赤ちゃんは動きが活発で汗っかき。そのため、赤ちゃんがいつも適切に水分を摂れているか、心配になってしまいますよね。
特に育児が初めてのママ・パパにとっては、母乳やミルク以外の水分をいつから、どうやって飲ませれば良いのかは悩みどころなのではないでしょうか。
そこで今回は、赤ちゃんへの正しい水分補給について、タイミングや飲ませ方、水分として何を与えれば良いかなどを詳しく解説していきます。
おすすめのマグなどのグッズもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんはいつから母乳やミルク以外の水分補給が必要なの?月齢別に解説します
生後1歳未満の赤ちゃんが1日に必要な水分量は、母乳やミルク、離乳食などからの水分を含めて、体重1kgあたり約125ml~150ml程度といわれています。
赤ちゃんの体重が5kgなら、1日におおよそ625ml~750mlの水分が必要な計算ですね。
赤ちゃんは新陳代謝が活発なので、大人以上に頻繁な水分補給が必要ですが、のどの渇きをうまく伝えられなかったり、遊びに夢中でのどの乾きに気づかないこともありますので、こまめに、少しずつ飲ませてあげましょう。
それでは、水分補給について、月例別に対応を解説していきます。
0~4ヵ月頃
母乳やミルクで水分補給を
離乳食開始前の赤ちゃんは母乳やミルクから水分補給をしているため、それ以外の水分は基本的に必要ないとされています。
飲みたがらないのであれば無理にあげる必要はありませんが、お散歩やお風呂のあとなど、たくさん汗をかいたりのどが渇いたりしていそうだと感じたら、生後2ヵ月過ぎから少量の湯冷まし(白湯を冷ましたもの)をあげても良い、としている医師もいます。
この月齢の赤ちゃんはまだコップやストローで飲むことができないので、様子を見ながら、哺乳びんやスプーンを使って少しずつ口に含ませるように飲ませてあげましょう。
おすすめガラス製哺乳びん
0ヵ月から使える、お家用の耐熱ガラス哺乳びんです。
食器洗い乾燥機OK(フード・口部のみ)、煮沸・薬液・電子レンジでの消毒OKでお手入れしやすいのが特徴です。
おすすめプラスチック製哺乳びん
0ヵ月から使える、おでかけ用のプラスチック製哺乳びんです。
素材は軽くて割れにくいPPSU(ポリフェニルサルホン)で、お出かけにも便利。「はなえみ ガラス哺乳びん」と同様に、お手入れしやすいのが特徴です。
おすすめスプーン
ママ・パパが赤ちゃんの口に運びやすい形状の、スープ用やわらか育児スプーンです。
ゆるやかなカーブが、赤ちゃんの口元を見やすくするポイントです。
5~6ヵ月頃
授乳以外の水分補給を徐々に始めましょう
離乳食が始まる頃には動きも活発になり、離乳食を食べる分、母乳やミルクを飲む量が減ってくるため、授乳以外の水分補給が必要になります。
離乳食が進むにつれて必要な水分補給の量も増えていくので、湯冷ましや赤ちゃん用の麦茶などを取り入れて、水分を摂ることに慣らしていきましょう。
麦茶は、赤ちゃん用のものでもはじめは味が濃く感じてびっくりすることがあるので、慣れるまでは湯冷ましで薄めてあげると良いでしょう。
最初はスプーンで少しずつ飲ませてあげ、徐々にマグで飲む習慣もつけられるようにしていきましょう。
おすすめマグ
5ヵ月ごろから使える、ストローがまだ上手に使えない赤ちゃんでも飲みやすい形状のマグです。ストローなしで上向き、ストローをつけて下向きの2通りの飲み方の練習ができ、ストロー飲み、コップ飲みへのステップアップがスムーズです。
おすすめマグセット
歯科大学×小児歯科医院推奨の「トライシリーズ」ステップ別マグのセットです。
マグパーツを付け替えられるので、ストローの練習からストロー飲み、コップ飲みへのステップアップがスムーズです。
6ヵ月頃~
こまめな水分補給を心がけましょう
