こんにちは、べびちぇる編集部のエリです。
赤ちゃんの離乳食をはじめるとき、欠かせないのが「おかゆ」。
主食のおかゆは毎日の離乳食の基本なので、できれば手早く、おいしく、簡単にできたらうれしいですよね。
離乳食を始める目安の生後5~6ヵ月頃の赤ちゃんは固形物を食べるのが難しいため、最初はトロトロの離乳食から始めて、半年から1年ほどかけて徐々に軟飯くらいの固さのものへ進めていきます。
そのため離乳食初期~中期までは、おかゆも網で裏ごししたり、すり鉢ですってつぶしがゆにする必要がありますが、実際、つぶしがゆ作りは少量でも手間と時間がかかり、洗い物も増えて以外とストレスなんです。
「つぶしがゆに手間がかかるのは仕方がない」、「離乳食期の間だけなので、諦めてやるしかないもの」だと思っていたところ・・・。
リッチェルから、そんなお悩みを一気に解決する、つぶしがゆまでらくらく作れてしまうおかゆ調理器「おかゆおまかせシェフ」が新登場*しました。
(*2020年秋発売)
なんでも「おかゆおまかせシェフ」は、電子レンジでお米からでもご飯からでも1食分のおかゆがさっと作れ、さらにすり鉢や裏ごし用の網を使わなくても、内蔵のチョッパーであっという間につぶしがゆを作れるとか。
私が以前離乳食を作っていた頃は、つぶしがゆ作りの手間を減らすために数食分のおかゆをまとめて作り、フリージングしたものを解凍して食卓に出していたので、フリージング&解凍の手間がかかるうえ、おかゆの風味も落ちていました。
でもこの「おかゆおまかせシェフ」なら、フリージングも解凍の手間もいらず、赤ちゃんに毎食作りたてのおいしいおかゆを用意してあげられそう・・・。もっと早くこんな商品が欲しかった!
そこで、今回は期待を込めて、「おかゆおまかせシェフ」の開封&使用レビューをお届けします!
パッケージと中身を確認!
まずはパッケージの確認から。
レンジでお米・ご飯から、おかゆ(10倍粥・7倍粥・5倍粥)、軟飯が作れるそう。離乳食初期から離乳食完了期までこれひとつで対応できますね。
ハンドル付きのフタ(丸洗い不可)以外のすべてのパーツが食器洗い乾燥機に対応しているのもうれしい!
ご飯からつぶしがゆを作る手順は、「レンチン&蒸らし → ハンドルを引く → 完成」とのこと。簡単そうです。
こし器もすり鉢も使わずにトロトロのおかゆが作れるのが画期的!
フタに付いているハンドルを引く回数で、おかゆのトロみを調整出来るようです。
計量・調理に使うカップがそのまま食器にもなるのもいいですね。
管理栄養士推奨の商品だそう。
一通りパッケージを確認したところで、いざ開封!
パッケージの中には、取扱説明書、カップ(中央中)、ハンドル付きのフタ(中央右)、泡受け(中央左)、刃と中フタ(下左)、スプーンが入っていました。
以外とパーツが少ない?これだけで本当につぶしがゆまで作れるの?と思いつつ、いよいよ「おかゆおまかせシェフ」でおかゆを作っていきます!
ご飯から作る場合
まずは、約20分でつぶしがゆまでできる、「ご飯からつくる」方法にトライ。
取扱説明書には10倍がゆ、7倍がゆ、5倍がゆ、軟飯をそれぞれ約50g、約100g作る方法が載っていますが、今回は10倍がゆを約100g作る場合を試してみます。
カップにご飯と水を入れる
最初に、カップに付属のスプーン山盛り2杯のご飯を入れます。
次に、カップの上の目盛り線まで水を入れ、ご飯はスプーンで軽くほぐします。
このとき、失敗のもとになるので、お湯は入れないでくださいね。
カップに泡受けをつけ、電子レンジで加熱する
カップの上に泡受けを取り付けます。
泡受けはおかゆ調理時のふきこぼれを防ぐためのパーツですので、しっかりと取り付けるのがポイントです。
カップを電子レンジに入れ、600Wで4分(500Wの場合は5分)加熱します。
加熱後は、そのままレンジ庫内に置いたまま10分蒸らします。
10倍がゆ完成!
レンジ庫内での蒸らしが終わったら、カップの持ち手をつまんで取り出します。
カップはアツアツですが、持ち手は熱くならないので取り出しやすいです。
これで10倍がゆが完成! びっくりするほど簡単でした。
次にこの10倍がゆから、おかゆが冷めないうちにつぶしがゆを作ってみます。
つぶしがゆを作る
まずは、カップ内のおかゆのうわずみをスプーンで別の容器に移し、おかゆの量をカップの下の目盛りまで減らします。
次に、おかゆの中に刃を入れて・・・
中フタをします。
ハンドル付きのフタを、刃とフタの裏の凹凸がしっかりかみ合うようにセットします。
ハンドルつきのフタと本体をしっかり押さえて・・・。
ハンドルをぐーっと引きます。
ハンドルを引く、戻す、引く、戻すを繰り返すとおかゆがかくはんされ、つぶしがゆに。これは楽しい!
