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おしりふきウォーマーがあれば、温かいおしりふきで赤ちゃんのおしりを清潔にできます。
しかし、おしりふきウォーマーはベビーグッズの中でも必要か意見がわかれるアイテムで、手放せないほど愛用する方もいれば、購入したのに使わなかった方も一定数います。
また、冬は重宝する一方、暑い夏に使えるかという点で購入を悩む方もいるでしょう。
本記事では、おしりふきウォーマーの必要性や後悔しない選び方を解説します。おしりふきウォーマーで不便に感じやすいことも紹介するため、検討する際に役立ててください。
実際におしりふきウォーマーは必要?温めて使う意味を紹介
おしりふきウォーマーは、一日に何度もあるおむつ替えを快適にするために必要です。
温かいおしりふきで温めながらふくことで、以下2つの大きなメリットが得られます。
- おしりについた尿や便の汚れが取れやすくなる
- 赤ちゃんが冷たいおしりふきにストレスを感じなくて済む
おしりについた尿や便の汚れが取れやすくなる
おしりふきウォーマーを使うと、赤ちゃんのおしりについた尿や便を温めながら拭けるため、汚れが取れやすくなります。
また、赤ちゃんの肌を強くこすらずに済むため、肌トラブルのリスクも減らせます。
短時間で尿や便が取れることから、お尻を拭く時に嫌がって暴れる赤ちゃんでもスムーズにおむつ替えできるでしょう。
おしりふきウォーマーがあればさっと赤ちゃんのお尻をきれいにできて便利です。
赤ちゃんが冷たいおしりふきにストレスを感じなくて済む
冷たいおしりふきでおしりを拭くことに、ストレスを感じる赤ちゃんもいます。
特に寒い冬は、冷たいおしりふきで拭くとヒヤッとするため、嫌がる赤ちゃんも多いでしょう。
おしりがきれいになること自体はすっきりしますが、拭かれている間は不快に感じているかもしれません。
おしりふきウォーマーを使えばおしりふきを赤ちゃんの体温に近付けられるため、ひやっとする感覚を和らげ、余計なストレスを回避できます。
「おしりを拭く時に毎回泣く」「足が動いて拭かせてくれない」という赤ちゃんは、おしりふきの冷たさを嫌がっている可能性が高いです。
おしりふきウォーマーを活用して、不快に感じるおむつ替えをリラックスできる時間へ変えてあげましょう。
親にも赤ちゃんにも嬉しいおしりふきウォーマーの選び方
おしりふきウォーマーを購入する際は、以下4つの正しい選び方を覚えて、最適なアイテムを購入しましょう。
- 普段から使うおしりふきのサイズにウォーマーの大きさが合っている
- 赤ちゃんのおしりの適温まで早く温められる
- よく使う場所に合わせた仕様になっている
- 適温まで温めた後に保温まで対応している
普段から使うおしりふきのサイズにウォーマーの大きさが合っている
おしりふきウォーマーを選ぶ際は、普段から使っているおしりふきのサイズに合った大きさのウォーマーを選びましょう。
市販のおしりふきを使う商品の場合、サイズ感が合っていないとうまく取り付けられません。
なんとかはまっても温めるのに時間がかかったり取り出しにくかったりします。
使いにくいウォーマーだと余計に手間がかかり、使わなくなることもありえます。
選ぶ時には購入前にウォーマーで使用できるおしりふきのサイズを確認しておきましょう。
赤ちゃんのおしりの適温まで早く温められる
赤ちゃんの肌と同じくらいの40℃~45℃が適温の目安になります。
拭くまでに温度が下がることも考慮して、40℃以上まで温められるものが適切です。
ただし、温まるまでに時間がかかると、拭きたい時にすぐおしりふきを使えません。
そのため、赤ちゃんのおしりの適温まで早く温まるウォーマーを選びましょう。
どの程度の時間で理想の温度まで上がるのかも合わせてチェックし、なるべく早く温まるものを選んでください。
よく使う場所に合わせて使いやすい仕様になっている
ウォーマーを選ぶ際はどこでおしりを拭く時に使いたいか考え、その場所で無理なく使える仕様になっていることもポイントです。
例えば、出先で使うことが多い方は携帯性のいいものなど、よく使うシーンに合わせてウォーマーの仕様を決めましょう。
自宅で使用するウォーマーはさらに「据え置き」と「持ち運び」に分けられます。それぞれ特徴をみていきましょう。
据え置きタイプ|自宅で決まった場所で使いたい方におすすめ
持ち運びタイプのおしりふきウォーマーは、家の中の複数の部屋や、外出先でも使いたい方にぴったりです。
USB充電や電池式が主流で、場所を選ばず使えるのが特徴です。
自宅でも複数の部屋で使用したい場合には、コードレスで使えるタイプが特に便利です。
ただし、持ち運び型は据え置き型と違い、外気温の影響を受けやすいため、温度が変わりやすいことがあります。
温まるスピードや、設定温度が高めにできるものを選ぶと良いでしょう。
持ち運びタイプ|いろんな場所で使いたい方におすすめ
自宅用ウォーマーの持ち運びタイプは、いろんな部屋で使うことが多い方に向いています。持ち運びタイプはUSB充電や電池で温めるのが一般的です。
自宅でも複数の部屋で使いたい場合は、スタンド式の電源で本体をコードレスで使えるものが便利です。
持ち運びタイプは据え置きタイプと異なり、外気温によっておしりふきの温度が変わるため、設定温度が高めで早く温まることを重視しましょう。
適温まで温めた後に保温まで対応している
おしりふきを適温まで温めた後の保温効果もウォーマーを選ぶ際のポイントです。