離乳食が進んで食事の回数や固形食が増えると、授乳が減り、水分不足になりがちです。
お散歩やお風呂以外にも、食事中、ねんねから起きたとき、泣いた後など、のどが渇く前のタイミングで水分補給をしてあげましょう。
水分補給は母乳やミルクに影響がない程度に。授乳直前の水分補給は、母乳やミルクの飲みが悪くなる原因となるため避けましょう。
また飲み方に関しては、口が発達して唇をすぼめられるようになると、ストローも使えるようになってきます。
ストローマグやコップから飲み物が飲めるようになると水分補給がしやすくなりますので、飲みやすい形状のマグやコップを、赤ちゃんの様子を見ながら取り入れていきましょう。
おすすめコップマグ
コップからの直飲みの練習ができるコップマグです。赤ちゃんの口の中に飲み物を注ぎやすい飲み口が特徴です。
おすすめコップマグ ストロータイプ
ストロー飲みの練習ができるコップマグです。ストローマグと飲み口の先端が一緒なので、スムーズにステップアップができます。
水は湯冷ましにしてから飲ませよう
赤ちゃんは胃や腸が未発達です。
水道水は衛生的ですが、赤ちゃんにお水を与えるときは塩素を除去するために、いちど沸騰させてから冷ました湯冷ましをあげましょう。
ミネラルウォーターを与える際は、赤ちゃんの内臓に負担をかけないよう、ミネラルの少ない軟水を選びましょう。ミネラルウォーターには、加熱殺菌せず原水地から直接ボトリングされているものもあります。1歳6ヵ月頃までは、一度沸騰させ、湯冷ましにして飲ませると良いでしょう。
また、氷水などの冷えた水は赤ちゃんの胃腸を刺激するおそれがあります。1歳頃までは、常温~人肌くらいの飲みやすい温度のものを与えると良いでしょう。
外出時は季節を問わず保冷マグがおすすめ
赤ちゃんと一緒のお出かけでは、雑菌が繁殖しづらく赤ちゃんが飲みやすい温度を保ってくれる保冷マグがおすすめです。
食中毒菌の多くは、20℃~40℃が適温、特に30℃~35℃で活発になるといわれているため、雑菌を増やしにくくするには飲み物を20℃以下に保っておくことが大切です。
保冷マグなら、夏に雑菌の繁殖を防いでくれることはもちろん、寒い冬には外気で飲み物が冷たくなりすぎるのを防ぐことも出来ます。
季節を問わず、保冷マグを上手に活用しましょう。
お出かけ用のマグは、飲み口がしっかり密閉されていて、鞄の中で倒れても中身がこぼれにくいものを選ぶと安心ですよ。
おすすめ保冷マグ
適温をキープできるステンレスマグです。
マグパーツを付け替えられるので、ストローマグからコップ飲みへのステップアップがスムーズです。
おすすめマグセット
お出かけが増えてくる月齢に嬉しい、保冷マグ入りのマグセットです。
ストローマグパーツのほか、ストローレッスンマグ、コップレッスンマグのマグパーツが付いているので、ストローの練習からストロー飲み、コップ飲みへのステップアップがスムーズです。
近年は季節の気温差が激しいので、脱水症状をおこさないためにも、お子さんのの成長に合わせて、マグを上手に活用してくださいね!
おうち用の耐熱ガラス製哺乳びんです。
おでかけ用のプラスチック製哺乳びんです。
持ち手は滑りにくい素材です。
柄のゆるやかなカーブが、赤ちゃんの口元を見やすくするポイントです。
2通りの飲み方で、ストローの練習ができるマグです。
マグパーツを付け替えられるので、ストローの練習からストロー飲み、コップ飲みへのステップアップがスムーズです。
直飲みの練習ができるコップマグです。
ストロー飲みの練習ができるコップマグです。
適温をキープできるステンレスマグです。
マグパーツを付け替えられるので、ストローの練習からストロー飲み、コップ飲みへのステップアップがスムーズです。
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