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赤ちゃんの哺乳瓶拒否に悩む方は意外に少なくありません。実は、赤ちゃんが哺乳瓶を突然拒否するのは珍しいことではないのです。
しかし、赤ちゃんが哺乳瓶を拒否する理由はさまざまで、特定するのが難しいのも事実です。
本記事では赤ちゃんが哺乳瓶を拒否する理由と対処法を解説します。1つずつ試してみましょう。
また、赤ちゃんが哺乳瓶を拒否した場合に小児科を受診した方がいい症状も紹介します。哺乳瓶の拒否にお悩み中の方は参考にしてみてください。
赤ちゃんが哺乳瓶を拒否するのはなぜ?
哺乳瓶拒否を克服するには、赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がっている理由を想像し、対処していくしかありません。赤ちゃんが哺乳瓶を拒否する理由はおもに以下3つが考えられます。
- 哺乳瓶の乳首が飲みにくい
- ミルクの温度が熱すぎる・冷たすぎる
- ミルクの味を嫌がっている
それぞれ簡単な対処法も合わせて解説します。
哺乳瓶の乳首が飲みにくい
赤ちゃんは哺乳瓶の乳首が飲みにくいと、哺乳瓶を拒否することがあります。赤ちゃんが飲みにくさを感じる原因は「乳首の感触が嫌い」「乳首のサイズが合わない」などさまざまです。
赤ちゃんは日々成長し、乳首を吸う力が強くなってきたり口が大きくなってきたりします。そのため昨日までは順調にミルクを飲んでいたのに、突然哺乳瓶を拒否することがあるのです。
飲みにくさを感じて哺乳瓶を拒否している時は、哺乳瓶や乳首を変えることで改善する可能性があります。赤ちゃんの成長に応じて飲みやすい飲み口に変えてあげましょう。
ミルクの温度が熱すぎる・冷たすぎる
赤ちゃんが好むミルクの温度は、母乳と同じ人肌程度です。赤ちゃんはミルクを口にした時、温度に違和感を持つと嫌がる傾向があります。
とくに寒い時期は、乳首が冷たかったり途中でミルクの温度が下がったりすることで、哺乳瓶を拒否するケースがあるため注意しましょう。
また手首でミルクの温度を確認する場合、手首が冷えていれば、普段より低い温度になっていることもあります。
ミルクが冷めないように保温したりいつもより高い温度で調乳したりと時期に応じて対策しましょう。
ミルクの味を嫌がっている
赤ちゃんは、ミルクの味を嫌がって哺乳瓶を拒否することもあります。赤ちゃんが味をわかるようになるのは、生後1~3ヶ月頃です。
味がわかり好みが出てくると、同じミルクでも突然飲まなくなることがあります。
ミルクの味を嫌がっている時は、粉ミルクのメーカーやミルクを溶かす水を変えて調乳してみましょう。
搾乳できる場合は、搾乳したものを哺乳瓶で飲ませてみてください。赤ちゃんが拒否せず哺乳瓶で飲んでくれたら、哺乳瓶自体には問題がないとわかります。
ミルクの味や温度を変えて試してみましょう。
赤ちゃんの哺乳瓶拒否は克服させるべき?完全母乳でもいいのか解説
赤ちゃんの状態や家庭の状況に問題がなければ、母乳育児を続けることも選択肢の1つです。赤ちゃんの哺乳瓶拒否は、以下のケースを除き無理に克服させる必要はありません。
- 母乳が十分にでている
- 母乳だけで適切に体重が増えている
- 母乳だけで月齢の基準通りの頻度で便や尿が排泄されている
- もうすぐ離乳食がはじまる
- 哺乳瓶拒否による不都合がない
- 母乳育児にストレスを感じていない
母乳の出が悪い、保育園に預けたい、頻回授乳で精神的にストレスを感じているなど哺乳瓶拒否を克服させたい方は、根気強くさまざまな対処法を試していきましょう。
赤ちゃんが哺乳瓶を拒否した時の治し方(対処法)を紹介
