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猫を飼うのに必要なものリスト!初めての人が揃えるべきおすすめグッズと準備

猫を家族として迎えることは、日々の生活に癒しや豊かさをもたらしてくれます。しかしその一方で、命を預かる以上、しっかりとした準備と継続的な費用が必要になります。

本記事では、猫を飼うためにまず用意したい必需品あると便利なグッズ、初期費用や毎月かかる費用まで、猫との暮らしを始めるうえで知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。猫が安心して暮らせる環境づくりの注意点も紹介しますので、初めての方でも安心して猫を迎える準備ができます。

これから猫と暮らす方に向けて役立つ情報をお届けしますので、ぜひ参考にしてください。

猫を飼うために必要なことは?

猫を飼うためには、フードやトイレ、ケージなど、必要なものの準備はもちろんのこと、心の準備も欠かせません。猫は十数年にわたって共に過ごす家族です。日々の世話や体調管理はもちろん、予期せぬケガや病気にも向き合う必要があります。

また、猫が安全に過ごせるよう、脱走防止策や誤飲・誤食対策など住環境の見直しも重要です。飼い主としての責任を自覚し、猫が安心して暮らせる環境を整えてから迎えましょう。

さらに、家族全員の同意や協力体制が整っているかも確認しておくと安心です。

まず用意したい!猫を飼うのに必要なものリスト

猫との生活を始める前に必ず揃えておきたい基本グッズを紹介します。

  • キャットサークル
  • トイレと猫砂
  • キャットフード
  • 食器
  • 爪とぎ
  • キャリー・ケージ

それぞれの特徴や選ぶときのポイントについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

キャットサークル

キャットサークルは、猫の寝床や遊び場所など居住スペースとして使用する便利なグッズです。猫はサークルがあると広い室内よりも落ち着いて過ごせます。

サークルのタイプは、猫が自由に移動できるように高さがあるものや、上下に連結できるものなどさまざまです。高さがあるサークルは「猫が上下に移動できる」というのがおすすめのポイントになります。

子猫の場合、初めのうちはキャットサークルで過ごす時間が多いです。子猫には段差が低く掃除がしやすいタイプのサークルを選びましょう。さらに、トイレや爪とぎ、水飲みなどが設置できるサイズを選ぶと快適に過ごせるのでおすすめです。

木製お掃除簡単キャットサークル

項目XSサイズSサイズMサイズ
体重の目安8kg以下8kg以下8kg以下
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木製お掃除簡単キャットサークルは、前面のパネルがフルオープン状態にできて、トイレなどの設置や掃除がしやすくなっているのが特徴です。チェーンフックが付いており、フルオープン状態のまま固定ができます。

サークルの底面にはトレーが付いていて、本体を移動させることなくトレーの掃除が可能です。

各段にスライドドアが付いていて、横にスライドさせて開けられます。掃除が簡単にできるだけでなく、猫を取り出すのもスムーズにできます。

上段にはハンモックが付いていて、猫が安心してくつろげる空間です。掃除しやすいキャットサークルを探している方や子猫を飼う予定の方は、木製お掃除簡単キャットサークルがおすすめです。

リラックスキャットサークル

キャットサークル
項目SサイズMサイズ
体重の目安8kg以下8kg以下
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リラックスキャットサークルは、広い棚板と余裕のある高さで子猫のときから大人の猫になるまで、長い期間使えるキャットサークルです。ハンモック1つが付属品として付いているため、猫のリラックススペースも確保できます。

各段にスライドドアがあり、横にスライドさせて開けられます。キャットサークル内の掃除がしやすく、猫も取り出しやすく、日々のメンテナンスが楽になります。

子猫から大人の猫まで幅広い世代の猫に使用可能となっており、長期間使える手ごろな価格の商品を探している方にリラックスキャットサークルがおすすめです。

トイレと猫砂

猫は本能的に砂がある場所をトイレと認識するため、飼い始める際には猫砂を入れたトイレを設置しましょう。子猫の場合は、入りやすいように床との段差が少ないトイレがおすすめです。

