こんにちは、べびちぇる編集部のエリです。
赤ちゃんにとって、沐浴・お風呂は、授乳、オムツ替えなどと並んで大切なお世話の一つ。
とはいえ、新米ママ・パパにとっては、赤ちゃんの沐浴・お風呂の流れはなかなかイメージしづらいですよね。
また、新米ママ・パパからは
「赤ちゃんのお風呂グッズにはたくさんの種類があるので、自分たちに合ったものをどう選べばいいか分からない…。」
「ベビーバスは使える期間が短いと聞くし、その後の使い道はないの?」
「成長に応じてどのようなグッズが必要になるのか教えてほしい。」
といった声も。
そこで今回は、成長に応じた赤ちゃんの沐浴・お風呂の流れと、赤ちゃんのおふろグッズの選び方についてお伝えしていきます!
赤ちゃんの成長は、体重も性格にも幅があり、月齢はあくまでも目安です。
また、赤ちゃんと暮らすライフスタイルによっても選ぶグッズが変わってくるもの。
各グッズのメリット、デメリットを知って、自分たちにあったお風呂グッズを選ぶ参考にしてみてくださいね!
新生児(生後4週間まで)の沐浴の流れとおふろグッズの選び方
新生児(生後4週間まで)のお風呂の入れ方
新生児(生後4週間まで)の赤ちゃんのお風呂は、沐浴を行います。
沐浴とは、大人と同じお風呂ではなくベビーバスなどにお湯を入れて赤ちゃんを洗ってあげること。
新生児はへその緒がとれておらず細菌感染への抵抗力が弱いため、まだ大人と同じお風呂には入れません。衛生に気を付けて、ベビーバスを使って沐浴してあげましょう。
■ 沐浴の回数
赤ちゃんは新陳代謝が活発なので、汚れていないように見えても汗や皮脂を分泌しています。また、ミルクやおしりの汚れでかぶれやすいので、一日に一度は沐浴を行いましょう。
夏場はオムツが蒸れやすく汗もたくさんかくので、様子をみて一日に二回以上沐浴を行ってもOK。軽くて使い勝手の良いベビーバスがあると便利です。
赤ちゃんの様子を見てなんとなくいつもと様子が違う、調子が悪そうと感じたときは、無理に沐浴せず、お休みしても大丈夫です。
■ 沐浴の手順
赤ちゃんの沐浴は手際が大事。あらかじめしっかり準備しておくことでスムーズに沐浴できますよ。
①グッズの準備
ベビーバス、洗面器、沐浴時に使う沐浴剤、ガーゼ、シャンプー・ボディーソープのほか、すぐに体を拭けるよう、バスタオルを広げて準備しておきます。
赤ちゃんのオムツ、肌着や服も着せやすいように近くに広げて準備しておきましょう。
鼻と耳の水分を取るための綿棒、お風呂上がりに使う保湿剤も近くに用意しておきます。
②ベビーバス、洗面器にお湯を入れる
お湯の温度は人肌より少し温かい38℃程度。季節によって、冬は温かく、夏は少しぬるめに調節してあげます。
ベビーバスは安全なところならお部屋のどこに置いてもかまいませんが、寒い季節は、沐浴を行うお部屋も暖めておきましょう。
洗面器のお湯は、シャンプーを洗い流したり、赤ちゃんのお顔を拭いたりするのに使います。きれいなお湯を用意しておきましょう。
③赤ちゃんを沐浴させる
赤ちゃんが疲れないよう、沐浴は10分ほどで済ませましょう。
ひじやひざの裏などをお湯をふくんだガーゼなどで洗っていきます。耳のうしろや足のつけ根など、しわの奥に汚れがたまりやすい部分など、全身をやさしく洗ってあげましょう。
赤ちゃんが生活のリズムをつかむため、毎日同じくらいの時間に沐浴するのが良いとされていますが、授乳後の30分以内は避けましょう。
④ケア
沐浴が終わったら、広げておいたバスタオルの上に赤ちゃんを寝かせ、タオルでくるむようにして優しく水分をふき取ります。
保湿剤を塗ったらオムツ、肌着、服を着せ、綿棒で鼻と耳の水分を取ってあげましょう。
⑤水分補給
お風呂上がりの赤ちゃんは喉が渇いていることも。授乳や水分補給をしてあげましょう。
■ 沐浴の期間
沐浴の期間は基本的に生後4週間まで。1カ月検診で許可が出たら大人と一緒のお風呂に入っても大丈夫です。
でも、1カ月の赤ちゃんをすぐに大人と同じお風呂に入れるのが怖いという場合は、無理せず首や腰が据わる頃までベビーバスの利用を続けてもOK。
平日はベビーバス、休日は入浴というように使い分けるママ・パパもいますよ。
新生児(生後4週間まで)のお風呂のポイント
- 細菌感染を防ぐため、ベビーバスで沐浴する
- 沐浴は一日一回を目安に
- 時間をかけすぎず10分ほどで済ませる
- お湯の温度は38℃程度
- 沐浴の期間は基本的に生後4週間まで
新生児(生後4週間まで)のお風呂グッズの選び方
新生児のお風呂は沐浴が基本ですが、沐浴用のベビーバスやグッズも様々。
お悩みに合ったグッズを選んでみてくださいね。
■ ふかふか ベビーバスK・ふかふか ベビーバスプラスK

