赤ちゃん(新生児)を寝かせる方法を寝ない原因別に紹介!寝かしつけのコツも解説

赤ちゃんを寝かしつけるお母さん

「寝かしつけに時間がかかる」「寝るまで抱っこで手が痛い」「布団に置いたらすぐ起きる」など、赤ちゃんの寝かしつけに関して悩んでいるママやパパは多いでしょう。

特に新生児は1日の大半を寝て過ごしますが、眠りの性質上、長時間まとまって眠れません。

目を覚ます回数が多いため、スムーズに寝かしつけられないとママやパパへの負担が大きくなります。

そこで本記事では、赤ちゃんの睡眠の特徴、寝ない原因、寝かせる方法・コツなどを解説します。

赤ちゃんとの生活をより有意義なものにするためにも、寝かしつけに悩む方はぜひ参考にしてください。

赤ちゃん(新生児)の睡眠は大人とどう違う?睡眠時間を月齢別で紹介

寝ている赤ちゃん

赤ちゃんは、眠りの深さや睡眠サイクルが大人と違います。眠りにはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類あり、レム睡眠は眠りが浅い状態です。

大人の場合、レム睡眠の割合は全睡眠時間のうち15~20%ですが、赤ちゃんは50%と高い割合を占めているため、少しの物音や衝撃などで目を覚ましてしまいます。

また新生児は朝晩関係なく頻回な授乳が必要なことから、睡眠サイクルが確立していません

月齢が上がるにつれて、徐々にレム睡眠の割合が減り睡眠サイクルも安定するため、大人の睡眠に近づいてきます。

以下の月齢における睡眠時間をそれぞれ詳しく見ていきましょう。

  • 生後1ヶ月まで
  • 生後2ヶ月~12ヶ月(1歳)
  • 生後13ヶ月~36ヶ月(3歳)程度

生後1ヶ月まで

生後1ヶ月(新生児)までの赤ちゃんに必要な1日の睡眠時間は、16時間前後です。一般的には45分ほど覚醒した状態が続いたあと、1~3時間ほど眠ります。

生後1ヶ月までは1日のほとんどを寝て過ごしますが、昼夜問わず半分は眠りの浅いレム睡眠です。覚醒はしなくても3時間経たないうちに目を覚ます赤ちゃんも多くいます。

覚醒している時間から睡眠サイクルを考え、寝かし付けのタイミングを見計らいましょう。

生後2ヶ月~12ヶ月(1歳)

生後2~12ヶ月(1歳)の赤ちゃんは、1日に14~15時間程度の睡眠が必要です。月齢が上がるにつれ、1回の睡眠で長時間眠り、活動時間が長くなる赤ちゃんが増えてきます。

4ヶ月頃からは昼夜の区別がつき始めるため、夕方のお昼寝は30分程度にするなど生活リズムをより意識しましょう。

6ヶ月以降は、夜間の睡眠時間がぐんと長くなります。15時半以降のお昼寝を控えたり夜間の断乳を視野に入れたりしつつ、適切に睡眠できる工夫を施しましょう。

生後13ヶ月~36ヶ月(3歳)程度

生後13~36ヶ月(3歳)の1日に必要な睡眠時間は約12~13時間です。

1歳を過ぎると活動範囲が広がり運動量が増えます。徐々に睡眠サイクルが大人に近づき、夜間だけで10時間ほど眠れるようになる時期です。

夜間だけでは足りない睡眠時間を補えるように、お昼寝の時間を調整しましょう。

3歳頃には体力もついてくるため、お昼寝なしで1日過ごせる子もいます。十分な睡眠時間を確保できるように、就寝時間を決めて生活リズムを整えましょう。

赤ちゃんがなかなか寝ない時にほっとく・寝かしつけしないとどうなる?