トイレはオープン型やフード(屋根)付きなどタイプが異なるので、猫のサイズや性格に合わせて適したものを選ぶようにしましょう。いくつか試してみて、猫の好みを見つけてあげるといいでしょう。

猫砂は紙・木・鉱物・おから・シリカゲルなど材質が異なるものが多くあり、値段や処分方法が違います。いろいろ試して、猫が喜ぶ砂を見つけましょう。トイレの砂を処分するときに便利なスコップなども用意しておくと便利です。

猫用トイレの種類と選び方について詳しく見る

ラプレ ネコトイレ

項目ラプレネコトイレ深型60フード付きラプレネコトイレフード付き
サイズ60×45×48H(cm)37.5×48×40H(cm)
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ラプレネコトイレは、インテリアになじむおしゃれな猫用トイレです。プラスチック製で水洗いが可能です。

フード付きタイプは、砂の飛び散りを防止できるのが特徴です。

深型はたっぷりの猫砂が入ります。また、大きい猫でも入りやすく、汚れた分のみの猫砂の掃除で手間が省けます。

フード(屋根)付きのトイレで臭いが気になりにくく、猫も落ち着いてトイレができます。スコップがフードの上部に収納されていて、掃除のときに便利です。

大きい猫を飼っている方やインテリアを気にしたい方には、ラプレネコトイレがおすすめです。

キャットフード

キャットフードは猫の月齢や年齢、体重に合った総合栄養食を選びましょう。ペットショップやブリーダーからお迎えした猫は、なるべく出迎える前から食べていたものと同じものを与えるようにしましょう。

食べ慣れているものを与えると、猫は安心して落ち着いて食べられます。1日の食事量を守り、与えすぎないようにしましょう。

キャットフードの保管は、湿気を防いで保存が可能な猫用のストレージボックスがあると便利です。さらに、自動給餌機(キャットフィーダー)があれば餌の補給がスムーズなので、余裕があれば用意しておくと良いでしょう。

食器

キャットフードや水飲み用に食器を使います。フードと水飲み用の2つを準備しましょう。

プラスチック製や陶器など様々な材質の食器があるので、用途に合ったものを選びましょう。陶器製のものはひっくり返ると危ないので、滑り止めが付いていると安心です。

子猫の場合は小さい容器で構いませんが、成長した猫は首に負担がかかりやすいため、猫の首の高さに合わせて食器を選びましょう。猫の首が極端に下がらない高さの食器がおすすめです。

ネコちゃんの高さがある食器

ねこ食器
項目SSサイズSサイズ
サイズ15.7×15.2×9.3H(cm)18.3×17.8×10.8H(cm)
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ネコちゃんの高さがある食器は、首に負担がかかりにくい体勢で食事ができる猫用の食器です。プラスチック製でありながら陶器のようなデザインが特徴となっています。

内側に段差が付いているため、フードや水がこぼれにくい形状です。下部に指をひっかける場所があり、持ち運びしやすくなっています。

プラスチック製は軽いため動きやすいと思われがちですが、ゴム脚付きでズレにくく、床に傷がつきにくいです。

子猫用はSSサイズ、成猫用はSサイズと大きさが異なるため、猫に合わせてサイズを選ぶのをおすすめします。

ネコちゃんの食べやすい食器

ネコ食器
項目SSサイズSサイズ
サイズ13.2×13×3.2H(cm)16.3×16×4.4H(cm)
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ネコちゃんの食べやすい食器は、フードがこぼれにくく食べやすい深さの猫用食器です。プラスチック製で軽いものの、2段構造になっていてズレにくく、こぼれたりひっくり返ったりしにくい食器です。

