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赤ちゃんが歩き始めると、キッチンや階段など思わぬ場所が危険になります。こうした場所への進入を防ぐ手段として、ベビーゲートは家庭内の安全対策として定番です。
近年は、壁を傷つけずに設置でき、安定感のある「置くだけタイプ」の需要が高まっています。
この記事では、設置が簡単で倒れにくいリッチェルの「おくだけフェンス」の魅力と、ベビーゲートの選び方や注意点について詳しく解説します。
ベビーゲートの選び方

ベビーゲート選びで大切なのは、設置場所や用途に合ったタイプを見極めることです。以下のポイントをもとに、家庭に合った製品を検討しましょう。
- 間口に合った大きさで選ぶ
- 素材・材質で選ぶ
- 突っ張りタイプか置くだけタイプかで選ぶ
- 見やすい色やデザインで選ぶ
- 扉付きか扉なしで選ぶ
それぞれの見出しでは、タイプの種類やどんな人におすすめかを詳しく解説します。
間口に合った大きさで選ぶ
ベビーゲートは、設置する場所の幅に合ったサイズを選ぶことが基本です。
一般的なドアや廊下であれば標準サイズで十分ですが、リビングの広い開口部や変則的な間取りには、拡張パーツ対応のタイプが便利です。
間口に合わないゲートを無理に設置すると、安定せず倒れるリスクが高まります。引っ越しや模様替えを想定している家庭は、サイズ調整がしやすいタイプを選ぶのがおすすめです。
素材・材質で選ぶ
ベビーゲートには、プラスチック・スチール・木製などさまざまな素材があります。
プラスチック製は軽くて扱いやすく、手入れも簡単なため、掃除やメンテナンスがしやすい点が魅力です。スチール製は強度が高く、活発な赤ちゃんや長期間使いたい方に向いています。木製はインテリアになじみやすく、ナチュラルな雰囲気を好む家庭におすすめです。
使いやすさ・安全性・デザイン性をふまえて、生活スタイルに合った素材を選びましょう。
固定タイプか置くだけタイプかで選ぶ
ベビーゲートには「固定タイプ」と「置くだけタイプ」があります。それぞれに適した使用シーンがあるため、設置場所やライフスタイルに応じた選び方が必要です。
固定タイプは壁にしっかり固定できるため、高い安定性が求められる階段上などに適しています。ただし、設置には工具が必要だったり、壁に傷がつく可能性があります。
一方、置くだけタイプは設置が手軽で、壁を傷めない点が特長です。賃貸住宅や頻繁に設置場所を変えたい家庭には特におすすめです。
見やすい色やデザインで選ぶ
赤ちゃんの安全を守るベビーゲートは、視認性の高さやインテリアとのなじみやすさも選ぶ際のポイントです。
視認性を重視する場合は、赤ちゃんがぶつかりにくいように目立つ色やシンプルなデザインを選ぶと安心です。一方で、リビングなど目に入りやすい場所に設置する場合は、部屋の雰囲気を損なわない落ち着いた色合いやナチュラルテイストのものが好まれます。
安全性と見た目のバランスを取りながら、生活空間に自然に溶け込むデザインを選ぶことが大切です。
扉付きか扉なしで選ぶ
ベビーゲートには、扉が付いたタイプと付いていないタイプがあります。使用頻度や設置場所に応じて、どちらが使いやすいかを考えることが重要です。
扉付きタイプは大人が通るたびにゲートをまたぐ必要がなく、リビングやキッチンの出入り口など、日常的に人の通行がある場所に向いています。ロック機能がある製品であれば、赤ちゃんが勝手に開けにくく安心です。
一方、扉なしタイプは構造がシンプルで価格も比較的抑えられています。人の出入りが少ない場所や一時的な使用に適しています。
ベビーゲートとベビーサークルの違いは?
ベビーゲートは、キッチンや階段など赤ちゃんにとって危険な場所への進入を防ぐために、出入り口に設置して動線を制限するアイテムです。一方、ベビーサークルは赤ちゃんの活動範囲を囲って安全なスペースを確保するもので、プレイスペースとして使われます。
