
毎日うんちやおしっこを片付けていても、トイレ本体を洗うタイミングや使う洗剤に迷うことはありませんか。
猫のトイレ掃除は、毎日の取り除き、週1回の拭き取りと砂の補充、月1回の丸洗いと全交換の3段階でお手入れするのが基本です。
この記事では、掃除の頻度の目安や使える洗剤、本体を丸洗いする手順のほか、日々のお手入れを楽にする工夫をご紹介します。それぞれのやり方を知って、今日からのトイレ掃除に役立ててみてください。
毎日の掃除を楽にしたい方には、つなぎ目がなく拭き取りやすいリッチェルのラプレ シームレスネコトイレを記事の後半で紹介しています。
猫トイレの掃除は毎日・週1回・月1回の3段階で行う

猫トイレを清潔に保つには、汚れの程度に合わせたお手入れが大切です。基本の頻度は、毎日、週1回、月1回の3つの段階に分かれます。
- 毎日:排泄物と固まった砂を取り除く
- 週1回:減った猫砂を足し、トイレ周りとスコップを拭く
- 月1回:猫砂を全部替えて本体を丸洗いする
毎日:排泄物と固まった砂を取り除く
うんちやおしっこの固まりは、24時間以内に取り除くのが理想的です。トイレが汚れたままだと猫が使うのを嫌がることがあるため、気づいたその都度きれいにしてあげましょう。
汚れた砂をすくって捨てた後は、減った分の猫砂を継ぎ足しておきます。スコップに残った汚れや砂もしっかり払い落としておくと、次に使うときに衛生的です。
あわせて、取り除いた排泄物は、猫の健康状態を教えてくれます。おしっこの固まりの大きさや回数、うんちの色の変化など、いつもと違う様子に気づいたときは動物病院に相談すると安心です。
週1回:減った猫砂を足し、トイレ周りとスコップを拭く
本体を丸洗いしない週は、汚れの拭き取りと猫砂の補充を中心にお手入れしましょう。
トイレの内側の壁やヘリの汚れ、外側についた汚れのほか、トイレの下や周りの床、スコップの汚れも一緒に拭き取ります。拭くときは水で固く絞った布や、ペット用のウェットシートを使い、最後に乾いた布で仕上げ拭きをすると清潔です。
人間用の除菌シートはアルコールを含むことがあるため、成分表示をよく確認して選ぶと安心です。もしアルコール入りのものを使った場合は、拭いた部分をしっかり乾かしてから猫に使わせるようにしましょう。
月1回:猫砂を全部替えて本体を丸洗いする
月に1回を目安に、中の猫砂を全部捨てて本体を丸洗いしましょう。
拭き掃除だけでは、乾いて固まったおしっこの汚れを完全に落とすことが難しいためです。アルカリ性の尿の汚れがたまると臭いの原因にもなるため、定期的に洗い流すお手入れが大切です。
もし月1回のタイミングが来ていなくても、気になる様子があれば早めに洗うとよいでしょう。臭いが取れないときや、猫がトイレに入るのをためらう様子を見せたとき、底を触ってざらつきを感じるときは、丸洗いの合図だと考えてみてください。
猫トイレの掃除に使える洗剤と避けた方がよい洗剤

トイレ本体を洗うときは、基本的には水やお湯で汚れを落とします。それでも落ちない汚れには洗剤を使いますが、猫のトイレには使えるものと避けた方がよいものがあります。
- 日常の汚れにはペット用または無香料の中性洗剤を使う
- 固まった尿の汚れにはクエン酸水を使う
- 塩素系・香りの強い洗剤・アルコールを含むものは避ける
日常の汚れにはペット用または無香料の中性洗剤を使う
普段の軽い汚れを洗うときは、中性洗剤を水で薄めて使うのがおすすめです。その際は、ペット用の洗剤や無香料のものを選ぶとよいでしょう。
猫は嗅覚が鋭いため、香りが残ると自分のトイレだと分からず避けてしまう原因になります。人間にとっては良い香りでも猫には負担になることがあるため、無香料を選ぶと安心です。
やわらかいスポンジに洗剤を含ませて全体を優しく洗い、終わった後は洗剤の成分が残らないよう水でしっかりすすぎます。
固まった尿の汚れにはクエン酸水を使う
乾いてこびりついたおしっこの汚れはアルカリ性のため、酸性のクエン酸を使うと落としやすくなります。
クエン酸には、同じくアルカリ性であるアンモニアと中和して臭いを和らげる働きも期待できます。
クエン酸水は、水200mlに粉末のクエン酸5〜10g(小さじ1杯)を溶かして作ります。汚れにかけて少し時間を置いてからこすり洗いをして、水で十分に流しましょう。
濃くするほど汚れは落ちやすくなりますが、材質を傷めることがあるため、まずはこの濃さから試すのがおすすめです。
塩素系・香りの強い洗剤・アルコールを含むものは避ける
猫のトイレ掃除では、いくつか避けておきたい洗剤があります。次の洗剤は使わないようにしましょう。
| 避けるもの | 理由 |
| 塩素系 | 酸性のタイプと混ざると塩素ガスが出るため |
| 香りの強いもの | 香りが残るとトイレを避ける原因になるため |
| アルコールを含むもの | 乾く前に猫が触れると成分が残るため |
塩素ガスが発生する商品には、「まぜるな危険」の表示をパッケージに載せることが義務づけられています。塩素ガスは刺激が強いため、前に紹介したクエン酸のような酸性のものと混ざらないよう、表示をよく確かめてから使ってください。
猫トイレを丸洗いする5つの手順