手を引っ掛ける部分がへこんでいて、持ち運びしやすくなっています。プラスチック製で洗いやすく、耐熱温度が120℃で食器洗い乾燥機が使用可能です。

ゴム脚付きで床が傷つきにくく、ズレにくい構造で耐久性があり、長く使用でき、「フィッシュ」と「ライン」の2種類のデザインから選ぶことができます。

子猫用SSサイズと成猫用のSサイズがあるため、猫の大きさに合わせてサイズを選びましょう

こぼれにくい 脚付キャットディッシュ

ネコ食器
項目SSサイズSサイズ
サイズ14.9×14.4×10H(cm)17×16.4×10.5H(cm)
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こぼれにくい脚付きキャットディッシュは猫用の高さのある食器です。高さがあるため猫の首の負担になりにくく、フードがこぼれにくい形状になっています。

「ネコちゃんの高さがある食器」や「ネコちゃんの食べやすい食器」はメラニン樹脂で作られていますが、「こぼれにくい脚付きキャットディッシュ」はポリプロピレンで作られており、メラニン樹脂と比べて耐久性は劣るものの低価格なのが魅力です。

フードがこぼれにくく戻りやすい形状なので、子猫やシニア猫でも食べやすい食器です。ゴム脚付きで床を傷つけずに使用ができて、ズレにくくなっています。

耐熱温度が120℃で電子レンジや食器洗い乾燥機の使用が可能です。子猫用SSサイズと成猫用のSサイズがあるため、猫の大きさに合わせてサイズを選びましょう。

爪とぎ

猫は本能で爪とぎをする動物です。猫の爪とぎは爪のケアだけでなく、ストレス解消・気分転換やマーキングの意味をもつため重要なアイテムになります。

爪とぎが無いと壁や家具がボロボロになってしまうので、初めに準備しておきましょう。爪とぎの素材には、ダンボールやカーペット・畳などさまざまです。いろいろ試して猫が気に入る素材が良いでしょう。

爪とぎは倒れにくく、猫がといでもくずが散らばりにくいものがおすすめです。消耗品なので、定期的に新しいものに取り換える必要があります。

コロル 猫のツメみがき本体セット

コロル 猫のツメみがき本体セット画像
項目内容
サイズ18×54×8H(cm)
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パステルカラーが可愛いコロル 猫のツメみがき本体セットは、お部屋になじむデザインと、使いやすさが魅力の人気アイテムです。

側面には段ボールのくずが飛び散りにくいガードが付いており、お手入れも簡単です。滑り止め付きでズレにくいため、床を傷つける心配もありません。

また、猫が興味を持ちやすい天然またたび粉末も付属しているため、爪とぎが初めての猫の習慣づけにも安心です。

長く使える構造でデザイン性と実用性を兼ね備えているため、初めて猫を飼う方や、可愛くて使いやすい爪とぎをお探しの方にぴったりです。

キャリー・ケージ

キャリー・ケージは猫が病院やお出かけの際に必要な便利アイテムの一つです。さまざまな種類のキャリーがあり、猫の性格などにより選び方は異なります。

キャリーに入るのを嫌がり暴れる猫や外が見えないと不安な猫は、写真のように上部が開きやすくひっかいても大丈夫なプラスチック製が良いでしょう。車での移動もシートベルト固定が付いているので安心です。布製は破れるのでおすすめできません。

人見知りでおびえてしまう猫には、布製のショルダーやスリングで小脇に抱えるようなタイプがピッタリです。

どのタイプも通気性が良いものを選び、キャリーの底にペットシートを敷くと安心です。購入の際は大きさや耐荷重を確認して猫に合うサイズを選びましょう。

キャンピングキャリーファイン

シングルドア
Sサイズ
シングルドア
Mサイズ
ダブルドア
Sサイズ
ダブルドア
Mサイズ
体重の目安8kg以下12kg以下8kg以下12kg以下
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猫用のキャリーは、リッチェルのキャンピングキャリーファインがおすすめです。

