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赤ちゃんが自分で食べる練習を始める時期については「いつから始めるべきか」「どうやって教えればいいのか」と悩む方も多いでしょう。
赤ちゃんが自分で食べられるようになるまでには、少しずつ成長のステップを踏んでいくものです。
一般的に手づかみ食べは8〜9ヶ月頃から、スプーンやフォークの使用は1歳前後から、お箸の練習は3歳頃からが目安です。
本記事では、赤ちゃんが自分で食べる練習を始めるタイミングや、スムーズに進めるためのコツを詳しく解説します。
また各段階での注意点や、おすすめの練習方法についても触れています。
赤ちゃんの成長に合わせた適切なサポートで楽しい食事時間を作りましょう。
赤ちゃんに自分で食べる練習をさせるのはいつから?上手く進めるコツも紹介

赤ちゃんが自分で食べる練習を始めるのは、一般的に8~9ヶ月頃が目安です。段階的に進めていくことで、スムーズに自立した食事へと移行できます。
- 手づかみ食べ(8ヶ月~11ヶ月)
- スプーン・フォーク(1歳~2歳)
- 箸(3歳~)
1.手づかみ食べ(8ヶ月~11ヶ月)
赤ちゃんの手づかみ食べは、自分で食べるスキルを育てる大切な最初のステップで、生後8〜9ヶ月頃の離乳食後期から始めるのが一般的です。
この時期は、赤ちゃんの手や指の動きが発達し、物をつかむ力がぐんと成長します。
食べ物に興味を示したり、自分でつかもうとしたりする様子が見られたら、手づかみ食べを始める合図です。
手づかみ食べをスムーズに始めるために、以下のポイントを意識しましょう。
- 柔らかくて小さい食材を選ぶ
- 赤ちゃんが握りやすいスティック状や一口サイズにカットする
- カラフルな野菜など見た目も楽しめる工夫をプラスする
- 食べる量は少しずつ、赤ちゃんのペースに合わせて調整する
最初は食材で遊んでいるように見えるかもしれませんが、これも「食べる」ことを学ぶ大切なプロセスです。焦らず見守りましょう。
2.スプーン・フォーク(1歳~2歳)
スプーンやフォークの練習は、自分で食べる力をさらに育てる大切なステップで、1歳前後から始めるのが一般的です。
この頃になると自我が芽生え「自分でやりたい!」という意欲が高まります。手づかみ食べに慣れ、指先の動きが上手になってきたら、スプーンやフォークの練習をスタートしましょう。
練習をスムーズに進めるためのポイントはこちらです。
- 赤ちゃんが握りやすい太さや長さのスプーン・フォークを選ぶ
- 最初は大人が手を添えて使い方を教える
- すくいやすいおかゆやヨーグルトなどの食材から始める
- 食器は滑りにくい素材や滑り止め付きのものを使う
練習中は食べ物をこぼしてしまうことが多いですが、エプロンの着用や床にシートを敷くなど安心して練習できる環境を整えましょう。
3.お箸(3歳~)
お箸を使う練習は、3歳頃から始めるのが一般的です。
この頃になると指先の細かい動きができるようになり、複雑な道具を扱う力が発達してきます。
ただし、お箸の練習を始めるタイミングには個人差があるため、まずはスプーンやフォークがしっかり使えるようにしましょう。
子どもがお箸に興味を示し、自分で使ってみたいという意欲を見せたタイミングで始めるとスムーズに進められます。
お箸の練習を始める際は、以下のポイントを意識しましょう。
- 子どもの手に合った短い箸や練習用箸を選ぶ
- 最初は食材をつまむ基本的な動作から練習を始める
- 大人が手本を見せながら、正しい持ち方や使い方を教える
箸の練習は難しく習得までに時間がかかります。焦らず、子どものペースに合わせてゆっくりと進めましょう。
赤ちゃんがスプーン・フォークを使って自分で食べる練習をするのにおすすめ!トライシリーズ
リッチェルのトライシリーズならやわらかい素材と持ちやすい形状が特徴で、赤ちゃんが自分で食べる意欲を引き出せるよう工夫されています。
スプーン・フォーク

名称 | にぎり持ちスプーン・フォーク(ケース付) | つまみ持ちスプーン・フォーク(ケース付) | おはし持ちスプーン・フォーク | おはし持ちスプーン・フォーク(ケース付) |
対象月齢 | 7ヶ月頃~ | 1歳頃~ | 1歳6ヶ月頃~ | 1歳6ヶ月頃~ |
サイズ(cm) | スプーン11.7×2.9×1.8/フォーク11.9×2.9×1.8 | スプーン10.3×2.5×2.7/フォーク10.3×2.5×2.7 | スプーン13.8×2.8×1.3/フォーク13.8×2.5×1.3 | スプーン13.8×2.8×1.3/フォーク13.8×2.5×1.3 |
詳細 | 公式ショップへ | 公式ショップへ | 公式ショップへ | 公式ショップへ |
発達段階に合わせて「にぎり持ちスプーン・フォーク」「つまみ持ちスプーン・フォーク」「おはし持ちスプーン・フォーク」の順番にスプーンの持ち方を練習するのがおすすめです。
にぎり持ちタイプは、はじめて自分で持つのに握りやすいカーブ形状と角度のついた先端部がお口までちゃんと運ぶことをサポートします。
つまみ持ちタイプは柄の中央部分が盛り上がっており、指を添えるだけで自然と手のひらに空間を作り、おはし持ちに移行しやすいつまみ持ちを練習できます。
おはし持ちタイプは、おはし持ちしやすく箸の練習につなげられるものです。上部のくぼみに指が添えやすく、下部のふくらみが手にフィットし、自然とおはし持ちの正しい持ち方をキープしやすくなっています。
トライシリーズのスプーンフォークなら作業療法士が監修しているため、安心して使えるのもうれしいポイントです。
ボウル・プレート