月に1回の本体の丸洗いは、大きく5つの段階に分けて行います。全体の流れを把握しておくと、手際よく進められます。
- 手順1:道具をそろえ、水を流せる場所を用意する
- 手順2:猫砂を全部捨てる
- 手順3:水やお湯で汚れをふやかす
- 手順4:スポンジでこすり洗いし、頑固な汚れはつけ置きする
- 手順5:水気を拭き、完全に乾かしてから新しい猫砂を入れる
手順1:道具をそろえ、水を流せる場所を用意する
まずは洗う場所を決めます。候補としては浴室や屋外の水場、ベランダなどが挙げられますが、衛生面から共用の洗面台や台所の流しは避けるのが無難です。
場所ごとの注意点として、浴室を使うなら洗った後に排水口の砂を取り除いておきます。屋外なら水道とホースが使えるかを確認し、集合住宅のベランダで行う場合は、水の流し方に関する管理規約を事前に確かめておいてください。
洗う場所が決まったら、ゴム手袋、やわらかいスポンジ、細い部分用のブラシ、中性洗剤、クエン酸、乾いた布など必要な道具を手元にそろえます。
手順2:猫砂を全部捨てる
洗う準備ができたら、本体に残っている猫砂をスコップですくって袋にまとめ、すべて空にします。このとき、汚れていない砂を少量だけ別の容器に取り分けておくと、手順5で新しい砂に混ぜられます。
猫砂の捨て方は、住んでいる自治体の区分に従うのが基本です。たとえば横浜市ではトイレ用砂は燃えないごみですが、紙製や木製のものは燃やすごみになります。東大阪市では、可燃性の表示がある紙や木製の砂に限り家庭ごみとして出せるなど、地域によってルールが異なります。
作業中はゴム手袋をつけて手を保護し、終わったらしっかり手を洗いましょう。妊娠中の人はできるだけ掃除を避け、もし行う場合はマスクと手袋を着け、作業後の手洗いを徹底してください。
手順3:水やお湯で汚れをふやかす
砂を空にしたら、本体に水かぬるま湯をため、こびりついた汚れがふやけるまで置きます。
乾いた状態の汚れは無理にこすっても落ちにくいため、水分を含ませてふやかすことで、本体に傷をつけずにきれいに落とせるようになります。
お湯を使うときは熱湯を避けるようにします。熱すぎるお湯はプラスチックなどの樹脂を変形させてしまう恐れがあるため、製品の耐熱表示に従って適切な温度のお湯を使ってください。
手順4:スポンジでこすり洗いし、頑固な汚れはつけ置きする
汚れがやわらかくなったら、中性洗剤をつけたやわらかいスポンジで本体の全体を優しくこすり洗いします。四隅やヘリの内側などの細かい部分は、細いブラシを使うと汚れを落としやすくなります。
洗うときは、研磨面のある硬いスポンジや金属たわしを避けるのが大切です。細かい傷がつくと、そこに汚れや臭いが入り込んでしまいます。
それでも落ちない頑固な汚れには、クエン酸水をかけて少し時間を置いてから、もう一度こすり洗いを試してみましょう。
手順5:水気を拭き、完全に乾かしてから新しい猫砂を入れる
洗い終わったら洗剤を残さず十分にすすぎ、乾いた布で水気を拭き取ります。このとき、本体が完全に乾くまで新しい猫砂は入れないでおきましょう。
乾かすときは風通しのよい場所を選びます。日なたで短時間乾かすのもよいですが、直射日光に長く当てすぎないよう気をつけましょう。
トイレを洗って乾かしている間は、予備のトイレを用意するか、段ボール箱などに猫砂を入れた仮のトイレを置いてあげると猫も安心です。
完全に乾いたら新しい猫砂を入れて仕上げます。使い慣れた古い猫砂を少しだけ混ぜておくと、自分の匂いが残って猫が安心して使ってくれます。
猫のシステムトイレの掃除手順とパーツ別の交換目安

