目次
出産する前に哺乳瓶を準備しようと思ったものの種類が多くてどのように選べばいいのか悩まれる方も多いでしょう。
素材やサイズ、ボトルの形などはさまざまな種類があるため、使い方や特徴を理解して赤ちゃんにあった商品を選ぶのが大切です。
出産を控えているママは事前に哺乳瓶を準備しておけば、産後の体調のトラブルや赤ちゃんのお世話で忙しくなっても安心です。
今回は、哺乳瓶を選ぶときのポイントや、合わせて用意すると便利なアイテムを紹介します。
出産準備に哺乳瓶は必要?完全母乳で育てたい方でも必要なのか解説
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出産準備をする時に「完全母乳で育てる場合でも必要なの?」と悩むママも多いです。
母乳で育てるか、ミルクで育てるかは実際に子育てがはじまってからしか判断できないため、母乳で育てるつもりであっても、事前に哺乳瓶は1本準備しておくといいでしょう。
哺乳瓶は完全母乳で育てる場合でも、人に預ける際や保育園に預ける時など、母乳があげられない時に役立ちます。風邪をひいて薬を飲みたい時や、乳首に傷ができて搾乳して飲ませる時にも使えます。
また、災害時に備えて普段から哺乳瓶で飲めるようにしておけば、液体ミルクの使用ができるため安心です。
出産準備で哺乳瓶を選ぶ時のポイント|ボトル
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ベビー用品売り場に行くとさまざまな哺乳瓶の種類がありどの商品を選んだらいいのかわからない方も多いでしょう。
出産準備で哺乳瓶を選ぶ時のポイントは以下のとおりです。
- 素材
- サイズ
- ボトルの形
使うシーンや用途などを考えてポイントを押さえるとスムーズに商品選びができます。
素材
哺乳瓶の素材にはガラスやプラスチックなどがあります。
外出時に使うのであれば軽くて割れないプラスチック製が向いています。
プラスチック製にはポリプロピレンなどのさまざまな種類があり、消毒する際に電子レンジが利用できるか、素材が傷つきやすいかなどチェックしましょう。
ガラスは熱湯消毒がしやすく、汚れが落ちやすいため、家での普段使いに向いています。
それぞれの素材の特徴を理解してライフスタイルにあったものを選択しましょう。
サイズ
哺乳瓶のサイズは120~160mLの小サイズと240mLの大サイズの2種類が一般的です。
目安として新生児は80mLから100mL程度で飲む量も少ないため小さめの160mLサイズがおすすめです。
赤ちゃんが家や外出先で飲む必要量が足りているか、哺乳瓶の目盛りで残量を確認しましょう。
ミルクを飲む量は個体差が大きいため、月齢だけではなく普段の様子を見ながら適切なサイズを選んであげましょう。
ボトルの形
哺乳瓶のボトルの形は大きく分けるとカーブ・ストレート・くびれ・スリムの4種類があります。
カーブタイプは頭を起こした授乳姿勢で、赤ちゃんが快適に授乳することができます。
ストレートタイプ・くびれタイプは種類が豊富で手入れもしやすく衛生的です。授乳する方の持ちやすさを重視したくびれのタイプもおすすめできます。
スリムタイプはカバンの中に入れてもかさばりにくく、持ち運びしやすいため外出時に重宝します。
使い勝手の良さも意識して商品を選択しましょう。
出産準備で哺乳瓶を選ぶ時のポイント|ニップル(乳首)
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出産準備で哺乳瓶を選ぶにあたって、どのようなニップル(乳首)を選ぶかも重要なポイントです。
赤ちゃんの月齢や哺乳力に合わせて、以下の点に注目して選んでみてください。
- ニップルの形状
- ニップルの素材
- ニップルのサイズ
- ニップルの穴の形状
ニップルの種類や特徴を理解して商品を選択すると赤ちゃんが快適にミルクを飲めて安心して使用できます。
ニップルの形状
ニップルの形状はメーカーや商品ごとにさまざまな種類があるため、形状がどのようなものかチェックして選びましょう。
着脱がしやすく使いやすいものであればママの負担も軽くなります。
