ベビーサークルはいつから使う?活用すべき理由と後悔しないための選び方を紹介

ベビーサークルで遊ぶ赤ちゃん

赤ちゃんの発育が進み行動範囲が広がってくると、家の中を動き回るようになりますが、赤ちゃん自身が最初から危険を回避するのは難しいです。そこで役立つのがベビーサークルです。

しかし、赤ちゃんの行動範囲を制限するため「発達に悪影響がでるのでは?」と心配する方もいるでしょう。

本記事では、ベビーサークルを使い始める時期や活用すべき理由を紹介します。

後悔しないベビーサークルの選び方も解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

ベビーサークルは生後6ヶ月~9ヶ月で使い始めることが多い

ベビーサークルは、赤ちゃんが活発に家の中を動き回る生後6ヶ月~9ヶ月に使い始める方が多いです。

厚生労働省の調査によると、生後7ヶ月~8ヶ月には約半数、9ヶ月~10ヶ月には90%以上の赤ちゃんが「はいはい」をします。

また生後9ヶ月~10ヶ月頃は80%以上の赤ちゃんがつかまり立ちしている時期です。

生後10ヶ月以降から使い始めてもよいですが、発育が進むにつれてベビーサークルに慣れにくく、入るのを嫌がり泣くことがあります。

赤ちゃんが寝返りを打ったりハイハイを始めたりする時期は、予想外の動きが増えるのと、赤ちゃんがサークル内で遊んだり休んだりするのに慣らす時間も考えて、ベビーサークルは早めに使い始めるのがおすすめです。

生後6ヶ月~9ヶ月頃を目安とし、発育に合わせて取り入れていきましょう。

参考:厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査の概況について(調査結果の概要)」

ベビーサークルは本当に必要?使うのがおすすめな理由を紹介

ベビーサークルは、移動できる範囲を限定することで赤ちゃんを危険から守れますが、ほかにもいくつかメリットはあります。

ベビーサークルを使うことをおすすめする理由は以下3つです。ベビーサークルが本当に必要なのか悩んでいる方は参考にしてください。

  • 赤ちゃんが目の届かない場所に行ってしまうことを防げる
  • 赤ちゃんが散らかしたおもちゃなどの片付けがかんたんになる
  • ペット・兄弟と適度な距離をとってトラブルを予防できる

赤ちゃんが目の届かない場所に行ってしまうことを防げる

ベビーサークルを使うことで、赤ちゃんが目の届かない場所に移動するのを防げます。家の中には、赤ちゃんにとって危険な場所がたくさんあり、触ってほしくない場所もあることでしょう。

常に赤ちゃんから目を離さず見守れる環境であればよいですが、家事などを考えるとずっと視線で追うのは現実的ではありません。

ベビーサークルのなかから危険なものを取り除き、赤ちゃんにとって安全な空間を作っておくと親も安心して家事・食事・休息ができます。

ベビーサークルを活用することは、赤ちゃんの安全だけでなく親の心の余裕にもつながるのです。

ワンオペ育児・体調不良で赤ちゃんを一時待機させたい時にも便利

ベビーサークルは、ワンオペ育児や体調不良の時に特に活躍します。

大人が一人で赤ちゃんの面倒をみるワンオペ育児の場合、赤ちゃんにつきっきりでは日常生活がままなりません。

また親が体調不良の時、動き回る赤ちゃんを追いかけて都度安全な場所に移動させるのは大変です。

ワンオペ育児や体調不良の時でも、ベビーサークル内に赤ちゃんがいてくれれば最低限の安全は確保できるため、家事をしたり自分の身体を休めたりする時間に充てられます。

赤ちゃんが散らかしたおもちゃなどの片付けがかんたんになる

ベビーサークル内で赤ちゃんが遊んでくれれば、散らかしたおもちゃなどの片付けがかんたんになるのもメリットです。

家具の隙間に入り込んだおもちゃを探したり、広範囲に散らかったおもちゃを歩いて拾ったりする手間がかからず、短時間で片付けが終わります。

遊び終わったあとにサークル内だけ片付ければよいため、どんなに散らかしてもストレスにならず、自由におもちゃで遊ばせられるでしょう。

またベビーサークルの外にはおもちゃがない状態になるため、きれいな部屋をキープできるのもうれしいポイントです。床に散らかったおもちゃを踏んで足を傷めることもありません。

ペット・兄弟と適度な距離をとってトラブルを予防できる

ベビーサークルは、ペットや兄弟がいる場合も重宝します。同じ空間にいてもサークルで仕切ることで、ペットや兄弟と適度な距離をとってトラブルが起こるのを避けられます

ペットが赤ちゃんに慣れていないと、かみついたりひっかいたりする場合があって危険です。逆に赤ちゃんが興味本位でペットの毛を引っ張ってしまい、トラブルにつながることもあるでしょう。