寝かしつけで寝ない赤ちゃん

赤ちゃんがなかなか寝ない時、無理に寝かしつける必要はありません。一緒に遊ぶなどして一旦寝かしつけを中断するのも1つの手です。

しかし赤ちゃんが寝ずに不機嫌そうな時は、何らかの不快感を持っているケースが多いため、まずは寝つけない原因を見つけて対処しましょう。

周囲への騒音防止のためにも赤ちゃんに寄り添い安心させるのがおすすめです。

赤ちゃん(新生児)が寝ない時の原因と寝かせるための方法を紹介

寝れなくて泣いている赤ちゃん

赤ちゃんが寝ない原因と寝かしつけに効果的な方法を紹介します。原因がわからない時は試してください。

  • 親の存在を感じられなくて不安|一緒に添い寝する・寝るまでスキンシップをとる
  • お腹がすいている|母乳・ミルクをあげる
  • 排便・排尿しておむつの中が不快|おむつを換えてあげる
  • 暑すぎ・寒すぎ|室温・毛布・衣服で調整する
  • 周囲が騒がしい・明るい|静かで暗めの空間を作る
  • 寝すぎて眠くない|寝かしつけを切り上げる・お昼寝を減らす

親の存在を感じられなくて不安|一緒に添い寝する・寝るまでスキンシップをとる

赤ちゃんは親の存在を感じられないと不安になり、眠れなくなります。泣いたりぐずったりして不安であることを伝えようとするのです。

不安感で眠れなくなっている赤ちゃんには、一緒に添い寝するなど眠りにつけるまでスキンシップをとると安心して寝てくれます。

赤ちゃんの肌に触れてあげるとより効果的です。家事をしている間などそばにいるのが難しい時は、赤ちゃんから見える位置にいたり声をかけたりするだけでも効果があります。

お腹がすいている|母乳・ミルクをあげる

赤ちゃんはお腹が空いている時も寝られません。泣いていなくても、落ち着かない様子の時や口を動かしている時は、お腹が空いている可能性があります。

赤ちゃんの空腹のサインを見逃さずに、母乳やミルクをあげましょう。

ただし、赤ちゃんにとって授乳は生活リズムをつくるために重要なイベントです。

「泣き止まないから」「寝ないから」という理由だけで安易に授乳せず、時間帯を考慮するように気をつけましょう。

排便・排尿しておむつの中が不快|おむつを換えてあげる

排便や排尿していて、おむつの中を不快に感じている時も、赤ちゃんは機嫌が悪くなり寝つけません。肌荒れにもつながるため、おむつが汚れている時はすぐに取り替えてあげましょう。

