目次
こんにちは、べびちぇる編集部のエリです。
赤ちゃんの離乳食が始まる5~6ヵ月頃になると、必要になるのがベビーマグです。
ベビーマグとは、赤ちゃんが「飲む」練習をするために使うカップのこと。
赤ちゃんの水分補給には欠かせないものですが、はじめてベビーマグを使う時は、分からないことだらけですよね。
たとえば、
- ベビーマグはいつからいつまで使える?
- ベビーマグの飲み口にはどんな種類がある?
- 赤ちゃんがベビーマグでストロー飲みやコップ飲みができるようになるには、どのくらいの時間が必要?
- 1日に飲む量はどのくらいが適当?
- ベビーマグにはどんな飲み物を入れればいい?
などなど・・・。
今回は、そんな新米ママ・パパのために、ベビーマグに関する様々な疑問に答えていきたいと思います!
そのほか、
- 赤ちゃんとのお出かけ!ベビーマグの意外なメリットとは?
- 保育園に備えて、ベビーマグの練習やコップ飲みの練習は必要?
- 歯科大学の先生と共同開発した、お口周りの筋肉を鍛えるマグとは?!
などの気になる話題も。
ぜひ最後まで読んでくださいね!
ベビーマグはいつからいつまで使える?飲み口にはどんな種類がある?
ベビーマグはいつからいつまで使える?
赤ちゃんは離乳食が始まると、同時に水分補給も必要になってきます。
そのためベビーマグは、離乳食を始める5~6ヵ月頃から使用するのが一般的。
赤ちゃんは、いきなり大人と同じようには飲めないので、ストローやコップで飲めるようになるためにはベビーマグでの練習が必要です。
ベビーマグの卒業時期は決まってはいませんが、だいたい2歳頃までに卒業するケースが多いそう。
飲む量が増えてベビーマグではボトルの容量が足りなくなった、飲み物をこぼすことが減ってきた、と感じたらベビーマグ卒業のタイミングです。
ベビーマグから、コップや水筒に切り替えてみましょう。
いったんベビーマグを卒業しても、心配ならいつでもベビーマグに戻してOK。赤ちゃんの様子を見ながら進めてくださいね。
ベビーマグの飲み口にはどんな種類がある?
ベビーマグの飲み口にはスパウト、ストロー、コップなどいろいろな種類がありますが、それぞれ赤ちゃんの発達に合わせて作られています。
ベビーマグはパッケージをよく確認して、赤ちゃんの月齢に合わせた飲み口のものを選びましょう。
たとえばリッチェルのベビーマグの場合は、
5ヵ月頃~
乳首のような幅広飲み口のストローレッスンマグ
6ヵ月頃~
大人がサポートして「吸う」練習ができるストロータイプのコップマグ
7ヵ月頃~
大人に近い飲み方をサポートするストローマグや、少しずつ飲み物が出るように工夫された直飲みタイプのコップマグ
8ヵ月頃~
ひとりで直飲みできるマグや、360°どこからでも飲めるコップマグ
1才6ヵ月頃~
ダイレクト飲み口のマグ
がラインナップしています。
ベビーマグでストロー飲みやコップ飲みができるようになるには、どのくらいの時間が必要?
ベビーマグでストロー飲みができるようになるには、どのくらいの時間が必要?
ストローで飲み物を飲むときには、口をすぼめて吸うという動作が必要です。
でも、赤ちゃんはストローからどうやって飲み物が出てくるかが分からないため、ストローを噛んでしまってなかなか飲めないことも。
赤ちゃんがストローマグで飲めるようになるまでの時間には個人差が大きく、すんなり飲めるようになる赤ちゃんもいれば、時間がかかる赤ちゃんも多くいます。
実際身長、体重、発育でかなりの幅がありますので、ほかの赤ちゃんと比べて焦らなくても大丈夫。
コップマグでゴクゴク飲めるようになってからストロー飲みにチャレンジしてもOKです。
でも、どうしてもストロー飲みがうまくいかない場合は、大人がサポートするタイプのコップマグを使うのも一つの手。
こちらの「アスター おうちコップマグ ストロータイプ」や「アクリア コップでマグ ストロータイプR」は、フタのPUSHマークを押すことにより飲み物がストローの先まで上がってくる、ストロー飲みの「コツ」を覚えるのに最適なストローマグです。
いったんストローで「吸う」ことを覚えると、次回からスムーズにストロー飲みができるようになる赤ちゃんも多いですよ。
ベビーマグでコップ飲みができるようになるには、どのくらいの時間が必要?
コップマグでコップ飲みができるようになるまでの時間も、赤ちゃんによって大きく個人差があります。
コップ飲みは、コップマグをちょうど良い角度に傾けてお口と連動させるという動作が必要なため、赤ちゃんにとっては難しいのだとか。
慣れないうちは、コップマグが重くなりすぎないよう飲み物の量を控えめにして、マグを大人が支えてサポートしてあげましょう。
最初は難しくても、コップマグで遊んでいるうちに飲めるようになったというケースも。気長に見守ってあげることが大切です。
赤ちゃんはマグを振ったり倒したりしてしまうことも多いため、コップマグから飲み物が漏れるのが気になるときは、漏れにくいタイプのコップマグを選んでも。
こちらの「トライ コップレッスンマグSD」は、唇でプレートを押しながら飲むタイプのコップマグです。
プレートを押したときにだけ飲み物が出るので漏れにくく、おうち使いにも、お出かけ時にも安心ですよ。
1日に飲む量はどのくらいが適当?ベビーマグにはどんな飲み物を入れればいい?
1日に飲む量はどのくらいが適当?