ベビーゲートは「行ってほしくない場所がある家庭」や「赤ちゃんが家中を自由に動き回る年齢」の子におすすめです。ベビーサークルは「安全に遊ばせたい」「目を離す時間がある」家庭に向いています。生活スタイルや間取りに応じて、適切に使い分けることが大切です。
ベビーサークルをお探しの方は「ベビーサークルはいつから使う?活用すべき理由と後悔しないための選び方を紹介」にて紹介しておりますので参考にしてみてください。
ベビーゲートを選ぶ際の注意点
ベビーゲートは安全対策として便利な反面、使い方や設置方法を誤ると、かえって危険につながる可能性があります。この見出しでは、製品選びで失敗しないために知っておきたい3つの注意点を解説します。
- ゲートがずれにくいものを選ぶ
- ロックが赤ちゃんに開けられないベビーゲートを選ぶ
- 設置方法や設置場所にあったベビーゲートを選ぶ
それぞれのポイントについて、次の見出しで詳しく説明していきます。安全で快適な環境づくりのために、必ず確認しておきましょう。
ゲートがずれにくいものを選ぶ
ベビーゲートは、赤ちゃんが体重をかけたり押したりすることを想定し、ずれにくい構造かどうかを確認することが大切です。
滑り止め加工がされているものや、水の重さで安定感を高めたタイプであれば、使用中のズレや転倒リスクを抑えることができます。
特に「置くだけタイプ」を選ぶ場合は、設置面との相性や滑りにくさを重視すると安心です。床を傷つけにくい設計かどうかも、併せてチェックしておきましょう。
ロックが赤ちゃんに開けられないベビーゲートを選ぶ
ベビーゲートに扉がついている場合は、ロックの仕組みが安全性に直結します。
赤ちゃんが簡単に開けられないよう、力や指の使い方に一定のコツが必要な構造を選ぶことが重要です。
片手操作できるロックであれば、大人にとっては使いやすく、赤ちゃんには扱いにくい構造となり、安心して使用できます。二重ロックや自動ロック機能なども検討するとより安全性が高まります。
設置方法や設置場所にあったベビーゲートを選ぶ
設置する場所の環境や広さに応じて、適したタイプを選ぶことが安全性に直結します。
たとえば階段上などでは、しっかりネジで固定できる固定タイプが向いています。一方、賃貸住宅や設置場所を頻繁に変えたい家庭では、工具不要で簡単に動かせる置くだけタイプが便利です。
床材や壁の素材との相性、ゲートの開閉方向も含めて、設置環境に合わせた製品を選ぶようにしましょう。
参考:戸建てやメゾネットに安心なベビーゲート!「階段の上でも使える木のバリアフリーゲート」
倒れない置くだけの扉付きベビーゲートはリッチェルの「おくだけフェンス」がおすすめ
設置が簡単で壁を傷つけず、倒れにくいベビーゲートを探している方には、リッチェルの「おくだけフェンス」がおすすめです。
商品名 | おくだけフェンス | おくだけフェンス 拡張パーツ |
対象月齢 | 6ヶ月~2才頃 | 6ヶ月~2才頃 |
サイズ (ステップ・テーブル使用時) |
103×56×68.5H(cm) | 18.5×4.5×68.5H(cm) |
設置可能幅 | 91cmまで | 1本:91cm~104cmまで 2本:104cm~116cmまで 3本:116cm~129cmまで 4本:129cm~141cmまで |
詳細 | 公式ショップへ | 公式ショップへ |
扉付きで使い勝手が良く、安全性と利便性を兼ね備えた設計が特長です。
本見出しでは、「おくだけフェンス」の詳しい魅力や機能を紹介していきます。
前からも横からも進入を防止できる
「おくだけフェンス」は、コの字型の形状なので前方・側面の両方向からの進入をブロックできます。
キッチンやウォークインクローゼットの入り口、階段下など、赤ちゃんに入ってほしくない場所をしっかりカバーするのに適しています。
簡単に設置できる