ハンドルを引く回数20回でおかゆが小さなつぶつぶ状に、30回でとろとろ状になるとのことですので、今回は30回ハンドルを引いてみます。
かくはんが終わったら、まずはハンドル付きのフタを取ります。
(ハンドル付きのフタは丸洗いできませんので、内部におかゆが入らないよう気をつけます)
中フタと刃を取ったら、つぶしがゆのできあがり。本当にこし器もすりつぶしも不要で、簡単にトロトロのつぶしがゆが出来ました!
必要に応じて、別の容器に移しておいたうわずみをカップに戻して、とろみを調整します。
お味のほうは…。ご飯に甘みがあって、やわらかくておいしい!
これは、次にトライする「お米から作る場合」も非常に期待できそうです!
お米から作る場合
次は、炊飯ジャーにご飯がない時でもおかゆができる、「お米からつくる」方法です。
取扱説明書には10倍がゆ、7倍がゆ、5倍がゆ、軟飯をそれぞれ約80g作る方法が載っていますが、今回は10倍がゆを約80g作る場合を試してみます。
カップにお米と水を入れる
最初に、カップに付属のスプーンすりきり1杯のお米を入れます。
次に、カップの上の目盛り線まで水を入れ、30分以上浸します。
カップに泡受けをつけ、電子レンジで加熱する
カップの上にしっかりと泡受けを取り付けて、電子レンジに入れます。
まずは1次加熱として、600Wで5分(500Wの場合は6分)加熱します。
次に2次加熱として、150W(または200W、もしくは解凍)で12分加熱します。
加熱後は、そのままレンジ庫内に置いたまま12分蒸らします。
10倍がゆ完成!
蒸らしが終わったら、10倍がゆの完成!
ご飯から作る場合と比べてレンジ加熱が一回分増えますが、こちらも驚くほど簡単です。
カップはアツアツですが持ち手は熱くならないので、カップの持ち手をつまんで、ヤケドに注意して取り出します。
つぶしがゆを作る
次に、今作ったばかりの10倍がゆから、つぶしがゆを作ります。
まずは、カップ内のおかゆのうわずみをスプーンで別の容器に移し、おかゆの量をカップの下の目盛りまで減らします。
今回はうわずみがあまりなかったので、この作業はほとんど不要でした。
次に「ご飯から作る場合」と同様に、カップに刃、中フタ、ハンドルつきのフタの順にセットします。
フタをしたら、ハンドルつきのフタと本体をしっかり押さえて、ハンドルをぐいーん。
お米から作る場合も、ハンドルを引く回数20回でおかゆが小さなつぶつぶ状に、30回でとろとろ状になるとのことですので、今回も30回ハンドルを引いてみます。
30回でこんな感じ!
もう少しとろとろにしたかったので、もう10回ハンドルを引いてみます。
良い感じにとろとろになりました!
必要に応じて、別の容器に移しておいたうわずみをカップに戻してとろみを調整します。
「お米から作る場合」のここまでの所要時間は、お米を水に浸す時間を含めて1時間ちょっと。
離乳食の時間が近づいてきたら、あらかじめお米を水に浸しておくと良さそうですね。
お味の方も、お米の甘さがでて文句なしにGood!
離乳食に抵抗のある赤ちゃんも、いい匂いにつられてパクパク食べてくれそうです。
「おかゆおまかせシェフ」まとめ
- 電⼦レンジで簡単・時短におかゆが作れ、毎食作りたてを食卓に出せる
- 炊いたごはん、お米から1食分の10倍・7倍・5倍がゆ、軟飯が作れる
- こし器・すりつぶし不要で、簡単につぶしがゆが作れる
- ハンドルを引く回数で、おかゆのトロみ調整ができる
- カップは水量メモリ付きで、計量→調理→食器として使える
- 泡受けつきでおかゆ調理時に吹きこぼれしにくい
- パーツが少なく組み⽴て簡単&プラスチック製なのでお⼿⼊れも楽々
実際に使ってみた感想
今回、「おかゆおまかせシェフ」を使っておかゆを作ってみましたが、ご飯から作る場合も、お米から作る場合も、簡単においしいおかゆが作れました。
そして何より、いちばん手間のかかる裏ごしもすりつぶしもいらず、楽しく簡単につぶしがゆができるのが感動!です。
気になる調理後の洗浄は、ハンドル付きのフタ以外はすべて食器洗い乾燥機に対応しているので、まとめて食洗機に放り込んでお手入れ完了なのも助かります。
誰でも簡単に1食分のおかゆ~つぶしがゆが作れるので、
「赤ちゃんにいつもできたてのおいしいおかゆを用意してあげたいけれど、手間がかかるので難しい・・・。」
と思っているママ・パパにぴったりですよ!