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赤ちゃんの離乳食用の食器としてたくさんのママに選ばれている、リッチェルのTLI(トライ)食器シリーズ。
2018年はじめに、『赤ちゃんの”できたね!”を実現させるステップアップ食器』をコンセプトに、ラインナップを一新して、全面リニューアルしました。
この食器シリーズのうち、毎日ヘビロテ確実の食器を厳選してセットにしたのが「トライ ステップアップできたね! お食事セット」。
離乳食デビューから、自分で食べるぱくぱく期まで、なが〜く使える食器セットです。
今回は、トライ食器シリーズのリニューアルを担当した、デザイン設計チームのママ社員、中辻さんに、べびちぇる編集部のリカがお話を聞きました。
人気のTLI(トライ)食器シリーズが全面リニューアル!
–オーガニックカラーのアクセントがとってもかわいい食器セットですね!
中辻さん:かわいい、と言ってもらえると嬉しいですね。毎日使う離乳食用食器なので、シンプルながらも、優しい雰囲気にしました。
–今回、トライシリーズの食器が全面リニューアルとなりましたが、シリーズ名の「トライ」について教えてください。
中辻さん:「トライ」は、
「Training=トレーニング」
「Learning=ラーニング(学ぶ)」
「Interesting=インタレスティング(興味・楽しみ)」
の頭文字をとったものです。
赤ちゃんの「できた!」「うれしい!」に寄り添いながら、次の「やってみたい!」を引き出すことをコンセプトにしています。
トライシリーズの食器たちは、赤ちゃんの成長の段階に応じて、無理なく、“できたね!”を実現できるように、工夫をこらしました。
–確かに、「赤ちゃん」といっても、離乳食スタート時期の赤ちゃんと、自分でスプーンを持って食べようとする時期の赤ちゃんとでは、必要なサポートが異なります。
中辻さん:離乳食の時期は、赤ちゃんの成長によって段階があります。
その段階に応じて、「赤ちゃんにとっての食べやすさ」だけではなく、「ママ目線での食べさせやすさ、使いやすさ」にもとことんこだわりました。
STEP1 ごっくん期 5ヶ月頃〜 「ママの“できたね”」をサポート
中辻さん:離乳食の初期は、ママにとってもチャレンジの連続ですよね。
赤ちゃんの「上手にごっくんできたよ!」という気持ちと、ママの「上手に食べさせてあげられたよ」という、両方の気持ちを引き出す食器をセットしました。
やわらか育児スプーン
中辻さん:やわらか育児スプーンは、離乳食初期に、ママが赤ちゃんに離乳食を食べさせてあげる時に使うフィーディングスプーンです。
先端は、食べ物がすくいやすく、柄も赤ちゃんにあげやすい形になっているんですよ。
先端と持ち手部分にやわらかい素材を採用しているので、赤ちゃんのお口にやさしく、滑らない工夫もしています。
中辻さん:持ち手を波型にすることによって、赤ちゃんの口元がよく見えるようになっています。
–滑りにくいグリップ付きで、滑らず安心ですね。
はじめての離乳食カップ(フタ・スプーン付)
中辻さん:はじめての離乳食カップは、離乳食初期にぴったりのサイズ感の、フタ付きカップとスプーンです。
大人が片手で持ちやすく、離乳食がスプーンですくいやすいカップ形状になっています。
細かいところですが、フタをしたまま電子レンジ加熱OKだったり、内側にメモリがあって、量の把握がしやすくなっています。
STEP2 もぐもぐ期 7ヶ月頃〜 「赤ちゃんの興味・関心」をサポート
中辻さん:この時期の赤ちゃんは、「自分でやってみたい!」という気持ちがどんどん芽生えてきます。
–「自分でスプーンを持ちたい!」「食べ物を自分の手でつかんで食べたい!」と好奇心いっぱいですよね。
やわらかにぎにぎスプーン・フォークセット(ケース付)
中辻さん:指先の動きが不安手な赤ちゃんでもしっかり握れる形、赤ちゃんが自分でたべるのに持ちやすい角度を研究して作った、スプーンとフォークのセットです。
持ち手に、滑りにくい素材を採用しています。
こちらもやわらかい素材でできていて、はじめて持たせても安心なやさしい感触になっています。
–ケース付きなので、気軽に外出先にも持って行けますね。
コップでマグ
中辻さん:コップでマグは、6か月頃からの、ストロー飲みの練習に使えるマグです。
フタのボタンを押すと、ストローから中の飲み物が少し出るので、自然にストロー飲みを促せるようになっています。
–ストロー飲みのトレーニングができるんですね!
