ストローマグはいつから使える?赤ちゃんに合ったマグの選び方や使う時の注意点を解説

赤ちゃんがある程度成長して水やお茶を飲むようになると、ストローマグを検討し始める方が増えてきます。

「ストローマグはいつ頃から始める?」
「コップ飲みの前にストロー飲みを練習しても良い?」
「ストローマグはどのようなものがおすすめ?」

赤ちゃん用のマグにはさまざまなタイプの商品があるため、初めてのストローマグに上記の疑問をもつ方も多いです。

そこで本記事ではストローマグが使える時期やメリット、コップ飲みとの順序について解説します。ストローマグの選び方も紹介するため、ぜひ参考にしてください。

ストローマグはいつからいつまで使える?

ストローマグは生後5ヶ月~6ヶ月頃に使い始め、おおよそ2歳頃までに卒業する子が大半です。

使い始める時期が早すぎると発育が追い付かず、習得までに時間がかかりやすいため、離乳食を始めるタイミングが目安となります。

ベビーマグの種類やメリットなどマグ選びに必要な情報はよく調べて、購入を検討しましょう。

完母の場合でもストローマグを使い始めた方がいい?

完母(完全母乳)の場合も、生後5ヶ月~6ヶ月頃から徐々にストローマグに移行させましょう。

完母だと哺乳瓶を日常的に使っていないため、ストローマグに嫌悪感を抱く赤ちゃんも多くいます。

拒否反応が見られる場合は一旦ストローマグの練習を止めて、ストローよりも飲み口が広く飲みやすい練習用のスパウトマグやスプーンなどを使って慣らしていくと成功しやすいです。

お子さんの成長に合わせて、様子を見ながら少しずつ練習を始めましょう。

ストロー飲みはよくない?コップ飲みの練習を優先させる方がいいか解説

コップ飲みを練習する赤ちゃん

ストローで飲むことは赤ちゃんの発育によくないと聞いたことがある方もいるでしょう。

コップで飲む方法よりもストローの使い方を先に習得させることは、専門家でも賛否が分かれています。

そのためコップ飲みとストロー飲みの優劣よりも、成長に合わせて練習を始め、赤ちゃんが慣れてきた方を優先して進めましょう。

ストロー飲み先派とコップ飲み先派のそれぞれの考え方についても、調べてある程度理解しておくと、どちらを練習させるか判断しやすくなります。

赤ちゃんとのおでかけに便利!ストローマグを使うメリット

赤ちゃんとおでかけする際にストローマグがあると便利です。ここではストローマグを使うメリットを3つ紹介します。

  • どこでも水分補給がサッとでき熱中症や脱水症状を予防できる
  • 自然にお口周りの筋肉の発達・ストロー飲みの練習につながる
  • 人混みや公共交通機関で赤ちゃんがぐずった時の対策になる

