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今年*6月にリッチェルから発売された「離乳食らくらく時短調理セット」は、ごっくん期からぱくぱく期まで、これだけで簡単時短調理ができる優れもの。(*2018年)
はじめての離乳食づくりに不安がいっぱいなママや、離乳食づくりに時間がかかって困っているママたちの、強力な助っ人になってくれます!
「離乳食らくらく時短調理セット」にセットされている調理器具は、すり鉢、すり棒、こし器、野菜をカットできるさいの目プレートに手動ブレンダー、と盛りだくさん!

でも、収納時はこんなにコンパクトになるんです!

この機能も見た目も新しい離乳食調理セットがどのようなきっかけで開発されたのか、べびちぇる編集部のエリが、企画担当の廣瀬さんにお話を聞いてきました。

時短調理に便利な機能が盛りだくさんの離乳食調理セット。開発のきっかけは?
手間がかかるとろとろ・つぶつぶの離乳食を、楽に作りたい
–ブレンダーまでセットアップになっている離乳食調理器セットは初めて見ました!どういったきっかけで開発されたのですか?

廣瀬さん:離乳食調理器といえば、すり棒、すり鉢、裏ごし網があるセットが定番で、赤ちゃんの離乳食が始まる頃までに準備する方がたくさんいらっしゃいます。出産祝いとして頂くことも多いですよね。
リッチェルからも「調理器セット E」という、おかゆも作れる離乳食調理器セットを販売していて、人気商品のひとつです。

おかゆも作れる「調理器セット E」
廣瀬さん:従来の離乳食セットにも離乳食づくりに充分な機能があります。
でも、離乳食初期から中期にかけての、とろとろ・つぶつぶの離乳食は、すり鉢とすり棒だけで作ると結構時間がかかってしまうのが気になって。
この時間を短縮できればと思い、離乳食調理器セットに手動のブレンダー機能を追加することを思いつきました。
—ブレンダーは、素早く食材を細かくすることができるので、離乳食の時期に買う人も多い調理器具ですよね。私も離乳食の時期に、別にブレンダーだけ買いました!

ブレンダー機能で、離乳食を作る上でのすべての作業がより簡単に
廣瀬さん:ブレンダーを付けたことで、素早く野菜を細かくすることができ、つぶす、する、など、離乳食を作る上でのすべての作業が、より簡単にできるようになりました。
–ブレンダーは単品で買うと高いですよね。使う期間も短いですし。
私は普通の電動ブレンダーを買ったのですが、離乳食のために少量だけ攪拌(かくはん)したいときに使いこなせず、容器内に野菜が飛び散るだけになってしまいました・・・。
離乳食らくらく時短調理セットのブレンダーは、離乳食にちょうど良いサイズ!
手動で電気を使わないので、電源コードを出す手間がいらないのも良いですね。
たくさんある調理器具の収納方法に悩んだ末、思いついたのは縦長スリムなユニーク形状
縦長のブレンダーに調理器具を積み重ねたことで、スリムでコンパクトな形に

–ブレンダーがセットアップされていることが、この「離乳食らくらく時短調理セット」の大きな特徴ですが、収納したときの見た目もとってもユニークですね。
廣瀬さん:たくさんの調理器具をどうやって収納するとスマートかな、と頭を悩ませていたんですよ。
便利な調理器具がたくさんあっても、収納に困るようなものにはしたくなくて。
ブレンダーの上に、すり鉢やこし器、さいの目カットなどの調理器具を積み重ねるアイディアが浮かんだとき、「これだ!」と思いました。
「機能も見た目も新しい、スマートな時短離乳食調理器セット」というコンセプトが明確になった瞬間でした。
パーツが多くても、悩まずささっと収納

廣瀬さん:各パーツに1~8と番号が振られているので、番号順に積み上げていけば片付けも簡単です。

–これはいいですね!初めての私でも簡単に重ねられました。
一見、いろいろなパーツがあって、複雑そうに見えますが、これなら悩まずにさっと収納できます!
各調理器具には、安全と使いやすさへのこだわりがいっぱい
安全のためには妥協しない!ブレンダーの羽の厚みにもこだわりが
–開発で苦労されたところはありますか?ここが想定外だったな、とか。
廣瀬さん:ブレンダーの羽の部分の開発は大変でした。
ブレンダーの羽の部分は、ポリプロピレンというプラスチックでつくられているのですが、すごく薄いパーツなんですよ。
ここが分厚すぎると攪拌(かくはん)出来ないし、薄すぎると、欠けてしまう。羽のヒビや欠けに気づかず離乳食を作ったりすると、食品の中に羽のかけらが混入して危険です。
強度を維持しつつ、ちょうど良い厚みになるように、何度も何度も作り直しました。
さいの目プレートで、野菜のカットもスポーンとあっという間!