ここでは赤ちゃんの哺乳瓶拒否の治し方を紹介します。赤ちゃんの哺乳瓶拒否が治らず悩んでいる方は、以下5つの対処法を試してみましょう。
- 赤ちゃんの空腹を待ってから飲ませる
- 普段とちがう人がミルクをあげてみる
- 普段使用している哺乳瓶から別のメーカーのものに変えてみる
- 哺乳瓶の消毒・洗浄のやり方を変える
- 哺乳瓶以外のもので飲ませてみる
順に解説します。
赤ちゃんの空腹を待ってから飲ませる
赤ちゃんが哺乳瓶を拒否する時は、しっかりお腹を空かせてから飲ませてみましょう。ミルクをあげる時間がきても、空腹を強く訴えるまで少しだけミルクをあげるのを待ちます。
哺乳瓶に違和感を持ったとしても、空腹時であれば飲んでくれるかもしれません。一度でも哺乳瓶から飲んでくれると、赤ちゃんが哺乳瓶に慣れて抵抗感は徐々に減っていくでしょう。
普段とちがう人がミルクをあげてみる
赤ちゃんが母乳を好んでいる場合、ママが哺乳瓶でミルクをあげようとしても飲まないケースがあります。
赤ちゃんはママのことを「おっぱいをくれる人」と認識し、おっぱいにこだわってしまう可能性があるためです。
ママ以外の方がミルクをあげることで「ミルク=おっぱい」の認識が変わり、哺乳瓶で飲んでくれるきっかけになるかもしれません。
普段使用している哺乳瓶から別のメーカーのものに変えてみる
いつもと違うメーカーの哺乳瓶にすると飲んでくれるケースもあります。これは、赤ちゃんの成長とともに飲みやすい哺乳瓶や乳首が変わるためです。
「産院では哺乳瓶でミルクを飲んでいた」「搾乳したものなら哺乳瓶で飲む」など、哺乳瓶自体に抵抗がない場合は哺乳瓶との相性の悪さから拒否することがあります。
また、哺乳瓶との相性が悪くなかったとしても、飲み心地に飽きて突然哺乳瓶を拒否することもあるでしょう。一度メーカーを変えて試してみましょう。
哺乳瓶の消毒・洗浄のやり方を変える
哺乳瓶の洗浄や消毒のやり方を変えてみましょう。哺乳瓶を洗う時に使う洗剤や消毒液は、ものによって独特なにおいが付くことがあります。
香料が含まれていない洗剤を使ったり、薬液を使わず煮沸や電子レンジでの消毒方法に変えたりすることで、哺乳瓶拒否を改善できるかもしれません。
においに敏感な赤ちゃんには高い効果が期待できるでしょう。
哺乳瓶以外のもので飲ませてみる
哺乳瓶以外のものでミルクを飲ませてみるのも有効です。哺乳瓶以外のものでミルクを飲めるようになると「おっぱいからしかミルクを飲まない」という状況を打破できます。
たとえば、生後2か月くらいからはコップ・スプーン・スポイトを試してみましょう。生後5か月くらいからはスパウトマグ、7か月くらいからはストローマグがおすすめです。
赤ちゃんの哺乳瓶拒否にお困りならリッチェルのはなえみシリーズをお試しください
赤ちゃんの哺乳瓶拒否で新たに哺乳瓶の購入を検討している方は、リッチェルのはなえみシリーズがおすすめです。
リッチェルのはなえみシリーズは、飲みやすさだけでなく、ミルクの作りやすさや哺乳瓶のお手入れしやすさにも配慮されています。具体的なおすすめポイントは以下3点です。
- 赤ちゃんの発育に合わせて吸いやすさを調整できる乳首
- ミルクを作りやすい広口・円すい型の瓶でお手入れも楽々
- 丈夫で洗浄・消毒にも便利な素材を採用
詳しくみていきましょう。
赤ちゃんの発育に合わせて吸いやすさを調整できる乳首
リッチェルはなえみシリーズは、乳首へのこだわりが満載です。吸い穴は赤ちゃんの吸う力に合わせて変更でき、ミルクが出てくる量を調整できるため、赤ちゃんのペースでミルクを飲めます。
また、赤ちゃんがくわえやすいぷっくりした形状の乳首は、つぶれ防止の独自設計が施されています。赤ちゃんの口にあたる部分には、小さな突起が並んでおり、口内を刺激し飽きさせません。