また、赤ちゃんの舌や唇を刺激する商品もあるため、赤ちゃんの発達や好みに合ったものを選択しましょう。
お口に合わない哺乳瓶を使うと飲む時間がかかり、ミルクを飲まなくなることもあります。
ニップルの形状が原因でミルクを拒否していると感じたら違う商品に変更するといいでしょう。
ニップルの素材
ニップルの素材にはシリコンやイソブレンゴム、天然ゴムなどがあります。
よく使われているのはシリコンで、ゴム特有の臭いがなく、煮沸・薬液・レンジでの消毒が可能です。衛生管理しやすく熱に強く硬めで耐久性が高い素材です。
イソブレンゴムや天然ゴムは、柔らかくお母さんの乳首に感触が似ているため赤ちゃんの好みやすい素材ですが、ゴムの臭いが苦手な赤ちゃんもいるため注意が必要です。
手入れのしやすさや、お母さんの乳首に感触が似ているものなど、赤ちゃんの好みで選ぶと失敗が少なくなるでしょう。
ニップルのサイズ
ニップルのサイズは赤ちゃんがくわえやすいよう成長に合わせてサイズアップしていくといいでしょう。
サイズ交換の時期は、月齢だけでなく赤ちゃんのミルクを飲むペースでも判断できます。
メーカーによってサイズの違いはあるもののSサイズからLサイズまで展開しており、赤ちゃんの飲む量や哺乳力にあわせたサイズを選べます。
ニップルの穴の形状
ニップルの穴の形状は、丸穴・スリーカット・クロスカットの3種類があります。
丸穴は傾けるだけでミルクが出るタイプで飲む力が弱くても飲みやすく、新生児や月齢の小さな赤ちゃんの哺乳瓶で飲む練習に向いています。
生後2〜3か月以降の哺乳力がついてきた赤ちゃんにはY字の切り込みが入ったスリーカットがおすすめです。発育や吸う力によってミルクの量が調節できます。
穴がXの字になったクロスカットは、しっかり哺乳力が備わった頃からの使用に向いています。
月齢や哺乳力によって使い分けるといいでしょう。
出産準備で用意する哺乳瓶にはリッチェルのはなえみシリーズがおすすめ
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出産準備で用意する哺乳瓶にはリッチェルの「はなえみシリーズ」がおすすめです。
おすすめできるポイントとして以下の5つが挙げられます。
- 発育や吸う力に応じて流量を変えられる吸い口
- 舌や唇を刺激できる吸い口の構造
- おでかけ/自宅用で使い分けられる材質の違うボディー
- ミルクを振り混ぜやすくきれいに洗える形状
- ストローマグにステップアップできるデザイン
はなえみシリーズの哺乳瓶にはおうち用の「ガラス哺乳瓶」と、おでかけ用のプラスチック哺乳瓶「PPSU哺乳びん」の2種類があります。
サイズはそれぞれ160mLと240mLがあります。広口タイプでミルクを入れやすく、形は円すい型でミルクを振って混ぜやすいのが特徴です。
綺麗に洗える形状で、食器洗い乾燥機の使用が可能です。煮沸・薬液・電子レンジでの消毒も可能で利便性に優れています。
はなえみ PPSU哺乳びん|お出かけ用に最適
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はなえみPPSU哺乳びん160mL | はなえみPPSU哺乳びん240mL | |
最大目盛容量 | 160mL | 240mL |
対象月齢 | 0ヶ月頃~ | 3ヶ月頃~ |
サイズ | φ6.6×13H(cm) | φ6.8×15.2H(cm) |
煮沸・薬液 | 〇 | 〇 |
詳細 | 公式ショップへ | 公式ショップへ |
上記に、はなえみPPSU哺乳瓶の小サイズ(160mL)と大サイズ(240mL)の特徴をまとめました。
はなえみPPSU哺乳瓶はお出かけ用の哺乳瓶として最適な商品です。
素材はプラスチックのため、外出先で割れてしまうなどのトラブルもおこりません。
ガラスタイプよりも軽くて持ち運びに便利です。
はなえみ ガラス哺乳びん|おうち用に最適
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はなえみガラス哺乳びん160mL | はなえみガラス哺乳びん240mL | |