外ではキャリー、家ではハウスとして使える2WAYの猫用キャリーは、猫の性格やよく使う場面に応じて選べる2種類のドアタイプがあります。

キャリーに入るのが苦手で心配性な猫を飼われている方にはダブルドア、移動で持ち運ぶことが多いため軽いキャリーをお探しの方にはシングルドアがぴったりでしょう。

出入り口にはスモークドアを採用しているので、猫も飼い主もお互いを確認できて安心しつつ、猫はキャリー内のほどよい暗さで落ち着いて過ごすこともできます。

プラスチック製の頑丈なボディーで自動車のシートベルトにも固定できるため、車での移動でも安全に利用可能です。

猫を飼うのにあると便利なおすすめグッズ

猫を飼うときにあると便利なものリストを5つ紹介します。猫が健康でストレスなく過ごすのに便利な商品を集めました。

  • キャットタワー
  • おもちゃ
  • 猫用ベッド
  • ロールクリーナー
  • キャットタワー

猫を迎えたあとで準備しても大丈夫なものとなっていますので、必要ならば購入を検討してみましょう。

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キャットタワー

猫は本能的に木に登る習性があるため、キャットタワーを用意してあげると喜んで遊びます。室内飼育の場合はキャットタワーを使うと運動不足解消になるので、設置したいアイテムです。

マンションなど居住空間が限られている場合は、キャットタワーの大きさや耐荷重を考慮して選ぶのがおすすめです。

猫用ベッド

猫は1日の大半を寝て過ごすため、安眠場所としてベッドを用意しておくと落ち着いて暮らせます。お迎え直後はタオルなどで代用できますが、落ち着いたころに用意してあげましょう。

コロルおでかけ猫用ベッドはオーバル型のクッション付きで、本体は猫に負担のかかりにくい柔らかいプラスチック素材でできており、クッションや本体は水洗いできます。子猫は写真のように、段差が少なく出入りしやすいベッドがおすすめです。

コロルおでかけネコベッド

項目SサイズMサイズ
体重の目安4kg以下8kg以下
詳細公式ショップへ公式ショップへ

猫用ベッドでおすすめのリッチェル製品は、コロル おでかけネコベッドです。

パステルカラーの丸い形の猫用ベッドは、猫の好むデザインに設計されているだけでなく、部屋のインテリアとして可愛くアクセントにもなります。

内側には猫がリラックスできる柔らかなベッドが備わっており、ドアにはロック機能もあるため、普段から慣れておくと移動の際のキャリーにも使えます。

外側のプラスチック製のボディーも内側のベッドも分解できる構造なので、水洗いできてお手入れもラクラクです。

おもちゃ

おもちゃは猫の運動不足解消やストレス解消に効果的なグッズです。もともと猫は狩りをして獲物を捕らえる肉食動物のため、本能的におもちゃを追いかける習性があります。おもちゃは猫により好みがあるため、家に慣れてきた時期にいろいろ試してみるのが良いでしょう。

おもちゃは猫じゃらしやネズミのおもちゃ、タワーボールなどがあります。飼い主さんと一緒に遊べるものと一人で遊べるものの両方を用意しておくのがおすすめです。

歯ブラシ・爪切・ブラシなどのケア用品

歯ブラシ・爪切・ブラシなどのケア用品は飼い主さんが猫のケアをしてあげるアイテムです。猫は抜け毛が多いため、ブラシは飼い始めから定期的に使ってあげましょう

歯ブラシで口腔ケアをしてあげたり、爪切で爪をきれいにしてあげたり、ブラシでブラッシングしてあげたりと最初からケアを習慣にしておくと、猫は暴れることなく落ち着いてケアができるのでおすすめです。

猫を飼うために必要なお金【初期費用編】

猫を迎えるにあたっては、グッズの購入や医療費など、初期費用が発生します。事前におおよその金額を把握しておくことで、無理なく準備が進められます。目安として、一般的に50,000〜150,000円程度を見込んでおくと良いでしょう。