おしりふきのケースをそのまま入れられ、密閉状態を保ちやすい据え置きタイプは保温効果が高い傾向にあります。
一方、ヒーターが内蔵されたフタで温める持ち運びタイプは、おしりふきのパッケージが外気に触れやすいため、高温になるのは早くても冷めやすいのが特徴です。
特に頻繁におしりふきを使う新生児は保温効果の高いウォーマーが使いやすいでしょう。
おしりふきウォーマーを使う上で不便を感じやすいこと
便利なおしりふきウォーマーですが、使う上で不便に感じやすいこともあります。以下3つの不便な点も踏まえて、購入を検討しましょう。
- 長時間おしりふきを温めると乾燥して汚れが取りにくくなる
- 使う場所がバラバラなら据え置きタイプは使いにくい
- 急なおむつ替えの際に温まるまでに時間がかかる
長時間おしりふきを温めると乾燥して汚れが取りにくくなる
おしりふきは長時間温め続けると過熱により乾燥します。
本来、温まることで汚れを取りやすくするウォーマーですが、乾いたおしりふきでは汚れが取れにくくなるため注意が必要です。
ウォーマーやおしりふきの種類によって乾きやすさは異なります。慣れるまではおしりふきの状態を確認しながら温める時間を調整しましょう。
いろんな場所で使うなら据え置きタイプは使いにくい
毎回違う場所でおしりふきを使う場合は、据え置きタイプは使いにくいでしょう。
据え置きタイプのウォーマーはコンセントにつないで給電しながら使うことが前提のため、場所を移動させて使うのには不向きです。
持ち運びを想定していないため、本体も重めに作られています。
おしりふきを使う場所がばらつきやすい場合は、手軽に移動できる持ち運びタイプやコードレスのウォーマーを選ぶのがおすすめです。
急なおむつ替えの際に温まるまでに時間がかかる
ウォーマーでおしりふきを温めるのには最低でも30分程度かかります。
給電式で常時電源を入れていれば問題ありませんが、そうでない場合は急なおむつ替えが必要になった時に温かいおしりふきをすぐには使えません。
おむつ替えの時間を逆算して電源を入れなければならないため、使い始めのうちは面倒に感じることもあるでしょう。
電源を入れること自体は難しい作業でないため、慣れればすぐに使いこなせます。
初めてのおしりふきウォーマー選びで迷っている方にはリッチェルのおしりふきウォーマー
商品名 | おしりふきウォーマー |
昇温時間 | 30分 |
温度 | 45℃ |
サイズ | 17.5×11.4×10.5H(cm) |
詳細 | 公式ショップへ |
リッチェルのおしりふきウォーマーはコードレスで部屋内を移動でき、自宅用の持ち運ぶことができるタイプです。
コードが付いたヒーターとおしりふきをセットする部分を分離できます。
ヒーター部分は赤ちゃんが触れない場所に置けるため安全です。おしりふきがセットされた部分は片手で持ち運べるほど軽くコンパクトになっています。
リッチェルのおしりふきウォーマーは、最短30分で45℃まで温度が上昇します。電源ボタン1つのかんたん操作で、使い方に困りません。
毎回決まった場所でおむつ替えをしない場合には、リッチェルのおしりふきウォーマーが活躍するでしょう。
外出時も使いたいならおでかけおしりふきウォーマーもおすすめ
商品名 | おでかけおしりふきウォーマー |
昇温時間 | 15分 |
温度 | 45℃ |
サイズ | 23×9.5×14.8H(cm) |
詳細 | 公式ショップへ |
外出時にも持っていきたい方には、おでかけおしりふきウォーマーがおすすめです。
ヒーター付きのおむつポーチで、モバイルバッテリーに接続すると最短15分で45℃まで温度が上がり、ポーチに入れたおしりふきやおむつを温めます。
ポーチは熱を逃がしにくい素材で、電源を切ってもすぐには温度が下がりません。寒い時期のおむつ替えでも役立ちます。
ヒーターは取り外し可能で、普通のポーチとしても使えます。大きく開いて中身を取り出しやすく、ベルト付で持ち運びやすいため、使い勝手も良好です。
おしりふきウォーマー以外で温めるための代用品はある?
おしりふきウォーマーを使う以外にもおしりふきを温める方法はあります。例えば、以下3つの代用品を使う方法です。
- お湯で濡らす
- 電子レンジを使う
- こたつ・ヒーターに当てる
上記の方法でもおしりふきを温められますが、どれも手間がかかる上、温度調整しにくいデメリットがあります。
特に深夜や早朝のオムツ替えの時に、都度お湯で濡らしに行ったり電子レンジを使ったりするのは面倒です。
また、毎回温度が一定でないと赤ちゃんにストレスをかける可能性もあります。
赤ちゃんの肌と同じくらいの40℃~45℃に温めるためには、おしりふき専用のウォーマーを活用するのが便利です。
おしりふきウォーマーはある方が便利!よく使う場面に合ったものを選びましょう
温かいおしりふきは赤ちゃんのおしりを素早くきれいにできるため肌への負担が少なく済みます。冷たいおしりふきへのストレスを軽減できるのもウォーマーのおすすめポイントです。
しかし、使うシーンに合った商品を選べていないとおしりふきウォーマーを使うことを不便に感じるため、商品選びが重要となります。
商品選びで悩んでいる方はリッチェルのおしりふきウォーマー、またはおでかけおしりふきウォーマーがおすすめです。
よく使う場面に合わせて選べて使い勝手がよく、温度の上がり方など機能面でも頼りになります。
一度試していただければ赤ちゃんのおむつ替えタイムに手放せなくなるので、気になった方はぜひ使ってみてください。