容量 | 160mL | 240mL |
対象月齢 | 0ヶ月頃~ | 3ヶ月頃~ |
サイズ | φ6.6×13.9H(cm) | φ7×16.5H(cm) |
煮沸・薬液 | 〇 | 〇 |
詳細 | 公式ショップへ | 公式ショップへ |
上記に、はなえみガラス哺乳瓶の小サイズ(160mL)と大サイズ(240mL)の特徴をまとめました。
はなえみガラス哺乳瓶はおうち用として使うのに最適な商品です。ガラスは熱湯消毒しやすいのでにおいや汚れがよく落ちて衛生的です。
熱伝導がいいため、温めたり冷ましたり温度調節がしやすく、ミルクを手早く適温にしたいママに向いています。
新生児の時はおうちにいることも多いためガラス哺乳瓶をはじめの1本として持っておくことをおすすめします。
リッチェルのHE哺乳びん用ステップアップパーツで成長に合わせて吸い口を変えると長く使える
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HE哺乳びん用ステップアップパーツ | |
対象月齢 | 7ヶ月頃~ |
煮沸・薬液 | 〇 |
詳細 | 公式ショップへ |
PPSU哺乳びんの口部・乳首パーツをHE哺乳びん用ステップアップパーツに替えるとストローマグになります。
ストローの長さをPPSU哺乳びん160mLの場合は74mmにカット、240mLの場合は95mmにカットして使います。
ボトル内のストローがいつでも手前にくるように工夫されているため、最後まで飲み切りやすい形状です。
赤ちゃんの頃から使っている哺乳瓶にそのままハンドルを付けて使うため、嫌がらず馴染みやすいでしょう。ハンドルの付け外しも可能でコンパクトに持ち運びもできます。
出産準備で哺乳瓶と一緒に用意すると便利なアイテム
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出産の準備で哺乳瓶と一緒に用意すると便利なアイテムはどのような物があるのか気になる人も多いですよね。
哺乳瓶と一緒に購入すると再度買い物に行く手間も省けます。
これから出産を控えているママ、パパに参考になるアイテムを紹介します。
- 授乳クッション
- 洗浄ブラシ
- 消毒グッズ
授乳クッション
授乳クッションは、授乳するママと赤ちゃんをサポートする便利なアイテムです。
授乳クッションを使えば、ママの体への負担を軽減し、赤ちゃんも安心しておっぱいやミルクを飲めます。
授乳クッションをママの胴回りにセットし、赤ちゃんをクッションに寝かせて授乳できます。ママは赤ちゃんを片手で支えるため、腕の負担が少なく姿勢も安定しやすいでしょう。
洗浄ブラシ
赤ちゃんが毎日使う哺乳瓶を衛生的に保つには、哺乳瓶用洗浄ブラシがおすすめです。
素材はスポンジやナイロン、シリコンなどがあるため、特徴を知って選ぶといいでしょう。
スポンジタイプは泡立ちしやすく、傷がつきにくいためプラスチック製の哺乳瓶に向いています。
ナイロンタイプは、耐久性が高く、哺乳瓶の汚れが落ちやすくガラス製の哺乳瓶に向いています。
シリコンタイプはガラス製とプラスチック製の両方に使用でき、水切れが良く衛生面を保ちやすいのが特徴です。
一般的なブラシでは洗いにくい部分も楽に洗えるので抵抗力の弱い赤ちゃんの健康を守るのに役立つでしょう。
哺乳瓶を使用してさく乳する方法・流れ
母乳育児には直接赤ちゃんに母乳をあげるだけでなく、搾乳器で母乳を保存して授乳する方法もあります。
搾乳前の準備として乳腺を十分に開き、乳房を蒸しタオルなどであたためてマッサージするといいでしょう。
搾乳は、短時間で無理のない吸引圧で行い、乳房や乳首に痛みがある場合は中止しましょう。
搾乳した母乳は保冷バッグに入れて冷凍または冷蔵保存しておくと誰でも授乳ができるため便利です。
出産準備で哺乳瓶を選ぶ際によくある質問
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出産準備で哺乳瓶を選ぶ際によくある質問は以下のとおりです。
- 哺乳瓶は出産前後のいつ買うのがおすすめ?