名称 | すくいやすいボウルS | すくいやすいボウルM | すくいやすいプレートS | すくいやすいプレートM |
対象月齢 | 7ヶ月頃~ | 12ヶ月頃~ | 7ヶ月頃~ | 12ヶ月頃~ |
サイズ(cm) | φ11×4.8H | φ13×4.8H | 17.4×15×4H | 21×18.5×4H |
詳細 | 公式ショップへ | 公式ショップへ | 公式ショップへ | 公式ショップへ |
トライシリーズのすくいやすいボウル・プレートは、赤ちゃんが自分で食べる練習をする際に役立ちます。
内側が滑らかなカーブ形状になって深さがあるので、食べ物を集めやすく、スプーンですくいやすい設計です。
スプーンですくう時に壁となり食材を食器の外側にこぼさずしっかりすくえます。
底面にはすべり止めがついているので、テーブルの上で動きにくく、赤ちゃんが食べやすくなっています。
食器セット
商品名 | トライ 食器セット |
対象月齢 | 5ヶ月頃~ |
セット内容 | ボウルS プレートS プレートM やわらか離乳食スプーン にぎり持ちスプーン・ フォーク(ケース付) ひっくり返しにくい吸盤 離乳食小分けカップ 離乳食はさみ(ケース付) |
電子レンジ | 〇 |
食器洗い乾燥 | 〇 |
煮沸・薬液消毒 | 〇 |
詳細 | 公式ショップへ |
リッチェルのトライ食器セットなら成長に合わせてアイテムを選んで使用できるので便利です。
赤ちゃんに自分で食べる練習をさせる時に意識したいこと
赤ちゃんが自分で食べる練習を始める際には、以下の3点を意識することが大切です。
親子ともにストレスなく食べる練習を進められます。
- 食べ方の上達に合わせて与える食材の大きさ・レシピの範囲を広げる
- 食べこぼし対策は万全にする
- 次のステップに進むタイミングを急ぎすぎない
食べ方の上達に合わせて与える食材の大きさ・レシピの範囲を広げる
最初は5mm角程度の細かく切った食材や、舌でつぶせるやわらかさの食べ物から始めましょう。
赤ちゃんの食べる力が向上するにつれて、徐々に食材の大きさを1cm角程度まで大きくし、歯ぐきでつぶせる程度の固さに調整します。
手づかみ食べの練習では、スティック状や小判型にすると持ちやすく食べやすくなります。
野菜スティックやおにぎり、蒸しパンなどから始め、慣れてきたらハンバーグや煮物などの料理にチャレンジしていきましょう。
食べこぼし対策は万全にする
赤ちゃんが自分で食べる練習中は、食べこぼしが増えるのは避けられません。
食べこぼしを最小限に抑えてストレスなく練習を続けるために、以下の対策がおすすめです。
- 食事用エプロンを着用させる
- レジャーシートや新聞紙など床を保護するマットを敷く
- すべり止め付きのプレートや深めのボウルを使用する
- 食べこぼしをキャッチするトレイやマットを使う
食べこぼしは成長の通過点と捉え、上手にできた時には大いに褒めて赤ちゃんの自信を育みましょう。
次のステップに進むタイミングを急ぎすぎない
赤ちゃんの成長には個人差があるため、無理に次のステップに進ませる必要はありません。赤ちゃんの興味や意欲を大切にし、焦らず見守りましょう。
離乳食を始めたばかりの赤ちゃんは運動機能が未発達で食べこぼしが多い時期ですが、これは自然な過程です。
食器や食べ物に触れたり遊んだりするのも成長の一部と捉えましょう。
慣れるにつれて「食べる時間」であることを理解できます。
食事の後半では集中力が切れる様子が見られるため、無理せず進めることが大切です。
赤ちゃんの自分で食べる練習をスムーズに進めるにはアイテム選びも大切

赤ちゃんの自立を促し、楽しい食事時間を実現するためには、適切なアイテム選びが重要です。
安全性の確保や発達段階への適合、食事の楽しさの引き出し、自立心の育成などの観点から慎重に選ぶ必要があります。
リッチェルのトライ 食器セットは、これらの要素を考慮して設計された食器セットです。
角度つきのやわらか先端スプーン・フォーク、すべり止め付きのボウル・プレート、便利な小分けカップなど、赤ちゃんの成長に合わせて使える多彩なアイテムが揃っています。
トライ 食器セットを活用することで赤ちゃんの自分で食べる練習をスムーズに進められ、楽しい食事時間を実現できるでしょう。