年の近い兄弟だと赤ちゃんが上の子のおもちゃを取ったり、作ったものを壊したりすることでけんかに発展する可能性があります。

まだ言葉がわからない赤ちゃんにいって聞かせるのは難しいため、物理的に距離をとることで互いにストレスなく過ごせるよう、環境を作ってあげるのがおすすめです。

これから使い始める方向け!ベビーサークルの選び方

ベビーサークルにはさまざまな種類がありますが、商品によって使い勝手が異なるため、どのような基準で選ぶかが重要です。

ここでは、これから使い始める方が後悔しないベビーサークルの選び方を4つ紹介します。

  • 赤ちゃんの成長(運動能力)に合わせて使い続けられるか
  • 設置・取り外しがかんたんで安全にも配慮した設計であるか
  • 住環境に合わせて形を自由に変えられる構造であるか
  • インテリアとしてなじみやすいデザインであるか

赤ちゃんの成長(運動能力)に合わせて使い続けられるか

ベビーサークルは、赤ちゃんの成長に合わせて使い続けられるものを選びましょう。

あまり動かない時期は小さめのベビーサークルで十分です。

しかし、「はいはい」や「つかまり立ち」をするようになると一気に行動範囲が広がり、小さいサークルだと物足りなくなります。

形や広さを変えられるベビーサークルなら、赤ちゃんの成長に合わせて使えるので便利です。買い替える必要がないため出費も抑えられるでしょう。

設置・取り外しがかんたんで安全にも配慮した設計であるか

ベビーサークルを選ぶ時は、シンプル設計で設置と取り外しがかんたんなものがおすすめです。

赤ちゃんのお世話をしながら作業する場合は、ドライバーやネジを使って組み立てるものや設置や取り外し方法が複雑なもの・時間がかかるものは避けましょう。

また、ベビーサークルは赤ちゃんの身近に設置するため「指を挟むようなすき間がない」「倒れにくく工夫されている」など、安全の確保も欠かせません。製品が安全面に配慮されて作られているかもよく確認してください。

住環境に合わせて形を自由に変えられる構造であるか

住環境に合わせて形を自由に変えられる構造のベビーサークルなら、ライフスタイルに合わせて柔軟な使い方が可能です。

例えば、扉があるベビーサークルなら赤ちゃんも大人も出入りしやすいように設置できます。

またベビーサークルの形を変えられると、テレビの邪魔にならないように配置したり空間を有効的に使えたりするため、生活に支障が出にくいです。

パーテーションとしても使えれば、キッチンに入ってきたりテレビ台を勝手に開けたりすることを防げます。

インテリアとしてなじみやすいデザインであるか

ベビーサークルは、インテリアとしてなじみやすいデザインや色味のものがおすすめです。サイズが大きく存在感があるベビーサークルは、圧迫感が出やすいです。

ベビーサークルは素材もさまざまです。温かみのある木材やすっきりした印象のプラスチックなど、材質によっても雰囲気が変わるため、好みのものを選びましょう。

使い始めのベビーサークルにはリッチェル「パーテーションにも使えるベビーサークル」

名称 パーテーションにも使えるベビーサークル6枚セット パーテーションにも使えるベビーサークル8枚セット パーテーションにも使えるベビーサークル10枚セット(ドア付)
対象月齢 5ヶ月~2歳頃 5ヶ月~2歳頃 5ヶ月~2歳頃
サイズ 150×78×60H(cm)※318×88.5×60H(cm) 150×150×60H(cm)※462×88.5×60H(cm) 222×150×60H(cm)※606×88.5×60H(cm)
詳細 公式ショップへ 公式ショップへ 公式ショップへ

※パーテーション時のサイズ

「パーテーションにも使えるベビーサークル」は、はいはいの時期は赤ちゃんを囲って安全な空間作りに、歩けるようになったら間仕切りやガードとしても使える商品です。

パネル数は6枚・8枚・10枚と豊富なラインナップで、部屋のサイズや赤ちゃんの成長に合わせて選べます。

倒れにくい脚や指挟み防止のキャップなど安全対策も万全なため、ベビーサークルが原因のケガの心配がありません。

組み立て方法は、軽くて丈夫なパネル同士を重ねて差し込むだけです。工具が苦手な方も一人でかんたんに組み立てられます。

安心して長く使えるベビーサークルを探している方におすすめです。

パーテーションにも使えるベビーサークルの詳細はこちら

 

リッチェル製品には追加パネルもあり成長に合わせてサイズを変えられる

パーテーションにも使えるベビーサークル別売りアイテム

リッチェルのベビーサークルには、後から追加でパネルを1枚単位で購入できるため、赤ちゃんの成長に応じて柔軟にサイズを変更できます。

また、ドアパネルを追加すると大人の出入りもらくらくです。赤ちゃんの移動範囲が広くなった時にはサイドパネルと合わせて、キッチンや階段を仕切るパーテーションとしても使えます。