どこでも水分補給がサッとでき熱中症、脱水症状を予防できる

ストローマグを持ち歩くと、出先でも手軽に水分補給でき熱中症、脱水症状を予防できます。

赤ちゃんは体温調整機能が未発達なため、脱水症状を起こしやすいです。真夏だけでなく暑さに慣れていない初夏や残暑がある秋頃まで、熱中症に注意しなければいけません。

自分でのどの渇きや暑さを伝えられないからこそ、いつでも水分補給できるようにストローマグを活用しましょう。

自然にお口周りの筋肉の発達・ストロー飲みの練習につながる

ストローマグを持ち歩き水分補給のたびに使うことで、大人と同じようにストローで飲む練習につながります。

赤ちゃんが飲みやすいストローマグは、ストローの使い方の練習に最適です。

練習の試行回数が多いほどストロー飲みの上達も早くなるため、ストローマグを使って飲む時の口や舌の動きを覚えさせましょう。

また、ストロー飲みの練習は赤ちゃんの口周りの筋肉も鍛えられます。

人混みや公共交通機関で赤ちゃんがぐずった時の対策になる

ストローマグは、人混みや公共交通機関など周りに迷惑をかけたくない場所で、赤ちゃんがぐずった時にも役立ちます。

ストローマグを使って自分で飲むことで気持ちを落ち着かせたり気分を切り替えたりして、機嫌が直ることがあるためです。

さらにストローマグで飲むことは、飛行機に乗った時の耳抜きにも効果があります。

耳抜き対策にはさまざまな方法がありますが、ストローマグなら余計な荷物を増やさずに赤ちゃんでも耳抜きが簡単にできます。

はじめてのストローマグ選びのポイント

初めて使うストローマグを選ぶ際のポイントを5つ紹介します。どのようなストローマグにするか悩んでいる方は参考にしてください。

  • ハンドル付きで飲む練習にも使いやすい
  • 飲み口・ふたがかんたんに開閉できてお手入れもしやすい
  • 中身の残量・状態が確認しやすい容器の仕様である
  • 入れた飲み物がこぼれにくい(漏れにくい)構造である
  • 成長に合わせて飲み口を交換することで長く使い続けられる

ハンドル付きで飲む練習にも使いやすいか

ハンドル付きで赤ちゃんが自分で持って飲みやすいものを選びましょう。

赤ちゃんが持ちやすいハンドル付きのストローマグなら、自分で持って飲む練習ができます。両手で持てるように両側に大きめのハンドルが付いているストローマグがおすすめです。

飲み口・ふたが簡単に開閉できてお手入れもしやすいか

飲み口やふたの開閉が簡単で、お手入れしやすいものを選びましょう。飲み口やふたが固く開閉しにくいものだと、使うたびにストレスがかかります。

またストローマグは頻繁に使うため、お手入れのしやすさは重要なポイントです。部品が多い・構造が複雑などのストローマグは洗浄するのに手間がかかります。

赤ちゃんが使うものだからこそ、清潔さを維持しやすい形状・構造のストローマグを用意しましょう。

中身の残量・状態が確認しやすい容器の仕様であるか

容器部分が透明になっていれば、中身の残量や状態を確認できます。都度ふたを開けなくても残量を確かめられるため、補充のタイミングを逃しません。

赤ちゃんが1回の水分補給でどのくらいの量を飲んでいるのかも一目瞭然です。

また商品によっては、赤ちゃんの口に残っていた食べ物などが容器に逆流しやすいものもあります。

容器が透明なら中身が汚れた状態になっていることに気がつきやすく、衛生的に使えるでしょう。

入れた飲み物がこぼれにくい(漏れにくい)構造であるか

ストローマグは外出時に持ち歩くことも多いため、中身がこぼれたり漏れたりしにくい構造のものを選びましょう。

ストローマグの飲み物がこぼれる原因の1つが、容器の内側と外側の温度差による空気の膨張です。

内側の温度が高まると容器内の空気が膨張し圧力が高まり、ふたを開けたタイミングで飲み物が溢れ出ます。

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アスター おでかけストローマグ
商品名 アスター おでかけストローマグ 320
対象月齢 7ヶ月頃~
サイズ 12.4×7.6×13.8H(cm)
最大目盛容量 320mL
食器洗い乾燥
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詳細 公式ショップへ

アスター おでかけストローマグ 320は、機能性とデザイン性を兼ね備えた、持ち歩きにぴったりのマグです。

ストロー部分の独自の空気弁により、ふたが開いたまま放置しなければ、倒れても漏れない(誤使用・破損・経年劣化を除く)構造になっています。

中のストローはボトルの手前にあるため、飲み切りやすいのもポイントです。赤ちゃんでも持ちやすい形状のハンドルは、簡単に取り外せてかさ張らずに持ち運べます。

大人も気分が上がるスタイリッシュなくすみカラーで、赤ちゃんとのお出かけがより楽しくなるでしょう。大容量なので長く使えるストローマグとしておすすめです。

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赤ちゃん向けストローマグを使用する際の注意点

赤ちゃん向けのストローマグを使用する際には、以下5つの注意点があります。練習を始める前に覚えておきましょう。

  • ストロー飲みが自分でうまくできないうちはスムーズに飲めないことが多い
  • 中身の温度は常温をベースに水・お茶など飲みなれたものを選ぶ
  • ストローマグを使っている最中は赤ちゃんから目を離さない
  • 使い終わったら都度洗って清潔さを保っておく
  • 体調・機嫌がよくない時に無理に飲ませようとしない

