
キッチンや洗面所にある吊り戸棚は、たくさんの物をしまっておける便利な収納スペースです。
その一方で、高い位置にあるため「出し入れが大変」「何を入れたか忘れてそのままになってしまう」といった悩みを感じている方も少なくありません。
高い場所ならではの特徴を意識せずに物を詰め込んでしまうと、どうしても使いづらい収納になってしまいます。
あらかじめ吊り戸棚のメリット・デメリットを理解しておき、専用のアイテムを取り入れれば、扱いにくかった場所も使いやすい収納スペースとして役立てられます。
この記事では、吊り戸棚を日常の中で無理なく使うための基本的なコツを紹介します。
吊り戸棚に収納をする前に知っておきたいメリット・デメリット

片付けを始める前に、まずは吊り戸棚の特徴を簡単に整理しておきましょう。
メリットとデメリットを把握しておくと、どんな物を入れると使いやすいかイメージしやすくなります。
吊り戸棚に収納するメリット
吊り戸棚を使うことには、収納スペースが増えること以外にも、次のようなメリットがあります。
- 収納量をしっかり増やせる
- 生活感の出やすい物を目隠しできる
- 子どもの手の届かない場所にしまえる
- 天井付近のデッドスペースを有効活用できる
特に、物が多くなりやすいキッチンまわりでは、天井近くの空間を収納に使えるととても助かります。
普段は使わないストック品や季節の飾りなどを吊り戸棚に移しておけば、キッチンの作業台や引き出しは、毎日使う道具を置くスペースとしてゆとりを持って使えます。
また、パッケージが目立つ洗剤や、細々した小物類など、見せたくない物をしまう場所としても重宝します。
吊り戸棚に収納するデメリット
一方で、高い場所ならではの使いにくさもあります。
使い始める前に、次のような点が弱点になりやすいことも知っておきましょう。
- 手が届きにくい
- 奥が見えづらい
- 踏み台が必要になることがある
- 掃除や在庫管理が行き届きにくい
一番の悩みになりやすいのは、やはり手が届きにくいことです。
踏み台を持ってくるのが面倒で、「とりあえずここに置いておこう」と入れてしまうと、奥に入れた物の存在を忘れやすくなります。
その結果、同じ物を重ねて買ってしまったり、気づいたときには賞味期限が切れていたりすることもよくあります。
また、高い位置にあるため汚れに気づきにくく、つい掃除の手が回らなくなる点にも注意が必要です。
吊り戸棚に収納する時のポイント

吊り戸棚を便利に使い続けるには、いくつかのポイントを押さえておくと安心です。
次の4つのポイントを意識してみると、日常の出し入れがしやすくなります。
- ラベリングをする
- 重量感のあるものを入れない
- 使用頻度の少ないものを優先的に入れる
- 取手付きのものにする
これらを取り入れるだけで、これまで使いにくく感じていた吊り戸棚も、普段使いしやすい収納スペースへ整えやすくなります。
それぞれのポイントについて、順番に見ていきましょう。
ラベリングをする
中身が見えない高い場所の収納では、何がどこに入っているか一目でわかるように、ラベリングをしておくことが大切です。
吊り戸棚のような高い位置の収納は、見上げる形になるため、箱の中をのぞき込んで確認することが難しくなります。そのため、外側に中身を書いておくひと手間が欠かせません。
このとき、カテゴリーを細かく分けすぎない方が、出し入れしやすい状態を保ちやすくなります。
「お弁当」「ストック」など、日常的に使う言葉でざっくり分けるくらいで十分です。
中身が変わる可能性がある場合は、書き換えできるラベルや差し替えタイプのラベルを選ぶと、後から見直すときにも扱いやすくなります。また、ラベルの色や文字の書き方をそろえると、扉を開けたときの印象が整い、見た目もすっきりします。
重量感のあるものを入れない
安全面を考えると、重たい物は吊り戸棚に入れないようにすることが大切です。
特に土鍋や大きな酒瓶、鋳物の鍋などは、高い場所の収納には向きません。万が一バランスを崩したときに、重さに耐えきれず落としてしまう可能性があるためです。
高い場所から重い物を取り出すとき、もし手を滑らせてしまうと、床やカウンターを傷つけるだけでなく、ご自身がけがをしてしまうおそれもあります。
地震が起きた際に、頭上から落ちてくる危険もゼロではありません。
吊り戸棚には、万が一落ちても被害が少ない物や、片手でも無理なく持てるくらいの重さの物を中心に、入れるようにしましょう。
使用頻度の少ないものを優先的に入れる
出し入れにひと手間かかる場所なので、毎日必ず使う物ではなく、使用頻度が低い物を中心に収納するのがおすすめです。
毎日使う食器や調味料を高い場所に置いてしまうと、そのたびに踏み台を使ったり背伸びをしたりする必要が出てきて、家事の負担が増えてしまいます。
具体的には、お正月のお重やクリスマスの飾り、ピクニック用のお弁当箱など、季節やイベントでしか登場しない物が向いています。
「年に数回しか使わないけれど、手放したくはない」と感じる物を吊り戸棚にしまっておくと、取り出しやすい位置にある収納スペースを、毎日使う物のために使えるようになります。
使う頻度に応じて置き場所を分けることが、家事をしやすいキッチンづくりの基本になります。
取手付きのものにする
高い場所の物を安全に出し入れするには、取手付きの収納ケースを使うと安心です。
高い位置から物を出し入れする動きは、思っている以上に腕や手首に負担がかかります。
指を引っかけるだけの小さな穴よりも、棒状の持ち手が付いているタイプの方が、しっかり握れて力を入れやすくなります。取手があれば、背伸びをして指先だけで引き出すような不安定な姿勢にならずに済みます。
一番上の段でなければ、踏み台を使わなくても出し入れできる場面が増えるため、日々の家事も少しラクになります。
吊り戸棚への収納はリッチェルのトトノ 吊戸棚収納がおすすめ