はなえみシリーズは、実際に利用したママの9割以上が飲んでくれやすいと答えています(※)。哺乳瓶拒否の赤ちゃんにこそ試してほしい哺乳瓶です。
※リッチェル調べN-105 2023年8月~2024年2月調査
ミルクを作りやすい広口・円すい型の瓶でお手入れも楽々
リッチェルはなえみシリーズは、赤ちゃんだけでなくママやパパにとっても使いやすく工夫されています。はなえみシリーズのボトルは広口タイプの円すい型です。
ミルクを入れやすく振り混ぜやすいため、ストレスなく調乳できます。隅まで洗いやすい形状で清潔に使えるのもうれしいポイントです。
授乳タイムは1日に何度もあります。ミルク作りや哺乳瓶のお手入れを少しでも楽にしたい方は、はなえみシリーズがおすすめです。
丈夫で洗浄・消毒にも便利な素材を採用
リッチェルはなえみシリーズの哺乳瓶は、ガラス製とプラスチック製の2種類あります。どちらも耐熱性のため、薬液による消毒のほか、煮沸や電子レンジを使った消毒も可能です。
ガラス製は傷がつきにくいため、傷に汚れや細菌が入り込むことなく衛生的に使えます。
プラスチック製はPPSU(ポリフェニルサルホン)と呼ばれる耐久性の高い素材が採用されているため、割れる心配がありません。
はなえみシリーズは耐久性と耐熱性を兼ね備えており、長く安心して使えます。
リッチェルのはなえみシリーズを用途別に紹介
リッチェルのはなえみシリーズについて用途別に紹介します。材質の違いにより異なる特徴があるため、1つずつ見ていきましょう。
- はなえみPPSU哺乳びん
- はなえみガラス哺乳びん
順に解説します。
はなえみ PPSU哺乳びん|お出かけにぴったり
はなえみPPSU哺乳びん160mL | はなえみPPSU哺乳びん240mL | |
価格(税込) | 2,200円 | 2,310円 |
最大目盛容量 | 160mL | 240mL |
対象月齢 | 0ヶ月頃~ | 3ヶ月頃~ |
サイズ | φ6.6×13H(cm) | φ6.8×15.2H(cm) |
煮沸・薬液 | 〇 | 〇 |
詳細 | 公式ショップへ | 公式ショップへ |
はなえみPPSU哺乳びんは、おでかけに便利なプラスチック製です。乳首やボトルの形状は同シリーズのガラス哺乳びんと変わりません。
はなえみPPSU哺乳びんは軽い素材で持ち運びやすく、落としたりぶつけたりしても割れにくい耐久性を兼ね備えています。外出が増えてくる月齢の赤ちゃんにおすすめです。
また、はなえみPPSU哺乳びんは淡いグリーンカラーがポイントで、ボトルには可憐なかすみそうが描かれています。
はなえみ ガラス哺乳びん|おうち用に便利
はなえみガラス哺乳びん160mL | はなえみガラス哺乳びん240mL | |
価格(税込) | 2,090円 | 2,200円 |
最大目盛り容量 | 160mL | 240mL |
対象月齢 | 0ヶ月頃~ | 3ヶ月頃~ |
サイズ | φ6.6×13.9H(cm) | φ7×16.5H(cm) |
煮沸・薬液 | 〇 | 〇 |
詳細 | 公式ショップへ | 公式ショップへ |
はなえみガラス哺乳びんは、ミルクを冷ましやすい耐熱ガラスでできています。
PPSU哺乳びんよりも重さは感じますが、傷つきにくいことからしっかり洗浄と除菌ができ、汚れやにおいが落ちやすいのが特長です。
はなえみガラス哺乳びんは衛生的に使えるため、外出が少ない新生児やにおいに敏感な赤ちゃんに向いています。
はなえみガラス哺乳瓶は淡いブルーカラーがポイントです。ボトルにはマトリカリアというキク科の花が描かれています。
リッチェルのHE哺乳びん用ステップアップパーツで成長してもずっと飲みやすく!