2段構造になっている猫のシステムトイレは、上段のすのこ、下段の引き出し、引き出しに敷くシートの3つのパーツに分かれています。それぞれお手入れの周期が違うため、順番に見ていきましょう。
- うんちはすのこの上から取り除く
- チップとシートは製品ごとの目安に合わせて交換する
- すのこと引き出しは月1回を目安に丸洗いする
うんちはすのこの上から取り除く
すのこの上にあるうんちは、見つけたらその都度すくって片付けます。遅くとも24時間以内には取り除くようにしましょう。
システムトイレの場合、おしっこは固まらずにすのこの隙間を通って下のシートに落ちる仕組みになっています。そのため、上段で取り除くのは基本的にうんちだけです。
うんちを取り除いた後は、すのこに残った汚れをさっと拭き取っておきます。あわせて、下のシートの吸収面の状態がどのくらい変わっているかも確認しておくと安心です。
チップとシートは製品ごとの目安に合わせて交換する
すのこの上のチップや、引き出しに敷くシートを交換するタイミングは、お使いの製品の表示を目安にしてください。
ただし、多頭飼いをしている場合や、猫の体格、おしっこの量などによって、シートやチップが消耗する早さは変わってきます。
シートの吸収面の色が変わってきたり、トイレ周りに臭いが残るようになったら交換の合図です。また、チップが崩れて粉っぽくなってきたときも、新しいものに入れ替えるタイミングです。
すのこと引き出しは月1回を目安に丸洗いする
すのこと引き出し部分は、月に1回を目安に分解して丸洗いをします。基本的な洗い方の流れは、通常のトイレ本体を洗うときと同じです。
パーツごとの注意点として、すのこの目に詰まった細かい汚れはブラシで落とし、引き出しはおしっこが残りやすい底や隅を念入りに洗うと、きれいになります。
洗い終わったら完全に乾かしてから元の形に組み立て、新しいシートとチップをセットして完了です。
猫トイレの掃除でよくある困りごとと対処

毎日きちんとお手入れをしていても、猫のトイレには悩み事がつきものです。掃除に関する困りごとは、主に臭い、粗相、掃除後に使ってくれなくなること、の3つに分けられます。
- 臭いが取れないときは掃除回数・換気・置き場所を見直す
- トイレ以外の粗相は、汚れの残りと置き場所が原因のことが多い
- 掃除後に使わないときは、香り・猫砂・置き場所の変化を疑う
臭いが取れないときは掃除回数・換気・置き場所を見直す
臭いが気になるときは、消臭剤を足すよりも、まずは排泄物を取り除く回数を増やし、トイレ周りを乾燥させることが大切です。臭いのもとは、取り切れずに残った排泄物にあるためです。
おしっこの臭いのもとであるアンモニアはアルカリ性なので、酸性のクエン酸を使って掃除すると中和されて臭いが和らぎます。
また、部屋の空気を定期的に入れ替えたり、湿気の少ない場所にトイレを置いたりする工夫も効果的です。直射日光が当たる場所や暖房の近くは臭いが強くなりやすいため避けるとよいでしょう。
取り除く回数と乾燥を見直したうえで、消臭タイプの猫砂やペット用の消臭剤を補助として使うのもよいでしょう。香りの強いもので臭いをごまかさないように気をつけましょう。
トイレ以外の粗相は、汚れの残りと置き場所が原因のことが多い
猫はきれい好きで、汚れたトイレを避ける習性があります。トイレ以外で排泄してしまうときは、掃除の行き届いていない場所があるかもしれません。
四隅やヘリの裏側、すのこの目などは汚れが残りやすい部分です。また、拭き取りだけで済ませる期間が長くなると、目に見えない汚れがたまって猫が嫌がることがあります。
また、トイレの置き場所も見直しましょう。人の出入りが激しい場所や大きな音がする場所では落ち着いて排泄できないため、静かで落ち着ける場所に移してみましょう。環境によるストレスを減らす方法は、別の記事で詳しく解説しています。
トイレを避けておしっこを我慢すると体に負担がかかるため、もし異変に気づいたときは動物病院に相談しましょう。
掃除後に使わないときは、香り・猫砂・置き場所の変化を疑う
掃除をした直後に猫がトイレを使わなくなったときは、残った洗剤の香り、猫砂の入れ替え、置き場所の変化の3つを確認してみましょう。
洗剤の香りが原因のときは、もう一度水ですすぎ直してしっかり乾かします。香りの強い洗剤は使うのをやめ、アルコールを使った場合も完全に乾かしてから使わせるようにします。
猫砂の銘柄を変えたことが原因なら、いったん元の砂に戻してみましょう。新しい砂に変えるときは、元の砂に少しずつ混ぜて慣らしていくとなじみやすくなります。トイレの置き場所や向きを変えた場合も、元に戻して様子を見ましょう。
数日たっても使ってくれない場合や、頻繁にトイレに出入りする・おしっこの様子がいつもと違うといったことが続く場合は、動物病院に相談すると安心です。
猫トイレの掃除を楽にする工夫