吊り戸棚を今より使いやすくしたいときに、ぜひ取り入れていただきたいのが、リッチェルの「トトノ 吊戸棚収納」シリーズです。

このシリーズは、清潔に使い続けられるよう抗菌加工が施されているのが特徴です。また、不透明なホワイトカラーを採用しているため、外から中身が見えず、生活感を隠してすっきりと収納できます。
ラインナップには、食品などの整理に適した「マルチストッカー」と、食器の収納に特化した「食器ストッカー」があります。

マルチストッカーは、高い場所にあってもスムーズに取り出せるよう、指を掛けて引き出しやすい形状になっています。後部はカーブ形状になっており、取り出す際に上の棚板に引っ掛からずに引き出せるよう工夫されています。

食器ストッカーは、棚の下にできがちな空間を活かして、食器を上下2段で収納できます。限られた収納スペースでも整理整頓しやすくなるアイテムです。異なるサイズの食器も重ねずに収納できるため、使いたいお皿をサッと取り出せます。
| 商品名 | サイズ(cm) | 耐荷重 |
| マルチストッカー レギュラー | 17.5×28×20H | 2kg |
| マルチストッカー ワイド | 24.5×28×20H | 2.5kg |
| 食器ストッカー レギュラー | 21×24.5×14H | 2kg |
| 食器ストッカー ワイド | 28×24.5×14H | 2.5kg |
収納したい物の種類や大きさ、ご自宅の棚の幅に合わせて、使いやすいサイズを選んでみてください。
リッチェルのトトノを使用した場所ごとによる収納アイデア

「トトノ」シリーズは、キッチンだけでなく、家のさまざまな場所の棚で活躍します。それぞれの場所の特徴に合わせて使い方を工夫すると、収納がしやすくなります。
- キッチンの収納アイデア
- トイレの収納アイデア
- 脱衣所の収納アイデア
- クローゼット上の収納アイデア
それぞれの場所での一般的な収納の考え方と、そこにトトノを組み合わせるとどのように便利になるかを紹介します。
キッチンの収納アイデア
キッチンの吊り戸棚は、よく使う物かどうかで収納場所を分けることが大切です。
下段にはラップや保存袋などの使用頻度が高い物を、中段には洗剤などのストック類を、最上段には運動会のお弁当箱など、めったに使わない物を置くと整理しやすくなります。
また、ラップとアルミホイル、紙皿と紙コップのように、よく一緒に使う物をセットでまとめておくと、必要なときに探しやすくなります。
非常用の備蓄品をまとめておく場所として利用するのもおすすめです。
このようなグループ分けには、トトノの「マルチストッカー」で種類ごとに箱を分ける方法が向いています。不透明なホワイトカラーなので、中身を隠しながらも分類でき、散らかりやすい消耗品もすっきりと収納できます。
さらに、高い場所には置きづらかった食器類も、トトノの「食器ストッカー」を使えば、お皿を取り出しやすくなります。サイズが違うお皿も積み重ねずに分けて収納できるため、使いたいお皿をすぐに見つけやすくなります。
トイレの収納アイデア
トイレの上にある棚は、トイレットペーパーや掃除道具を置く定番の場所です。
トイレットペーパーは残りの本数がひと目でわかるように、手前に向けて並べておくと管理しやすくなります。
また、掃除用シートやサニタリー用品など、来客に見られたくない物は、中身が見えないボックスにまとめて入れておくと、トイレ全体の印象がすっきりします。
来客用や替えのハンドタオルなどをストックしておく場所として使うのも便利です。
そのような場面では、深さのあるトトノの「マルチストッカー」のワイドサイズが役立ちます。
トイレットペーパーも入れやすい大きさで、シンプルな白色のデザインがトイレの雰囲気になじみます。高い位置の棚からでも、タオルや掃除用具を取り出しやすくなります。
脱衣所の収納アイデア
洗面所や脱衣所の上にある棚は、洗剤やシャンプー、歯ブラシなどのストックを置く場所として適しています。
種類ごとに分けて収納しつつ、液体の洗剤や柔軟剤などは、万が一こぼれたときに備えてトレーやケースの中にまとめて入れておくと安心です。
また、家族それぞれのパジャマや下着を「一人につき一つのボックス」と決めて入れておくと、お風呂上がりから着替え、洗濯物の片付けまでの動きがスムーズになり、脱衣所が散らかりにくくなります。
このような場面でも、プラスチック製でお手入れしやすいトトノが活躍します。
トトノの「マルチストッカー」にストック品や着替えを分けて入れておけば、万が一液漏れがあっても棚板を直接汚さずに済み、ケースごと洗えるので衛生的です。
ドライヤーやヘアアイロンなどのコード類も、まとめて入れておくだけで見た目が整います(※高温になる部分を収納する場合は、耐熱シートを敷くなどの工夫が必要です)。
クローゼット上の収納アイデア
クローゼットの上にある枕棚(まくらだな)は、高さや奥行きがあり、少し使いにくく感じることもありますが、思い出の品や季節外の物をしまう場所として向いています。
たとえば、卒業証書やアルバム、子どもの作品などを、箱に入れてホコリから守りながら保管できます。結婚式用のバッグや、シーズンオフのマフラー、水着なども、ここにまとめておくと探しやすくなります。
高い位置にあり奥が見えにくい枕棚には、トトノ「マルチストッカー」が役立ちます。前面扉付きなので本体を下ろすことなく中身の確認や取り出しができ、久しぶりに中身を見返したくなったときや、急に必要になったときでも、スムーズに取り出せます。箱ごとにラベリングをしておくと、さらに管理がしやすくなります。
吊り戸棚の収納をするときに注意すべきこと

