おしり拭きシートを使わずに、おしりをシャワーで洗い流してあげるのが効果的です。
でも、おむつ交換のたびに、お風呂や洗面所に赤ちゃんを連れて行っておしりを洗ってあげるのは、ママにとってとてもハードですよね。

そんなママと赤ちゃんにおすすめのアイテムが、「リッチェル 赤ちゃんおしりシャワー」です。

使い方はとっても簡単!
ボトルにぬるま湯をいれて、赤ちゃんのおしりにかけてあげると、おしっこやうんちの汚れをスルっときれいに洗い流すことができます。
おむつの上でさっと使えるのも大助かりです。
いちいち、お風呂や洗面所へ行っておしりを洗わなくてもすむので、ママの負担がぐっと減りますよ。

赤ちゃんおしりシャワーの特徴
- ちょうど良い水圧。優しくお湯を出して赤ちゃんをびっくりさせない
- ピンポイントで洗いたいところにお湯をかけることができる
- 手で持ちやすいサイズ
- 紙おむつの上でさっと使える手軽さ
- 皮膚の間のおしっこやうんちもきれいにとれる
- かわいらしい見た目で、外出時に人に見られても恥ずかしくない
原因2:おしりを拭くときの摩擦によるかぶれ
おしりを拭くときの摩擦によるお肌への刺激もおむつかぶれの原因になります。
おしりを拭くときは、ゴシゴシこすらないようにそっと拭いてあげたり、お湯で洗い流してあげたりしましょう。
また、お湯で温めたガーゼやコットンでおしりを拭いてあげるのも効果的です。
原因3:おしりが十分に乾いていないうちにおむつをはかせている
お風呂あがりやおむつ交換のあと、赤ちゃんのおしりは湿っています。
十分におしりが乾かないうちにおむつをはかせると、おむつの中に湿気がこもってしまい、それが原因でおむつかぶれになってしまうことがあります。
お風呂あがりやおむつ交換のあとは、しばらくおむつをはずして、赤ちゃんのおしりを乾かしてあげましょう。
うちわでパタパタと乾かしてあげるのもおすすめです。
原因4:紙おむつの素材や布おむつの状態が赤ちゃんのお肌と相性が悪い
おしりはいつも清潔にしているし、おしりも優しく拭いてあげているし、おしりが乾いてからおむつをはかせているし…。
それでもおむつかぶれになってしまう場合は、使っているおむつと赤ちゃんのお肌との相性が悪いのかもしれません。
紙おむつの種類と赤ちゃんのお肌の相性が悪い場合
紙おむつメーカーの各社さんは、赤ちゃんのお肌に優しい素材でおむつをつくっていますが、赤ちゃんのお肌によっては、合う、合わないがあるようです。
今、使っているおむつとは別のメーカーさんのおむつも試してみましょう。
布おむつの状態が赤ちゃんのお肌と相性が悪い場合
布おむつの素材は綿や麻、バンブーなどいろいろな種類ものがありますが、どれも赤ちゃんのお肌に優しい素材であることが特徴です。
せっかくの優しい素材を活かすためにも、おむつが乾いたときに硬くなってしまわないように気をつけましょう。
布おむつはおしっこをした後の通気性はよくないので、おしりが蒸れてしまわないように、こまめにチェックしましょう。
おむつかぶれに悪戦苦闘したわたしのおむつ替え時のアイテム
娘のひどいおむつかぶれの対策に悪戦苦闘した、わたしのおむつ交換時のアイテムを紹介します。

数年ぶりにタンスから取り出したおむつ交換時のアイテム
赤ちゃんおしりシャワー
おむつ交換のたびに、ぬるま湯をいれて使っていました。
コンパクトなので、外出時にも持ち歩いていました。
ガーゼ
赤ちゃんおしりシャワーでおしりを洗ったあと、ガーゼで優しくトントンと拭いていました。
ガーゼがゴワゴワ、ガサガサにならないように、洗濯時はよくすすぎ、干すときは、陰干しにしたり、毛並みが寝ないように何度も振り回してから干したりと、気をつけていました。
うちわ
赤ちゃんおしりシャワーでおしりを洗ったあと、おしりを乾かすために夏場はうちわを使っていました。
小さいサイズのおむつ替えシート
「赤ちゃんおしりシャワー」でおしりにピューッとお湯をかけるので、お湯や汚れが飛び散らないように使っていました。
タオル
我が家はフローリングのため、娘をゴロンとしたときに痛くないように、おむつかえシートの上にひいていました。
お薬
おむつかぶれの基本対策を行っていても、頻繁に下痢が出たときなどはかぶれてしまうこともあり、病院で処方してもらったお薬を塗って治療しました。
ホームケアでなかなか治らないときは、皮膚科や小児科で相談してみましょう。
おむつかぶれの原因をひとつずつ取りのぞいてあげよう
おむつかぶれで真っ赤になった赤ちゃんの痛々しいおしりを見ると、ママの胸も痛みます。
おむつかぶれにはいろいろな原因がありますが、ひとつずつ原因となることを取りのぞいてあげましょう。
この記事で紹介した便利グッズ、赤ちゃんおしりシャワーもぜひ、使ってみてくださいね。