–さいの目カットもユニークな機能ですね。
廣瀬さん:2種類のさいの目プレートで、5mm幅と、10mm幅でカットできます。
容器が電子レンジ対応になっているので、容器に水を入れて、輪切りのにんじんやジャガイモを2つ3つ入れて、2~3分電子レンジ加熱した上で、さいの目プレートを使ってみてください。
食材が、スポーンと抜けていくのが気持ちいいですよ。
–野菜の輪切りさえあれば、離乳食のためだけに鍋を出さなくてすむし、包丁やまな板もほとんどいらないですね。これは時短になりそうだし、楽しい!
お手入れ簡単!くず取りプレート
廣瀬さん:くず取りプレート(押し器用くず取り)をつけたのも工夫したポイントです。

廣瀬さん:食材をさいの目にカットする時、押し器とさいの目プレートの間に食材を挟んで押します。
このとき押し器にくず取りプレートをセットしておけば、押し器についた食材が、簡単に掃除出来るんですよ。
–くず取りプレートを外すだけで、詰まった食材がぱっと取れて、お手入れが簡単ですね。お手入れが面倒だと使わなくなりがちですが、これなら使う頻度が増えそうです。
電子レンジ加熱で熱々の容器を安全につかめる、滑り止めつき
–容器の周りの黄色いリングは、何のためについているのですか?
廣瀬さん:黄色いリングの部分は滑り止めです。この部分を持って調理すると、容器が滑りにくくなるので、力も加えやすいです。
この容器は中に水と野菜などを入れて電子レンジ加熱が出来るのですが、滑り止めは、熱くなりづらい素材でできているので、安全に持つことが出来ますよ。

–この滑り止めが有ると無いとでは、使いやすさや安全性が全然違いますね。赤ちゃんがいると、熱いものには特に気をつかうので、しっかり安全に持てるのはありがたいですね。
本体にも細かな工夫が
–本体には、目盛りの刻印がついていますね。
廣瀬さん:300mlまで、100ml単位で計れる目盛りがついています。
–野菜をブレンダーで細かくしてフリージングする時など、目安があると何かと便利ですし、助かります。
廣瀬さん:容器全体は、落としたりしても割れない用に、プラスチック素材を採用していますが、中に入れた離乳食の材料が見えやすいように、透明度の高い材質のものを使っているんですよ。
ウェブで離乳食前期から完了期までのレシピを紹介!
廣瀬さん:それと、パッケージのQRコードを読み込んでいただくと、ウェブで離乳食レシピが見られます。
–スマホやタブレットでどこでも読めるのがいいですね。
ごっくん期~ぱくぱく期まで 管理栄養士監修 時短レシピ満載!
「離乳食らくらく時短調理セット」が、離乳食づくりのスタイルを変える
世の中になかった新しいもの、ということを伝えたい

廣瀬さん:赤ちゃんのお世話で毎日多忙なママたちが、離乳食づくりに必要な調理器具をひとつずつ調べたりするのはとても大変なことです。
「離乳食らくらく時短調理セット」は、コロコロした後期の離乳食作りには、さいの目カッターがあるし、もっと細かくしたければブレンダーがあります。
縦長にスリムに収納できる形も新しいし、離乳食づくりを楽しく便利にする商品です。
このセットひとつあれば、離乳食初期から後期まで対応できるということが伝わると嬉しいですね。
まとめ
「離乳食らくらく時短調理セット」は、これ1つあれば離乳食がつくれる!という楽しいコンセプトで開発されました。
離乳食が大変、というところから少し離れて、おしゃれでかわいく、スマートで楽しい「離乳食らくらく時短調理セット」。ぜひ、使ってみてくださいね。
- 離乳食がこれ一台で作れる
- サッと時短で作れる
- 収納がスマート
と、工夫が盛りだくさんですよ!