自由にアレンジできるため、別の商品を買い直す必要がなく経済的に使えるでしょう。

【月齢別】ベビーサークルの使い方を紹介

ベビーサークルは月齢に応じた使い方があります。ベビーサークルを最大限に活用するために、月齢別の使い方を覚えておきましょう。ここでは月齢を以下2つに分けて紹介します。

  • 生後6ヶ月~12ヶ月
  • 1歳~2歳

生後6ヶ月~12ヶ月

生後6ヶ月~12ヶ月は、キッズスペースを作るためにベビーサークルを使います。

ベビーサークルで囲った中に、おもちゃを入れて遊ばせる使い方が一般的です。

またベビーサークル内をお昼寝スペースとして使うのもよいでしょう。特に兄弟がいる場合は、赤ちゃんを触ったり近くで大きな音を立てて遊んでしまったりすることも多々あります。

ベビーサークル内でお昼寝させると一定の距離を保て、ぐっすり眠りやすいです。

赤ちゃんが安心して過ごせる部屋づくりに関する詳しい情報を見る

1歳~2歳

生後13ヶ月(1歳)~24ヶ月(2歳)は、触ってはいけないものや行ってはいけない場所をガードするために使います。

タンスやテレビボードの前に置いて引き出しを開けないようにしたり、危険な物が多いキッチンに入れないようにする形で使いましょう。

1歳を過ぎると歩ける子も増え、行動範囲が一気に広がります。あらゆるものに興味を持ちサークルから出たがることがあるため、キッズスペースとしての使い方は難しくなりやすいです。

ベビーサークルを使う上での注意点

ベビーガードを掴む赤ちゃんの手

ベビーサークルを使う際には注意点があります。使い方を間違えると赤ちゃんを守るはずのベビーサークルが悪影響を与えることがあるため、十分気をつけてください。

ここでは以下3つの注意点を解説します。

  • サークルに入れっぱなしの状態でも目を離さない
  • サイズを適宜変えないと赤ちゃんに圧迫感を与えてしまう
  • 赤ちゃんの機嫌・性格によってはサークルを嫌がることがある

サークルに入れっぱなしの状態でも目を離さない

赤ちゃんがベビーサークル内にいるからといって、ずっと目を離していいわけではありません。

危険なものがなかったとしてもサークル内で転んだり、サークルにぶつかったりするリスクは回避できません。

発達段階によってはサークルを乗り越えようとする可能性もあります。赤ちゃんは予想外の行動をとることが多いので注意しましょう。

ベビーサークルの安全性を過信せず、可能な限り目を離さないようにしましょう。

サイズを適宜変えないと赤ちゃんに圧迫感を与えてしまう

ベビーサークルで作るキッズスペースのサイズは、適宜変えてあげましょう。赤ちゃんの成長に合わせてスペースを広げないと、圧迫感を与えてしまいます。

赤ちゃんが窮屈に感じて自由に遊べなくなると、行動範囲が狭くなり発達に影響が出ることもあるため注意してください。

はじめから大きめのベビーサークルを用意しておくのもよいですが、月齢が低いうちは空間のむだ遣いになってしまうため、サイズを変えられる商品がおすすめです。

さらに、赤ちゃんの興味や運動機能の発達を考慮して、サークルの使用をやめるタイミングを検討しましょう。

成長に応じて様々な身の周りのものに触れさせ、興味を持たせ、体験することも大切です。

赤ちゃんの機嫌・性格によってはサークルを嫌がることがある

赤ちゃんの機嫌や性格によっては、ベビーサークルを嫌がることがあります。サークルに囲まれる状況や親と離れることに対して嫌悪感を抱くのです。

嫌がっている状態でむりにベビーサークルに入れようとすると、以降も入ってくれなくなる可能性があります。

赤ちゃんがベビーサークルを嫌がる時は、機嫌がいい時に再度チャレンジしたりお父さんやお母さんも一緒にサークル内に入ったりして、少しずつ慣らしていきましょう。

ベビーサークルを活用し安全を確保して赤ちゃんの成長を見守りましょう

ベビーサークルを使い始めるのは、生後6ヶ月~9ヶ月頃です。ベビーサークルがあると、赤ちゃんが目の届かない場所に行くことや、ペットや兄弟とトラブルになることを防げます。

サークル内で散らかしたおもちゃを片付ける手間もかかりません。ただし使い方を間違えると、赤ちゃんの発達に悪影響が出ることがあります。

正常な発達を進めるためにも赤ちゃんの成長段階に合ったサイズに調整し、卒業時期が遅くならないようにしましょう。

リッチェルの「パーテーションにも使えるベビーサークル」なら赤ちゃんの安全に配慮しつつ、サイズ・使い方を柔軟に変更しながら使えます。成長に合わせたパーツの組み合わせで長く使えるのでおすすめです。

パーテーションにも使えるベビーサークルの詳細はこちら

 

ベビーサークルで遊ぶ赤ちゃん