初期費用の内訳としては、ワクチン接種や避妊・去勢手術などの医療費、キャリーやトイレなどの飼育グッズ購入費が中心です。猫の年齢や体格によっても必要なものは異なるため、状況に応じた備えが必要です。

  • ワクチン・手術代
  • ペット用品

ワクチン・手術代

猫を健康に育てるには、ワクチン接種や避妊・去勢手術が欠かせません。ワクチンは生後2ヶ月頃から開始し、初年度は2~3回(1回あたり5,000~7,000円)、以降は年1回の追加接種が必要です。

避妊・去勢手術は生後6ヶ月前後が目安で、費用は15,000〜30,000円が相場です。これらの医療処置は猫の健康管理だけでなく、病気の予防や発情期のストレス軽減にもつながる重要な投資といえます。

ペット用品

猫を飼い始める際には、最低限の生活用品を揃える必要があります。キャットサークルやトイレ、フード用の食器、キャリーケース、爪とぎ、ケア用品などを一式そろえると、おおよそ20,000〜50,000円程度が目安です。

商品によって価格に幅はありますが、安全性や使いやすさを重視して選びましょう。また、猫の体格や性格に合ったものを選ぶことも長く快適に使うためのポイントです。

猫を飼うために必要なお金【月額編】

猫との暮らしには、初期費用だけでなく月々のランニングコストも発生します。主な内訳は、病院費用やキャットフード代、消耗品、冷暖房などの光熱費です。猫の年齢や健康状態によって差はあるものの、一般的には月1万〜1.5万円前後を目安に考えておくと安心です。

その他にトイレ砂やおやつなどの消耗品も継続的な費用として計算しましょう。

  • 病院費用
  • 食費
  • 光熱費

病院費用

日常的な健康チェックや突然の体調不良に備えて、動物病院にかかる費用も見込んでおきましょう。健康な猫でも年1回のワクチン接種や健康診断が必要で、1回あたり3,000〜10,000円ほどかかります。

また、急なケガや病気での通院が必要になる場合もあり、月平均で3,000〜5,000円程度の医療費を想定しておくのが安心です。万が一の高額治療に備え、ペット保険の加入も検討するとよいでしょう。

食費

キャットフードの費用は、猫の年齢や食べる量、選ぶフードの種類によって異なります。成猫1匹あたりの月々の食費は平均3,000〜5,000円前後が一般的です。プレミアムフードや療法食などを選ぶとさらに高額になります。

ウェットフードを併用する場合やおやつ代も含めると、月6,000円を超えるケースもあります。健康状態に応じて食事内容を見直すことも必要な場合があるので、無理のない範囲でフードを選びましょう。

光熱費

猫は快適な温度で過ごすことを好むため、エアコンやヒーターを使用することが増えます。猫にとっての適温は20~28℃とされており、健康な体調維持のため季節に応じた温度管理が不可欠です。 

特に夏と冬は冷暖房費がかさみ、猫1匹につき月1,000〜2,000円程度の光熱費増が見込まれます。トイレ用の換気扇や保温マットを併用する場合にも電気代が発生するため、年間を通して一定のランニングコストがかかると認識しておきましょう。

猫を飼うための準備をする上で気を付けたいポイント

飼い主さんが猫を飼うための準備をする上で、気を付けたいポイントや確認すべき点があります。猫が快適に暮らすために大切なことなので、必ずチェックして猫が危険にさらされないように注意しましょう。

猫を飼うための準備をする上で気を付けたいポイントは下記の5つです。

  • 誤飲・誤食を防ぐために人間の食べ物は猫が届く場所に置かない
  • 配線・ビニール袋など猫が遊ぶと危ないものは片づけておく
  • 室内飼いする際は窓のロック・柵の取り付けなど脱走を防ぐ対策を行う
  • お風呂場への立ち入りは禁止にして入れないようにしておく
  • 居住マンション・アパートがペットOKか事前に確認する