- 哺乳瓶は何本用意すればいい?
- 哺乳瓶は最初から大きいサイズがいい?
- 哺乳瓶の消毒はいつまで必要?
哺乳瓶を選ぶポイントを押さえておけば、ベビー用品売り場に行った際もスムーズに買い物ができるでしょう。
哺乳瓶は出産前後のいつ買うのがおすすめ?
哺乳瓶を出産前後のいつ買うのか悩んでいるママも多くいるようです。
複数の本数や種類を揃えなくてもかまいませんが、赤ちゃんが生まれる前に買っておくといいでしょう。
赤ちゃんが産まれてすぐは産後の体調のトラブルや赤ちゃんのお世話で忙しく余裕がない可能性もあります。
とりあえず準備しておき、産まれてからの状況に応じて買い足していくことがおすすめです。
哺乳瓶は何本用意すればいい?
哺乳瓶を購入する時に何本用意したらいいのか悩まれる人も多いでしょう。
どのようなシーンで使うかイメージすると本数も決めやすくなります。
保育園や、親戚に預けるなどでかける場合は2本以上がおすすめです。
ガラス製やプラスチック製など状況に応じて使い分けて、3〜4本あればより安心です。
哺乳瓶は最初から大きいサイズがいい?
哺乳瓶は最初から大きいサイズを購入すれば長く使えると思いがちですが、必要な哺乳量は赤ちゃんによって違いがあります。
最初は小さいサイズで様子をみて、成長に合わせて大きくしていくといいでしょう。
月齢を目安にサイズの変更を考えがちですが、一度に大量に飲める子や少しずつしか飲めない子など個体差があるため、様子を見ながらサイズの見極めが大切です。
合わないサイズを使用すると赤ちゃんが飲みづらく哺乳瓶を嫌がる可能性もあるのでよく観察しましょう。
哺乳瓶の消毒はいつまで必要?
哺乳瓶の消毒は必要ですが、手間もかかるのでいつまでやればいいのか悩むママも多いようです。
哺乳瓶を使っている期間全て消毒が必要なわけではありません。
哺乳瓶の消毒は個人差があるものの、生後半年ぐらいを目安にやめてもいいといわれています。
指しゃぶりをしたり、手に持っているおもちゃをなめたり、離乳食がはじまると哺乳瓶以外の物を口にして免疫力がつくと考えられるためです。
消毒しなくてもよくなるタイミングともいえるでしょう。
![](https://www.richell.co.jp/babychell/wp-content/uploads/2024/01/赤ちゃん.jpg)
哺乳瓶は出産前から商品を検討し、事前に準備しておくといいでしょう。
産後の体調のトラブルや赤ちゃんのお世話で忙しく余裕がなくなった場合も安心です。
出産準備で用意する哺乳瓶にはリッチェルの「はなえみシリーズ」がおすすめです。
おうち用として向いている「ガラス哺乳瓶」と、おでかけ用として向いているプラスチック哺乳瓶「PPSU哺乳びん」の2種類あり、サイズはそれぞれ160mLと240mLがあります。
食器洗い乾燥機が使えて、煮沸・薬液消毒もできるため利便性に優れた商品です。
赤ちゃんの成長や好みを加味してサイズや素材など変えてみてください。