ベビーマグで飲み物を飲むようになると、飲み物が足りているか、飲み過ぎていないかと飲む量も気になりますよね。
季節によっても、赤ちゃんの体重によってもだいぶ差がありますが、水分はミルクや食事からの水分を含め、1日に体重1㎏あたり100mlは必要だそう。
赤ちゃんは、体重に占める水分の割合が70~80%と高く脱水を起こしやすいので、水分は少しずつこまめに与えるのが基本です。
たくさん汗をかいたとき、高熱を出しているとき、下痢のときは特に水分不足に気をつけてあげましょう。
おしっこが減っているときは水分不足のサインです。原因が分からずぐずっているときも、のどが渇いている可能性がありますよ。
ベビーマグにはどんな飲み物を入れればいい?
ふだんベビーマグに入れる飲み物は、湯冷まし(一度沸かしてから冷ましたお湯)や麦茶が最適です。
ベビー用麦茶はパッケージをよく読んで使い、大人と同じ麦茶をあげる場合は沸かして作って2~3倍に薄めて使いましょう。
脱水時には、赤ちゃん用のイオン飲料を入れてあげるのも良いでしょう。
ただし、イオン飲料は赤ちゃんがこればかり欲しがり他の飲み物を受け付けなくなったり、離乳食を食べなくなったりすることもあるので、習慣にならないよう気をつけます。
ベビーマグの飲み残しについてはあまり神経質になる必要はありませんが、マグの中をよく見ると食べ物などの逆流で濁っていることも。
こんなときは、マグを軽くゆすいで飲み物を入れ替えるのがよいでしょう。
ベビーマグはお口をつけると雑菌が入るので、きれいに見えていても数時間に一度は飲み物を入れ替えましょう。
赤ちゃんとのお出かけ!ベビーマグの意外なメリットとは?
赤ちゃんがベビーマグで飲めるようになったら、マグを持ってお出かけするのも楽しみの一つ。
お出かけ先での水分補給が楽なだけでなく、車の中でも赤ちゃんが自分で飲み物を飲めると助かりますし、飲み物を飲むことで耳抜きができるので、新幹線や飛行機で赤ちゃんがぐずった時にも便利です。
なにより、赤ちゃん自身が自分で飲み物を飲めて嬉しそうにしていると、ママ・パパも嬉しくなりますよね。
自分でできた!の経験は、赤ちゃんの意欲を増し、成長の原動力にも。
赤ちゃんといっしょにさっそくお出かけしませんか。
思わずときめく特別なベビーマグと一緒なら、ふだんのお出かけも、はじめての場所も、大切な時間になりますよ。
保育園に備えて、ベビーマグの練習やコップ飲みの練習は必要?
仕事復帰などで保育所や保育園に入園するとき、赤ちゃんがコップやベビーマグで飲み物を飲めるようになっているかどうかは、ママ・パパの心配ごとのひとつですよね。
月齢や年齢にもよりますが、園によって
「入園までにコップ飲みができるようにしてきてください」
「自分で飲める飲み口のベビーマグを持ってきてください」
「ストローマグを持ってきてください」
など、コップやマグの方針は様々な模様。まずは園に確認してみましょう。
赤ちゃんがなかなかコップやベビーマグで飲んでくれないと、やきもきしてしまいますよね。
でも、赤ちゃんは日々成長しているので、昨日できないことが今日できるようになっていることも。
大人の都合で焦らず、赤ちゃんの成長を見守ってあげましょう。
でもどうしても困ったら、園に相談を。
園の方でもこれまでにいろいろな赤ちゃんを見てきていますので、アドバイスがもらえたり、代わりの提案をしてくれたりすることもあります。
入園後にお友達につられて飲めるようになることも多いですよ!
今はできなくてもいずれできるようになります。赤ちゃんを信じて寄り添ってあげましょう。
歯科大学の先生と共同開発した、お口周りの筋肉を鍛えるマグとは?!
専門家の先生によると、近年、気がつくとお口がポカンと空いている子どもが増えているそう。
これはお口周りの筋肉が弱く、口唇閉鎖力(お口を閉じる力)が弱いのが原因です。
口唇閉鎖力が弱いと、
- 口呼吸をすることで空気中の雑菌を直接肺に取り込んでしまい、感染症を起こすリスクが高まる
- お口が乾燥して唾液が減り、むし歯になりやすくなる
- お口や顎の発育に影響を及ぼすため、歯並びやかみ合わせが悪くなり、食事や発音などの機能にも不調をきたすようになる
のような影響が出てきますので、口唇閉鎖力を鍛えることはとても大切です。
この口唇閉鎖力は、離乳食の与え方や離乳食の形状の工夫で鍛えることが出来ますが、普段のベビーマグでも鍛えることが可能です。
こちらのリッチェルの「トライマグシリーズ」は、歯科大学×小児歯科医院推奨の、専門家の先生と一緒に共同開発したベビーマグシリーズ。
飲み口は、口をすぼめる練習ができる「ストローレッスンマグ」、吸う練習ができる「ストローマグ」、上唇を使う飲み方を促す「コップレッスンマグ」がラインナップしています。
成長やシーンに合わせて飲み口とボトルを自由に組み合わせて使え、トータルで口唇閉鎖力の発達をしっかり促しますよ。
※口唇閉鎖力の鍛え方については、以下の記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ、こちらもあわせてお読みください。
まとめ
ベビーマグを使うと、赤ちゃんが自分で飲み物を飲めるようになるため、毎日の水分補給がとても楽になります。
でも、ベビーマグには様々な種類があるので、どう選べば良いか分からないという声も。
「マグの選び方」の特設ページでは、月齢や飲み口、利用シーン、シリーズ、お悩みなどから、赤ちゃんの発達とライフスタイルにぴったりのベビーマグを選べます。
ぜひ、下のリンク先に遊びに行ってみてくださいね。