ドアパネルをサイドパネルに差し込み、キャップで留めるだけのシンプルな構造で、工具は不要です。
設置にかかる時間が短く、初めてベビーゲートを使う家庭でもスムーズに取り付けられます。
プラスチック製で軽いので使わないときの移動も簡単で、掃除や模様替えの際にも手軽に対応できます。日々忙しい育児中のご家庭でも安心して扱える仕様です。
水の重さと滑り止めでズレにくく床を傷つけにくい

リッチェルの「おくだけフェンス」は左右のサイドパネルに水を入れて使用します。
注水することで重みが加わり、赤ちゃんが押しても倒れにくくなります。
底面には滑り止めも付いており、ズレを防ぎながら床への傷も軽減できる構造です。
壁や床を傷つけたくない賃貸住宅にも対応しやすく、インテリアを大切にしたい家庭にとっても安心です。
拡張パーツで大きさも調整可能

別売りの拡張パーツ(税抜2,500円)を使えば、設置幅を最大141cmまで広げることができます。
1本〜4本まで追加可能で、91〜141cmの間口に対応可能です。
リビングの広い出入口や変則的なスペースにもフィットしやすく、ライフスタイルや設置場所の変化にも柔軟に対応できるのが魅力です。
リッチェルの「おくだけフェンス」の設置場所
「おくだけフェンス」は設置幅に応じて拡張できるため、キッチンや階段下だけでなく、さまざまな場所で活用できる便利なベビーゲートです。
組み立てが簡単で移動もしやすいため、ウォークインクローゼットや脱衣所の入り口など、生活スタイルに合わせて柔軟に使うことが可能です。
別売りの拡張パーツを使えば最大141cmまで対応できるので、今後レイアウトを変更する可能性があるご家庭でも長く活用できます。
次の見出しでは、代表的なおすすめ設置場所について詳しく紹介します。
キッチンの設置におすすめ

キッチンは熱い調理器具や鋭利な刃物など、赤ちゃんにとって危険なものが多い場所です。
「おくだけフェンス」は、前方・側面どちらからの進入もブロックできるので、しっかりと安全エリアを確保できます。
さらに、扉付きなので大人はスムーズに出入りでき、調理中のストレスも最小限に抑えられます。拡張パーツを使えば広い間口にも対応でき、さまざまなキッチンレイアウトに対応できます。
階段下の設置におすすめ

階段下は赤ちゃんにとって特に危険な場所のひとつです。段差につまずいたり、転落したりするリスクがあるため、確実に進入を防ぐ必要があります。
「おくだけフェンス」は工具不要で設置でき、床を傷つけない構造のため、階段下にも手軽に設置できます。
間取りに応じて柔軟にカバー範囲を調整できる点も便利です。安全性と設置のしやすさを両立したい家庭におすすめです。
ベビーゲートでよくある質問
ベビーゲートの購入を検討する際、「いつまで使う?」「階段上にも設置できる?」「手作りでも大丈夫?」といった疑問を持つ方は多いです。
この見出しでは、そうしたよくある質問について整理し、安全かつ適切にベビーゲートを使用するためのポイントを紹介します。
以下の項目を参考に、ご家庭の状況に合った正しい使い方を確認しておきましょう。
- 置くだけのベビーゲートは手作りできる?危ない?
- ベビーゲートはいつからいつまで使用する?
- ベビーゲートは階段上には設置できない?
置くだけのベビーゲートは手作りできる?危ない?
市販のベビーゲートの代わりに段ボールや木材などで手作りするケースも見られますが、安全面からおすすめできません。
赤ちゃんは予想以上の力で押したりよじ登ったりするため、簡易的な構造では倒れたり壊れたりする危険があります。
特に「置くだけタイプ」は構造の安定性が重要なため、きちんと重みや滑り止めが設計された製品を使うことが安全への第一歩です。市販の製品を選ぶことで、赤ちゃんの安全をより確実に守ることができます。
ベビーゲートはいつからいつまで使用する?
ベビーゲートの使用開始目安は、赤ちゃんがハイハイを始めて自力で移動できるようになる生後6カ月頃からです。
使用終了のタイミングは、個人差はありますが概ね2歳頃までが目安です。身長や体重が増え、ゲートをまたいだり乗り越えたりするようになると、逆に危険を伴う可能性があります。
お子さまの発達段階に合わせて、必要に応じて設置位置や対策方法を見直すことが大切です。
ベビーゲートは階段上には設置できない?
階段上での使用には、倒れやすい突っ張り式や置くだけタイプは避けるべきです。赤ちゃんがゲートに寄りかかった拍子にずれたり倒れたりすると、転落の危険があります。
階段上に設置する場合は、壁にしっかりネジで固定できる専用タイプを選ぶことが大切です。リッチェルでは、階段上の安全対策として「階段上でも使えるベビーゲート(固定式)」を展開しており、安全性の高い設計になっています。
安全性を最優先に考え、使用場所に合った製品を選ぶことが事故防止につながります。
リッチェルのおくだけフェンスで安心して過ごせる環境を作ろう
ベビーゲートには、突っ張り式や置くだけタイプ、扉付きや固定式などさまざまな種類があり、設置場所や家庭のライフスタイルに合わせた選び方が求められます。
その中でもリッチェルの「おくだけフェンス」は、設置が簡単で倒れにくく、拡張性にも優れた安心設計が特長です。
赤ちゃんの安全を守るだけでなく、家族全員が安心して快適に暮らせる住環境を整えるために、信頼できるベビーゲートを選びましょう。