ラフィニー寄せ植えコンテスト結果発表

「秋の寄せ植え2021」をテーマに募集した寄せ植え写真の審査結果を発表します︕短い募集期間にも関わらずたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました︕今回は特別審査員として園芸家の杉井志織さんをお迎えして多数の応募作品を審査していただきました。ご応募いただいた入賞作品をご紹介します。入選された皆様、おめでとうございます︕ご参加された皆様方、これからも素敵な寄せ植えを楽しんでください︕

リッチェルラフィニー寄せ植えコンテスト事務局

長野県 N.Kさん(男性)

秋冬の限られた植物の中、テーマを「深い山の中の静寂、物寂しげな雰囲気」にしながらも、春への期待を感じられるような一鉢にまとめてみました。
プランターの形状を生かしながら自然な感じを演出するため蔓をレイアウトしました。
プランターサイズに対し植え込み過ぎないよう株分けで４分の1から5分の1程度使用の植物もあります。

季節の植物と、これから気温が下がる天候も意識した感じの植物の組み合わせで、花がなくとも力強さや華やかさ、春を待つウキウキした気持ちなど、様々な気持ちが引き出されます。器の形状と、草姿のバランスがとても良く考えられている作品だと思います。季節の「らしさ」が詰まったような作品です。土を見せず、マルチングで仕上げた点もぴったりだと思います。

茨城県 M.Sさん(女性)

うさぎのような、可愛いビオラに一目惚れして、2色のアリッサムで、より可愛く作りました。小さいようで、沢山入る鉢、気に入りました。

よくできた左右対称だと思います。小花だけでも、十分景色になるお手本のような組み合わせです。選んだ器の色・形状ともに、植物たちとぴったりと合っていますし、華やかさを感じる作品になったと思います。春になると、この小花の様子がさらに軽やかに感じられるようになりますので、春が待ち遠しくなる作品だと思います。

大阪府 M.Nさん(女性)

可愛く作りたかったので、ピンク系でまとめました。

春が待ち遠しくなる色使いで、冬の寒さに耐えられる組み合わせが、上手に品よくまとまった作品だと思います。花の繊細な色合いとそれぞれの植物が持つ生育の特性を上手に組み合わせたところや、植物と器の調和も安定感があり、長く楽しめる作品だと思います。器の形状も、オーバルを選ばれたことが良かったと思います。単調になりがちな植物構成ですが、器の形状の面白さで作品が生きた良い事例だと思います。

兵庫県 A.Sさん(女性)

黄色で優しい感じに仕上げてみました。

「黄色で優しく…」と書かれていたように、ふんわりとしたまとまりで、晩春までの景色の移ろいが楽しめるコンテナガーデンです。長く植物の変化が楽しめることは、日々の暮らしに楽しみが増えます。育てていることに張り合いがうまれると思います。作品全体の色合いとしては、背景のレンガ色にも溶け込みやすく、器と植物の色のバランスもとても良くまとまっていると思います。土のマルチングと犬の置物など、動きの少ない冬の彩りを豊かに演出していて和みます。

岡山県 Y.Mさん(女性)

青と白のクリスマス。

右側の葉ボタンからアリッサムの流れがとても美しい作品です。器の色・形状と、器の重量感に負けない植物選びが出来ていますので、細部まで全体が見えるようにしたら、今以上に素敵になると思いますよ。

香川県 A.Sさん(女性)

細長いプランターなので、可愛いミニ葉牡丹を真ん中に斜めに配置しその両側に黄色オレンジ系で明るく仕上げました。

植物の色使い及び、置き場所と器の組み合わせがとてもよくまとまっています。白い台を使ったことがアクセントにもなっています。葉ボタンの流れるような配置と、ラインの葉物を程よく配置したところが、根の扱いの丁寧さと、見せ所を理解しているように感じます。それぞれの植物の草姿が生き生きと寒い季節を楽しんでいるような植物の力強さが感じられる良い作品です。