沐浴デビューには、新生児から6カ月頃まで使える、リッチェルの「ふかふか ベビーバスK・ふかふか ベビーバスプラスK」がおすすめです。
生まれたばかりの赤ちゃんは首が据わっていないため、沐浴中は赤ちゃんの体重を支えながら洗ってあげることになりますが、これが意外と大変で、腰を痛めるママ・パパも多いとか。
ふかふかでコンパクトな設計の「ふかふか ベビーバスK・ふかふか ベビーバスプラスK」なら、立ったままキッチンのシンクで沐浴させてあげることができます。
お湯を捨てる時も、ベビーバスをひっくり返さなくても止水栓からラクラク排水。腰に負担をかけません。

生後4週間を過ぎても大人と一緒のお風呂に不安があったり、ワンオペお風呂の場合でも、6カ月頃まで使用できるサイズ感。首や腰が据わる頃までゆったりと使えるので、たくさん活躍させてくださいね。
■ ふかふか ベビーバス ステップアップ

ベビーバスをさらに長く活躍させたいなら、新生児から1歳頃まで使えるリッチェルの「ふかふか ベビーバス ステップアップ」がおすすめです。
「ふかふか ベビーバス ステップアップ」は、かわいく赤ちゃんを包み込む、くまさんの形のだっこクッションがポイント。
だっこクッションを外せばゆったりと沐浴できるベビーバスとして、大人と一緒の入浴時には、だっこクッションに寝かせてママ・パパが体を洗う時に待つスペースとしても。
成長し、腰が据わる7カ月頃からはバスチェアとしても使える、多機能に長く使えるラグジュアリーなベビーバスです。
「ふかふか ベビーバス ステップアップ」ももちろん、キッチンシンクでの沐浴に対応。止水栓からの排水もできます。座らなくても沐浴ができる便利さは、一度使うと手放せませんよ。

■ ひんやりしないおふろマットR

すでにママ・パパが腰を痛めている時、首が据わっていない赤ちゃんに石けんを使うと滑りそうで怖い時、赤ちゃんが重くて洗うのが大変な時には、アウトバス方式の沐浴に対応した「ひんやりしないおふろマットR」がおすすめです。
使い方は、お風呂場に置いた「ひんやりしないおふろマットR」に赤ちゃんを寝かせて、お湯をかけながら体を洗ってあげるだけ。特殊な凹凸で安定して寝かせることができるので、両手を使ってケアができ、安心感がありますよ。
軽くて温かい素材だから赤ちゃんがヒヤッとせず、冬場の浴室でも、赤ちゃんの背中にあたる部分の窪みにお湯を入れればホカホカ。もちろん夏場のシャワー浴にも、年中使えます。
沐浴だけでなく、大人と一緒の入浴時に赤ちゃんにちょっと待ってもらう「ねんねマット」としても。いろんな場面で赤ちゃんのお世話をサポートしてくれる赤ちゃん専用台です。
新生児から6カ月頃まで使えるので、たくさん活躍させてくださいね。
生後1カ月から(大人と一緒)のお風呂の流れとおふろグッズの選び方
生後1カ月から(大人と一緒)のお風呂の入り方
■ お風呂の手順
赤ちゃんのお風呂も手際が大事。お風呂上りに赤ちゃんが湯冷めしないよう、しっかり準備しておきましょう。
①お風呂の準備
湯船のお湯は38℃~40℃程度。寒い季節は、あらかじめお風呂場を暖めておきます。
②グッズの準備
お風呂場には、入浴用のタオル代わりのガーゼ、シャンプー・ボディーソープ、おもちゃ等を準備しておきます。
ママ・パパが体を洗う時に赤ちゃんに脱衣所で待っていてもらう場合は、脱衣所にバウンサーやベビーチェアを。お風呂の洗い場で待っていてもらう場合は、お風呂の洗い場にバスマットがわりのベビーバスやベビーチェアなど、赤ちゃんの居場所を用意しておきます。
お風呂場の外には、すぐに赤ちゃんの体を拭けるよう、バスタオルを広げておきましょう。
赤ちゃんのオムツ、肌着や服も着せやすいように広げて準備しておきます。
ママ・パパのバスタオルも忘れずに。お風呂上りにさっと赤ちゃんのお世話に移れるよう、バスローブタイプのタオルがあると便利です。
③入浴
赤ちゃんに脱衣所またはお風呂の洗い場で待ってもらい、まずは、ママ・パパの髪や体を洗います。
このとき、赤ちゃんに脱衣所で待っていてもらう場合は、お風呂の扉を少し開けて、赤ちゃんの顔が見えるようにしておくと安心です。寒い季節は、赤ちゃんが冷えないよう、バスタオルなどにくるんであげましょう。
次に、だっこをして赤ちゃんを洗います。
最後に一緒に湯船につかって温まります。お風呂用のおもちゃがあると楽しいですね。
④入浴後
すぐに赤ちゃんをバスタオルでくるみ、優しく水分をふき取ってあげましょう。ママ・パパも湯冷めしないよう手早く体を拭きます。
赤ちゃんにオムツ、肌着、服を着せ、赤ちゃんの様子を見ながら水分補給などを行います。
生後1カ月から(大人と一緒)のお風呂のポイント
- 湯船のお湯は38℃~40℃程度。寒い季節は、あらかじめお風呂場を暖めておく
- 準備をしっかりと
- ママ・パパの入浴を済ませてから赤ちゃんを洗う
- 最後に一緒に湯船で温まりスキンシップ
- 入浴後は湯冷めしないよう手際よく
生後1カ月から(大人と一緒)のお風呂グッズの選び方
大人と一緒のお風呂は、ママ・パパが髪や体を洗っている間、赤ちゃんにどうやって待ってもらえばいいかがポイントです。
赤ちゃんの成長や性格に合ったグッズを選んでみてくださいね。
■ ふかふか ベビーバス ステップアップ