毎回オムツの中を確認しなくても、においや重さなどで排便排尿の有無を確認できます。

お腹に違和感があり排便や排尿する前に泣くこともあるため、頻繁におむつをチェックしてすぐに交換できるようにしておきましょう。

暑すぎ・寒すぎ|室温・毛布・衣服で調整する

暑すぎたり寒すぎたりしていることで、寝られないケースもあります。赤ちゃんがいる空間は大人だけの場合よりも、シビアに室温管理しなければいけません。

赤ちゃんにとって最適な室温は冬だと20~25℃、夏だと冬よりも-4~5℃が目安になります。体感温度が変わるため、湿度は40~60%を維持しましょう。

赤ちゃんが背中に汗をかいている時は暑い、手足が冷たい時は寒いと判断できます。細かく温度調整できるように、毛布や衣服を活用しましょう。

参考:東京都福祉保健局健康安全部環境保健衛生課
参考:山口県立総合医療センター総合周産期母子医療センター

周囲が騒がしい・明るい|静かで暗めの空間を作る

音や明かりに敏感な赤ちゃんは、周囲が騒がしかったり明るかったりすると眠くてもうまく入眠できません。

改善するには、赤ちゃんを寝かせる部屋や場所をリビングや水回りから遠くする、遮光カーテンを活用するなどが有効です。

特にお昼寝の時は大きい物音を立てないようにして生活するのは大変ですが、深い眠りにつけば多少の物音では起きません。

寝かしつけのタイミングだけでも家族で協力して、赤ちゃんがよく眠れる静かで暗めの空間づくりを心がけましょう。

寝すぎて眠くない|寝かしつけを切り上げる・お昼寝を減らす

単に眠くないことが原因で寝かしつけに時間がかかることもあります。

特に機嫌が悪いわけでもなく眠そうな素振りがない時は、30分~1時間ほど様子を見ながら赤ちゃんのそばで付き合い、寝かしつけを切り上げてもいいでしょう。

成長とともに体力がついてきてお昼寝の時間が変わってきます。

その時々の状況に合わせてお昼寝を減らしたり日中に思い切り外遊びをさせたりして、寝かしつけのタイミングでぐっすり寝られるように工夫しましょう。

赤ちゃん(新生児)を寝かしつけるためのコツ

赤ちゃんと手を繋ぐ様子

赤ちゃんを寝かしつけるための3つのコツを紹介します。赤ちゃんに合った寝かしつけの方法を見つけるヒントになるため参考にしてください。

  • 授乳タイミングをはじめとして生活リズムを整えてあげる
  • 早く寝てくれる姿勢を見つける
  • 寝かしつけの際のルーティーン(スキンシップ)を作る

授乳タイミングをはじめとして生活リズムを整えてあげる

生活リズムを整えて入眠しやすいタイミングを作りましょう。特に授乳は、食事と同じ考え方で生活リズムを作る軸になります

赤ちゃんが落ち着くことから「寝かしつけ=授乳」の認識になっている方も多いですが、授乳はずっと続けられません。

授乳後一緒に遊ぶなどして睡眠までの時間を空けることで、授乳に頼らず寝かしつけられ、生活リズムを整えやすくなるでしょう。

また2ヶ月目以降は、赤ちゃんの体内時計を正常に機能させ昼夜の区別をつけるために夜間の授乳を控えた方がいいともいわれています。

参考:日本眠育推進協議会「子どもの眠りの役割と条件」

早く寝てくれる姿勢を見つける

赤ちゃんが早く寝てくれる姿勢を見つけましょう。例えば以下の姿勢を試してみてください。

  • 添い寝
  • お腹にうつ伏せ
  • 抱っこ

添い寝は親も楽な姿勢で赤ちゃんと密着できます。顔を近づけるなどさまざまな姿勢を試してみましょう。

お腹の上でうつぶせ寝するのが好きな赤ちゃんもいます。うつぶせ寝に限らず、普段はさせない姿勢でチャレンジしてみるのがおすすめです。

座りながら抱っこするのもいいでしょう。親の身体への負担も少なくなるため、寝かしつけのハードルが下がります。

寝かしつけの際のルーティーン(スキンシップ)を作る

寝かしつけの際のルーティーンを作ることも、早く寝かせるコツです。

抱っこや添い寝にプラスして、以下のようなスキンシップをルーティーン化し、赤ちゃんが早く寝てくれる方法を探しましょう。

  • 足踏みして優しく揺れる
  • お尻トントン
  • 耳を優しくなでる
  • こめかみをなでる

足踏みや揺れのリズム、トントンする場所や速さなどさまざまなバリエーションが考えられます。赤ちゃんと試行錯誤しながら最適な方法を見つけてください。

赤ちゃんの寝かしつけグッズ「スヤリー」を使ってお昼寝タイムを親子で快適に!