中辻さん:赤ちゃんが持ちやすい持ち手つきで、ストロー飲みの卒業後は、フタを外して両手カップとしても使えます。
もぐもぐ期プレート
中辻さん:もぐもぐ期プレートは、離乳食中期頃から使えるプレートです。
この時期は、赤ちゃんが食べ物を手づかみする時期。
すくいやすく、集めやすい、手づかみたべにもぴったりな形状になっています。
プレートに、赤ちゃんの小さな手でもつかみやすい取っ手をつけました。
取っ手と底には、滑りにくい素材を使っています。
もぐもぐ期ボウル
中辻さん:離乳食中期頃からにぴったりの、小ぶりサイズのボウルです。
–ボウルのふちが斜めになっていますね!
中辻さん:ふちの高さを変えることで、スプーンで食べ物がすくいやすくなっています。
–ボウルにも取っ手がついています。
中辻さん:赤ちゃんが自分で取っ手をつかみ、ママがそれをそっとサポートしてあげやすいようにデザインしたんですよ。
中辻さん:もぐもぐ期ボウルも、取っ手と底には、滑りにくい素材を使っています。
STEP3 ぱくぱく期 12ヶ月頃〜 「赤ちゃんの”チャレンジできたね”」をサポート
ぱくぱく期プレート
中辻さん:食べる量や種類が増えてきたら、こちらの離乳食完了期頃からのぱくぱく期プレートが便利です。
それに、ランチプレートって、お子様ランチのような、ワクワク感があって子どもは大好きですよね。
–くぼみの角度が深いですね。
中辻さん:スプーンで食べ物をすくいやすいように、くぼみの形をデザインしています。
–あ!プレートの黄色の部分、ここにもさり気なく取っ手が!
中辻さん:プレートにも取っ手をつけて、赤ちゃんがプレートを持ちやすいようにしました。
ぱくぱく期ボウル
中辻さん:ぱくぱく期ボウルは、食べる量が増える、離乳食完了期頃から使用する大きめサイズのボウルです。
–こちらのボウルもふちが斜めになっていて、取っ手もついていますね。
中辻さん:赤ちゃんが自分でボウルを持ちやすく、食べ物をすくいやすいので、「できた!」と食事の時間が楽しみになりますよ。
ママにも嬉しい工夫がいっぱい
離乳食はさみ
中辻さん:アンケートで要望の多かった、おでかけランチくんシリーズの離乳食はさみもセットにしました。
うどんや野菜などを、お皿の中で細かくカットすれば、外出先でも包丁を使わずあっという間に離乳食が出来上がります。
お皿を傷つけにくいプラスチック歯ですが、切れ味は十分。
離乳食中期から後期にとても便利ですよ。
プレートとボウルは置くだけ吸盤に対応
–プレートとボウルは、別売りの、置くだけ吸盤に対応しているんですね。
中辻さん:赤ちゃんがお皿やボウルをひっくり返してしまったときの、あの悲しさをなんとかしたくて…。
吸盤をテーブルに置いて、その上に食器を置くだけで、テーブルに食器がしっかり固定されるので、食器のひっくり返りを防止することができます。
食器をひっくり返されたくないママと、赤ちゃんの「食器にさわりたい」「自分でやりたい」という気持ち、両方に応えることができたかな、と思っています。
ボウルの裏底に水がたまりにくい形
中辻さん:ボウルの裏底は、水がたまりにくい形で水切れがよく、いつも清潔に使えます。
ぱくぱく期プレートの裏面は、手洗いしやすい形状
中辻さん:ぱくぱく期プレートの裏面は、すき間も手洗いしやすいようになだらかな形状になっています。
コンパクト収納
中辻さん:食器たちは、重ねてスッキリ収納することもできるんですよ。
–このコンパクト収納へのこだわりも、とってもリッチェルらしいですね!
まとめ
–赤ちゃんの食器選びって本当に難しいですよね。
食器の種類や素材、形、使い勝手など、いろいろ考え始めると止まらなくて…。
お茶碗ひとつ選ぶのにすごく悩んだ割に、使いづらくて買い直ししたり、あまり必要ないものを買ってしまったりしました。
中辻さん:トライシリーズの食器は、どれもおすすめしたいものばかりですが、その中から「離乳食のスタートから後期までに必要な基本の食器」を集めたセットだから、出産祝いやお食い初めのお祝いにも喜んでもらえると思います。
–『離乳食デビュー』から離乳食後期の『自分で食べる』までずっと使える「トライ ステップアップできたね! お食事セット」。
離乳食の食器の準備は、このセットで万全ですね!
見た目も優しい色合いでかわいいし、離乳食もよりおいしく見えそうです!
中辻さん、ありがとうございました。