ストロー飲みが自分でうまくできないうちはスムーズに飲めないことが多い

ストローマグで飲むのは、口や舌の筋肉の動かし方が難しく、はじめはうまくできない赤ちゃんが大半です。

ある程度、練習用のマグでストローの感覚をつかんでからストローマグで実践してください。

日常的に練習していると1歳ごろにはスムーズにストローを使って飲めるようになるでしょう。

ストローで飲むのが上達しない場合は、少し難易度を下げてスパウトマグや紙パック飲料のストロー飲みから、徐々に慣らしていくのがおすすめです。

ストロー飲みの練習手順に関する詳しい情報を見る

中身の温度は常温をベースに水・お茶など飲み慣れたものを選ぶ

ストローマグの中身は常温の水やお茶など、普段から飲みなれているものを選びましょう。長時間中身を変えられない場合は、悪くなりにくいものを入れてください。

飲み物が熱かったり冷たかったりすると、驚いて吐き出してしまいます。また、温かいと漏れやすくなるため、常温に戻してからストローマグに入れましょう。

ストローマグを使っている最中は赤ちゃんから目を離さない

ストローマグを使っている最中は、赤ちゃんから目を離さないでください。

柔らかい素材だったとしても、細長いストローがのどの奥や鼻に入ったり目にあたったりと、危険な目に遭う可能性があります。

赤ちゃんは想定外の動きをすることが多いです。「慣れてきたから大丈夫だろう」と過信するのではなく、必ずそばで見守ってあげましょう。

水分補給するタイミング以外は、赤ちゃんの手が届かない場所に置いておくことも大切です。

使い終わったら都度洗って清潔さを保っておく

ストローマグを使い終わったら、都度洗って清潔さを保ちましょう。特に飲み口など赤ちゃんの口に直接触れる部分は入念に洗ってください。

一般的な洗剤に抵抗がある方は、市販されている赤ちゃん用洗剤を使うのも良いでしょう。

パッキンやパッキンがはまる溝・容器の奥・ストローの内部は手が届きにくく、洗いにくいです。

隅々まで洗い残しがないように専用のブラシなどを使いましょう。定期的に除菌すると清潔さを維持しやすいです。

体調・機嫌がよくない時に無理に飲ませようとしない

赤ちゃんの体調や機嫌がよくない時は、無理にストローマグで飲ませようとしてはいけません。

ストローマグに対して抵抗感がなかったとしても、気分がのらない時に無理に飲ませようとすると、マグを使って飲む行為自体が嫌いになってしまう可能性があります。

特に体調が悪い時は、水分補給しやすい別の方法に切り替えましょう。ストローマグの練習段階のうちは、赤ちゃんのやる気をそがないことが大切です。

赤ちゃんの様子を見ながら、練習のタイミングを見計らいましょう。

自分の子がうまくストローマグを使えなくても焦らなくてよい

ストローで飲む子を見つめる母親

自分の子がうまくストローマグを使えなくても焦る必要はありません。周りの子と比較して心配になるかもしれませんが、ほかの方法で水分補給できていれば大丈夫です。

練習を始める時期や上達スピード、卒業のタイミングは、個人差があります。あくまでも目安のため、焦らずゆっくり見守ることが親の役目です。

少しでもうまくできたことがあれば、たくさん褒めて、楽しく練習できる環境を作ってあげましょう。

赤ちゃんの使い始めのストローマグは慎重に選びましょう

ストローマグは生後5ヶ月~6ヶ月頃が使い始めの目安です。

ストローマグが使えると、外出先でも手軽に水分補給がしやすいため、熱中症や脱水症状を予防できます。

出先で赤ちゃんがぐずった時に気分転換させられるのもメリットといえるでしょう。

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