リッチェルのスヤリー
商品名 スヤリー
対象月齢 1ヶ月~24ヶ月頃
体重目安 13kgまで
サイズ 49×82.5×54・64・73H(cm)
詳細 公式ショップへ

スヤリー赤ちゃんをらくに寝かしつけられるバウンサーです。

以下4つのこだわりで、入眠しやすい空間を作り、赤ちゃんを深い眠りへといざないます。お昼寝の寝かしつけに悩んでいる方にぴったりの商品です。

  • フラットシートにお尻が沈み込んで寝やすい姿勢の「まんまるねんね」を実現
  • 足元まで隠れる幌で日中でもまっくらなお昼寝スペースを作れる
  • 優しく触れるだけで作れる自然な揺れで赤ちゃんの入眠をサポート
  • 全面メッシュシートで座面に熱がこもりにくく快適さを維持できる

スヤリーの詳細はこちら

 

フラットシートにお尻が沈み込んで寝やすい姿勢の「まんまるねんね」を実現

スヤリーはリクライニング付きで、背もたれの角度を17°・32°・47°の3段階に設定できます。角度を17°にするとシートがフラットになり、生後1ヶ月から使用可能です。

おしりが沈み込むシートの形状により「まんまるねんね」の体勢を自然に作れます。

「まんまるねんね」はお母さんのお腹の中の環境を再現するため、赤ちゃんが心地よく眠れる姿勢です。

お母さんやお父さんに横向きで抱っこされているような感覚になり、安心感も与えられます。

足元まで隠れる幌で日中でもまっくらなお昼寝スペースを作れる

スヤリーには遮光性の高い幌(ほろ)が付いているのも特長です。明るさに敏感な赤ちゃんには幌が欠かせません。

足もとまで覆える大きな幌が周囲の光をブロックし、まっくらな空間を作ります。

同じ部屋にいても赤ちゃんの寝床だけを暗くできるため、日中のお昼寝にも最適です。

シートから幌までは高さがあり、光や視線を遮りつつも赤ちゃんは圧迫感を感じません。幌は頭側へ手繰り寄せて赤ちゃんを覆う範囲を変えられるのも便利です。

優しく触れるだけで作れる自然な揺れで赤ちゃんの入眠をサポート

スヤリーに優しく触れると自然に揺れて、赤ちゃんの入眠をサポートします。赤ちゃんの状況や好みによって揺らし方を調整できるため、寝かしつけに効果的です。

寝ている途中で起きそうになった時にも、軽く揺らしてあげることで、再度眠りを誘い完全に目を覚ますのを防ぎます。赤ちゃんが自分で足などを動かして揺らすことも可能です。

スヤリーの揺れは電源を使いません。コードが邪魔にならず停電時にも問題なく使用できます。

全面メッシュシートで座面に熱がこもりにくく快適さを維持できる

スヤリーは全面メッシュシートで座面に熱がこもりにくくなっています。

「暑さ」は眠りの大敵ですが、全面メッシュシートが通気性を確保し暑い時期でも快適さを維持するため、ぐっすり眠れるでしょう。

赤ちゃんの背面が蒸れにくいため、汗っかきの赤ちゃんの肌荒れ防止にもつながります。

メッシュシートは取り外せて洗濯可能です。赤ちゃんは汗汚れだけでなく、ミルクの吐き戻しやオムツ漏れも頻繁に起きるため、簡単にお手入れできる点は大きなメリットといえるでしょう。

赤ちゃん(新生児)をスムーズに寝かしつけて親子で快適な時間を過ごしましょう

赤ちゃんに寄り添う母親

スムーズに寝かしつけするためには、まず赤ちゃんの不快感や不安感を取り除いてあげることを考えましょう。

寝かしつけのコツは生活リズムを整え、寝る時の姿勢やルーティーンを決めることです。

授乳のタイミングに気を付けながら、どうしたら心地よく入眠できるのか、赤ちゃんと一緒に見つけていきましょう。

寝かしつけに特化したバウンサー、スヤリーを使うのもおすすめです。

まんまるねんねを実現できるフラットシートや遮光性の高い幌、眠りを誘う優しい揺れなど、赤ちゃんの寝やすさに配慮されているため、寝かしつけ時の心強い見方になります。

寝かしつけに役立つ便利なアイテムを探している方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

スヤリーの公式ショップはこちら

 

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