腰が据わる前までは、リッチェルの「ふかふか ベビーバス ステップアップ」をバスマットやバスチェア使いするのがおすすめです。
2段階で角度が変えられるだっこクッションで、成長に合わせた楽な姿勢で待っていてもらうことができますよ。
■ ひんやりしないおふろチェアR

6カ月頃からの赤ちゃんには、リッチェルの「ひんやりしないおふろチェアR」がおすすめ。
低月齢でもしっかりお座りできる高い背もたれと、おしりのずり落ちを防ぐおしりストッパーで、少し動いても倒れたりせず待っていてもらえます。
肌触りのあたたかいソフトな素材なので、寒くておふろをいやがるときにも良いですよ。
■ バスチェアマット付R

じっとするのが苦手な赤ちゃんには、リッチェルの「バスチェアマット付R」を。
かんたんに抜け出ないセーフティバーとくるくる回るガラガラおもちゃで、赤ちゃんを洗う時も、ママ・パパを待つ時にも、楽しく安全に使えますよ。
体重・性格別お風呂グッズの選び方
お風呂グッズは、赤ちゃんの体重や性格から選んでOK。
おとなしい&小さめ赤ちゃんと、いたずらっこ&大きめ赤ちゃんでは、選びたいグッズもこんなに違ってきます。
おとなしい&小さめ赤ちゃんの場合
おとなしい&小さめ赤ちゃんの場合は、沐浴時に「おふろは楽しいところだよ」と気分を盛り上げてあげます。
お風呂に移行したら、ママ・パパが髪や体を洗っている間、ベビーバスにおもちゃを入れて、楽しく待てるようにしてあげましょう。
・0カ月~6カ月は、「ふかふか ベビーバス ステップアップ」をバスマットとして。

・2カ月~6カ月は、「ひんやりしないおふろマットR」で入浴。

・7カ月~24カ月は、「ふかふか ベビーバス ステップアップ」をチェアとして。

いたずらっこ&大きめ赤ちゃんの場合
いたずらっこ&大きめ赤ちゃんは、沐浴はシンクやキッチン台で立ち姿勢で。ママ・パパの腰に負担がかからないようにするのが良いでしょう。
お風呂は、セーフティバーがついたおもちゃ付のバスチェアなら、抜け出しを防止できるので、安心してお風呂タイムを過ごせます。
・0カ月~1カ月は、「ふかふか ベビーバスK」で入浴。

・2カ月~24カ月は、「バスチェアマット付R」をバスマット&チェアとして。

赤ちゃんのタイプや、家族のライフスタイルにより、産後の赤ちゃんとのお風呂事情は十人十色。
便利なお風呂グッズを利用して、赤ちゃんの時しか味わえないおふろタイムを楽しみましょう!
まとめ
沐浴を卒業した、お座りができた、動きが活発になった…。
赤ちゃんの成長に伴って、お風呂のお悩みもどんどん変わっていくもの。
でもそれ以上に、お風呂は赤ちゃんとのスキンシップを楽しめる大切な時間でもあります。
成長やライフスタイル、お悩みにあったお風呂グッズを選んで、ぜひ子育てライフを楽しんでくださいね。