誤飲・誤食を防ぐために人間の食べ物は猫が届く場所に置かない

猫は好奇心旺盛な動物で、人間の食べ物があれば興味を示して食べてしまいます。しかし、猫にとって味が濃く塩分や糖分が多い人間の食べ物は、身体への負担が大きく消化に時間がかかります。

食べ物の中でも特に玉ねぎやニラなどのネギ類・チョコレート・カフェイン入りのものは、猫が食べると中毒を起こします。危険なので猫が誤食しないように注意しましょう。

他にも猫は植物の毒素を分解できないと言われています。ユリ科やナス科・サトイモ科の植物(野菜)、観葉植物などにも注意が必要です。

猫にとって人間の食べ物は、誤飲誤食をすると命にかかわるため猫が届く場所に置かないようにしましょう。ジャンプが得意な猫は、部屋の上に食べ物が置いてあれば簡単に手が届いてしまいます。食べ物は必ず冷蔵庫や箱などに入れて保管するようにしましょう。

配線・ビニール袋など猫が遊ぶと危ないものは片づけておく

猫は家にあるものを好奇心でおもちゃとして使い、遊ぶのが得意です。ひもやゴムだけでなく、配線やビニール袋、紙袋などもあればイタズラするでしょう。

配線は猫が噛むと感電や漏電、火災につながる事故になり、足や首に絡むと窒息する危険があります。ビニール袋や紙袋は猫が窒息する恐れがあります。

配線やビニール袋など猫が遊ぶと危ないものは片づけておきましょう

室内飼いする際は窓のロック・柵の取り付けなど脱走を防ぐ対策を行う

猫は発情期や好奇心旺盛な時期になると、室内飼いでも脱走してしまいます。何も対策をしていないと、例えばドアノブにぶら下がってドアを開けたり、窓や網戸のちょっとした隙間に手をかけたりして簡単に脱走できます。

室内飼いをする際は、玄関や窓に高さのある柵を取り付けたり窓や網戸をワンタッチでロックできるストッパーを設置したりなど入念な対策を行いましょう。

お風呂場への立ち入りは禁止にして入れないようにしておく

お風呂場は、猫にとって危険な場所の一つです。猫がお風呂場に入ってしまうと、お湯を張った浴槽に落ちて溺れたり、ふたをしても飛び乗った勢いで落ちてしまったりするかもしれません。

猫が危険な目に合わないようにするため、お風呂場への猫の立ち入りは禁止にして、入れないようにしておくのが良いでしょう。

居住マンション・アパートがペットOKか事前に確認する

猫を飼うのを検討している方は、居住マンションやアパートがペットOKな物件かどうかを事前に確認しましょう。猫は爪とぎをする習性があり、壁や柱などに傷がつきやすいため大家さんがペット不可にする場合が多いです。

ペットOKの物件でも、退去時に修繕費用などでトラブルが起こる場合があります。トラブルを防ぐためにも入居前や飼い始める前に調べて、修繕費用などの細かな規則を確認しておきましょう。

迎える猫に合わせて必要なものを揃えて楽しい時間を過ごしましょう

猫を迎えるとき、最初に揃えるべきグッズは意外と多くあります。猫用グッズは種類が豊富で、見ているだけでも楽しく、つい色々と揃えたくなりますが、最初は必要最低限のものだけ用意し、猫が環境に慣れてきたら少しずつ便利なアイテムを追加していくのがおすすめです。

猫の性格や好みは一匹ずつ異なります。一緒に生活する中で様子を見ながら選ぶと、無駄なく快適な環境づくりができます。また、安全性やお手入れのしやすさ、消耗品にかかるコストなども考慮し、無理なく続けられる範囲で揃えていくと安心です。

これから猫を家族に迎える方は、ぜひご自身と猫のペースを大切にしながら、楽しく準備を進めてみてください。新しい生活では予想外の発見やハプニングもあるかもしれませんが、それも猫との暮らしの魅力のひとつです。

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