便利な吊り戸棚ですが、長く安全に使うためには、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。
- 軽量なものを収納する
- 食べ物を入れる場合の賞味期限に注意
- 地震時の耐震対策
これらのポイントを意識しておくと、使いやすさだけでなく、安全面も含めて安心して活用しやすくなります。それぞれの内容について、もう少し詳しく説明します。
軽量なものを収納する
繰り返しになりますが、重すぎる物を吊り戸棚に入れないようにしましょう。特に一番上の段など目線より高い位置には、落ちてきてもけがにつながりにくい軽い物を収納することが大切です。高い場所の物を取るときは、どうしても姿勢が不安定になりやすいからです。
鍋やビン類などは別の場所に収納し、キッチンペーパーやボックスティッシュ、軽いプラスチック容器などを入れるようにします。
「誰でも片手で無理なく持てるくらいの軽さ」を一つの目安にすると、安全性を判断しやすくなります。
食べ物を入れる場合の賞味期限に注意
乾物やレトルト食品、缶詰などを吊り戸棚にしまう場合は、賞味期限が切れないように気を配る必要があります。奥の方に入れてしまうと、どうしても存在を忘れてしまいやすいからです。
高い場所は中の様子が見えにくいため、気づいたときには数年経っていた、ということも起こり得ます。
定期的に中身を確認し、賞味期限が近い物は手前の取り出しやすい場所に移すなど、ちょっとした工夫を取り入れましょう。賞味期限が近い物は手前や下の段など、取り出しやすい場所に置くなど、自分なりのルールを決めておくのもおすすめです。
中身が見えないボックスを使う場合は、ラベルに大きく期限の目安を書いておくと管理しやすくなります。
地震時の耐震対策
高い場所の収納は、地震が起きたときのことも考えておく必要があります。揺れによって扉が開き、中の物が飛び出してくると大変危険です。特にキッチンは、火や刃物を扱う場所でもあるため、二次的な事故を防ぐ対策が重要です。
扉が勝手に開かないようにしてくれる耐震ラッチなどのロックを取り付けておくと安心です。また、箱や物を詰め込みすぎず、少し余裕を持たせて収納しておくことで、中身が一度に落ちてくる状況を防ぎやすくなります。
収納ケースの下に滑り止めシートを敷く方法も有効です。普段から「揺れたときに落ちにくいか」を意識しておくことが、家族の安全につながります。
デッドスペースを活かして広々した空間を作ろう

吊り戸棚は、使いにくいからといって空っぽにしておくにはもったいない場所です。メリットとデメリットを知って、取手付きのケースなどの道具を使えば、頼もしい収納スペースに生まれ変わります。
デッドスペースをうまく使えれば、お部屋が片付いて、毎日の生活スペースを広々と使えます。ぜひ「トトノ」シリーズも使いながら、お家の吊り戸棚を見直して、快適な暮らしを手に入れてくださいね。
いいねしよう!