毎日のトイレ掃除を負担に感じる場合は、やり方を変えるだけでなく、環境を整えてみるのもおすすめです。手間は、トイレの数や本体の形、道具の置き場所で大きく変わります。
- トイレの数を飼育頭数より1つ多くして汚れを分散させる
- つなぎ目や凹凸の少ない本体を選ぶ
- 掃除道具をトイレのそばにまとめて置く
トイレの数を飼育頭数より1つ多くして汚れを分散させる
猫のトイレは「飼育頭数+1」の数を用意するのが理想的な目安です。猫が1頭だけでも、トイレは2つ置いてあげるのがおすすめです。
複数置くときは並べず、それぞれ離れた落ち着ける場所に置くことで、汚れが分散して一つひとつの掃除の負担が軽くなります。
もし部屋のスペースの都合で1台しか置けない場合は、排泄物を取り除く回数を意識して増やし、猫砂の量を常に保つようにすると清潔さを維持しやすくなります。
つなぎ目や凹凸の少ない本体を選ぶ
トイレ本体を買い替える機会があれば、汚れがたまりやすい「つなぎ目」「角」「ヘリの裏側」の少ない形を選んでみてください。
パーツのつなぎ目が少ないとさっと拭き取るだけで済み、内側の凹凸が少なければスポンジが一度で隅まで届いて洗うのが楽になります。また、ヘリが内側にカーブしている形なら、砂の飛び散りが減って床掃除の手間も省けます。
お手入れのしやすさを考えるなら、水に強い樹脂素材のものが便利です。スコップが付属しているタイプなら、本体のサイズに合ったものを別に用意する手間もかかりません。トイレの種類ごとの特徴と選び方は、別の記事で詳しく解説しています。
掃除道具をトイレのそばにまとめて置く
掃除道具をすぐ手に取れる場所にまとめておくことも、お手入れの回数を保つコツです。道具を取りに行く手間がなくなると、気づいたときにさっと掃除しやすくなります。
スコップ、ごみ袋、ウェットシート、ペット用消臭剤など、よく使うものをセットにして置いておきましょう。
スコップは本体に掛けられるようにしたり、小物はふた付きの容器に入れたりして、猫がいたずらで触らない高さに置いておくと安心です。
掃除の手間を減らすならリッチェルのラプレ シームレスネコトイレ

トイレ掃除の手間を少しでも減らしたいとお考えなら、リッチェルのラプレ シームレスネコトイレがおすすめです。パーツのつなぎ目がないため、汚れてもさっと拭き取りやすい形になっています。
ヘリが内反りカーブ形状になっているので、猫が砂をかいても飛び散りにくいのが特長です。内側の壁面にそってスコップですくいやすく、入り口は子猫からシニア猫まで出入りしやすい高さにしています。
付属のスコップはフックがついており、本体の外側と内側のどちらにも掛けられます。また、生産工場で出た廃材を自社でリサイクルした樹脂素材で作っているのもポイントです。
| サイズ | S | M |
| 外寸 | 30×40×12H(cm) | 36×48×12H(cm) |
| 最上部内寸 | 26.5×36.5(cm) | 32.5×44.5(cm) |
| 容量 | 最大10L | 最大15L |
| 材質 | ポリプロピレン | ポリプロピレン |
| カラー | ・ホワイト
・ニュートラルダークグレー | ・ホワイト
・ニュートラルダークグレー |
| 付属品 | スコップ | スコップ |
| 対応する猫砂 | 固まる猫砂用 | 固まる猫砂用 |
| 価格(税込) | 2,310円 | 2,530円 |
| 商品ページ | Sサイズを見る | Mサイズを見る |
猫の大きさや置く場所に合わせてSサイズとMサイズから選べます。気になった方は、ぜひ商品ページで詳しい仕様をご覧ください。
まとめ:猫トイレの掃除は毎日のケアと月1回の丸洗いで清潔に保とう

猫のトイレ掃除は、毎日の排泄物の取り除き、週1回の拭き取り、月1回の丸洗いという3つの段階でお手入れをしていくのが基本です。
丸洗いするときは、道具をそろえて砂を全部捨てたあと、お湯で汚れをふやかしてこすり洗いをし、最後に完全に乾かします。洗うときはペット用の中性洗剤やクエン酸を使い、塩素系などの洗剤は避けて清潔に保ちましょう。
日々のお手入れを少しでも楽にしたいときは、洗いやすい形をしたトイレ本体に変えてみるのもおすすめです。愛猫と快適に暮らすために、ぜひご家庭に合ったお手入れ方法を見つけてみてください。
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