HE哺乳びん用ステップアップパーツ | |
価格(税込) | 1,100円 |
容量 | 160mL・240mLに対応可※要調節 |
対象月齢 | 7ヶ月頃~ |
サイズ | 95mm以上(ストローの長さ) |
食器洗い乾燥機 | 〇 |
煮沸・薬液 | 〇 |
詳細 | 公式ショップへ |
HE哺乳びん用ステップアップパーツは、リッチェルはなえみPPSU哺乳びん用のステップアップパーツです。
PPSU哺乳びんの乳首をHE哺乳びん用ステップアップパーツに付け替えることで、生後7ヶ月頃から使えるストローマグに変えられます。
完全に授乳期を過ぎた赤ちゃんはもちろんのこと、哺乳瓶拒否でストローマグを一度試したい時にも便利なアイテムです。
ステップアップパーツがあれば、赤ちゃんが成長しても、使い慣れている愛着のあるボトルを使い続けられます。新しくストローマグを購入するより、経済的な負担も少なく済むでしょう。
赤ちゃんが哺乳瓶を拒否している時に注意が必要な症状を紹介
赤ちゃんが哺乳瓶を拒否している時に、気になることがあれば早めにかかりつけの小児科で診てもらいましょう。とくに以下2つの症状がある時は注意が必要です。
- 赤ちゃんの体重がなかなか増えない・減っていく
- 赤ちゃんの元気がない
順にみていきましょう。
赤ちゃんの体重がなかなか増えない・減っていく
赤ちゃんの体重がなかなか増えなかったり平均体重を下回ったりする時は、十分な栄養が摂れていないのかもしれません。とくに体重が減っていく時は早めの受診をおすすめします。
哺乳瓶を拒否していても、母乳で体重が適正に増えていれば深刻に考える必要はないでしょう。離乳食が順調に進んでいて体重や体調に問題ない時も心配ありません。
体重の増えが心配な方は、厚生労働省と文部科学省で作成された発育曲線を参考にしてください。
赤ちゃんの元気がない
赤ちゃんがぐったりしていて元気がない時は、身体の不調が原因で哺乳瓶を拒否しているのかもしれません。
元気がある場合でも、おしっこの回数が少なかったり便の状態がいつもと違ったりする時は、かかりつけの小児科を受診してください。
赤ちゃんが哺乳瓶を拒否していても、ほかに変わった様子がないようであれば慌てる必要はないでしょう。
しかし、普段の様子と違うなど違和感を持ったら早めに医師に相談して対処することが大切です。
赤ちゃんが哺乳瓶を拒否する理由を慎重に見分けて適切な対処法を探りましょう
赤ちゃんの哺乳瓶拒否の対処法は、哺乳瓶を拒否する理由によって効果的な方法が異なります。
ミルクの温度管理など自宅でできる方法を試しても克服できない時は、哺乳瓶を変えてみるのも1つの手です。
リッチェルのはなえみシリーズは、こだわり満載の乳首で赤ちゃんが飲みやすいように設計されています。ガラス哺乳びんとPPSU哺乳びんの2種類あり、好みやライフスタイルによって選択可能です。
広口タイプでミルクを作りやすくお手入れもしやすいため、きっと手放せないアイテムになるでしょう。哺乳瓶拒否にお悩みの方はぜひお試しください。