
「わんちゃんを家族にお迎えしたい!」と考えたとき、楽しみな気持ちと同じくらい、「何を準備すればいいの?」「いくらかかるの?」と不安になることも多いのではないでしょうか。
初めて犬を飼うときは、ごはんやトイレなどの生活用品だけでなく、手続きや環境づくりなど、やるべきことがたくさんあります。
この記事では、お迎え初日から困らないための必需品リストから、あると便利なグッズ、初期費用や毎月の費用の目安、必要な手続きまでをまるごと解説します。
しっかりと準備を整えて、わんちゃんとの幸せな新生活をスタートさせましょう。
犬を飼うのに必要なもの一覧|まず揃えたい基本アイテムリスト

犬をお迎えするにあたって、まずは「これがないと生活が始まらない」という基本アイテムを揃えておく必要があります。
お迎え当日に慌てないよう、用途ごとのグループに整理してご紹介します。
犬の居場所づくり・寝床まわりに必要なもの
犬は本来、狭くて囲まれた場所を好む習性があります。広い部屋にいきなり放されると、どこに居ればいいのかわからず不安になってしまうことがあります。家の中に「ここなら安心できる」という専用スペースを作ってあげることで、精神的にも落ち着いて過ごせるようになります。
まずは、以下の3つを準備しましょう。
- ケージ・サークル
- クレート・キャリーバッグ
- ベッド・マット
また、居場所を作る際は、その周りの安全確保も重要です。好奇心旺盛な犬がコードを噛んで感電しないよう電源コードを隠したり、飲み込んでしまいそうな小さな小物を片付けたりしておきます。足腰に負担がかかる段差がないかどうかも、事前にチェックして対策しておくと安心です。
ケージ・サークル
ケージやサークルは、留守番のときや就寝時に、犬が安全に過ごすための大切な「囲い」です。
部屋の中で放し飼いにする予定の場合でも、来客時や掃除中など、一時的に入ってもらう場所として必要になります。自分だけのテリトリーがあることで、犬はリラックスして休むことができます。選び方のポイントは、中でくるっと回れるくらいの余裕があり、トイレトレーと寝床を分けて置ける広さを確保することです。屋根があるタイプだと、脱走防止になるだけでなく、上からの落下物からも守れるため、より安全性が高まります。
リッチェルでは、お手入れが簡単なものや、インテリアに調和する木製タイプなど、様々なサークルをご用意しています。
クレート・キャリーバッグ
クレートやキャリーバッグは、移動のときや、災害時の避難などで役立つ「持ち運びできるハウス」です。
「閉じ込めるもの」と思われがちですが、普段から部屋に置いてドアを開けておき、自由に出入りできる寝床として使ってみてください。「ここは安心できる場所だ」と認識してくれれば、いざ病院へ行くときや車で出かけるときも、怖がらずに入ってくれるようになります。
さらに、万が一の災害時に避難所生活をする場合でも、慣れ親しんだクレートがあればストレスを軽減できます。必要に応じて、ペットカートや防災用の備蓄品も検討しておくと、もしもの時にも慌てずに済みます。
リッチェルでは、普段使いからお出かけ、災害時まで幅広く使えるキャリーをサイズ豊富に取り揃えています。
ベッド・マット
ケージやサークルの中に敷いて、犬がリラックスして眠れる場所を作ります。
子犬の時期は、トイレを失敗して汚してしまったり、歯が生え変わる痒さから噛んでボロボロにしたりすることがよくあります。そのため、高価なものよりも、洗える素材で丈夫なものを選ぶのがおすすめです。
また、季節に合わせて素材を変えてあげることも大切です。夏は通気性の良いメッシュ素材や接触冷感のもの、冬は保温性の高いフリース素材のものなどを用意して、快適な温度で眠れるように環境を整えてあげてください。
犬の食事まわりに必要なもの
毎日の食事と水分補給は、健康管理の基本です。犬が食べやすく、そして飼い主さんが管理しやすい清潔な環境を整えてあげましょう。
- ドッグフード
- 食器・フードボウル
- 給水器・ウォーターボウル
これらを準備して、スムーズに食事ができるようにしておきます。
ドッグフード
主食となるドッグフードは、犬の年齢(月齢)や体格、犬種に合ったものを選びます。
特に、お迎えしてすぐの時期は、環境の変化によるストレスで食欲が落ちたり、お腹を壊したりしやすくなっています。最初は、ペットショップやブリーダーさんのところで食べていたものと同じ銘柄のフードを用意するのが鉄則です。
もし別のフードに切り替えたい場合は、新しい環境に慣れてから、少しずつ元のフードに混ぜて割合を増やしていき、1週間ほどかけてゆっくりと移行していくと胃腸への負担を減らせます。
食器・フードボウル
毎日使うものなので、ひっくり返しにくい安定感のあるものや、飼い主さんが洗いやすい素材のものを選びます。
プラスチックは軽量で落としても割れないため、活発な犬でも安全に使用できます。安価であるため、傷がついても手軽に買い替えられ、常に清潔な状態を維持できます。
また、犬の体格に合わせて選ぶことも大切です。鼻が短い犬種には浅めのボウル、耳が長い犬種には耳が入らないような形状のボウルなど、愛犬がストレスなく食べられる形を選んであげましょう。
リッチェルでは、こぼしにくい形状のものや、食べやすい高さに設計されたものなど、機能的な食器を展開しています。
給水器・ウォーターボウル
いつでも新鮮な水が飲めるように、水飲み場を設置する必要があります。
お皿タイプのウォーターボウルは飲みやすいですが、遊んでひっくり返したり、ホコリや毛が入ったりしやすい点に注意が必要です。ケージの柵に取り付けるノズル式の給水器なら、留守番中に水をこぼして脱水症状になるリスクを防げます。
また、ケージ内を水浸しにせずに済むので掃除も楽です。普段はノズル式を使い、食事の時だけボウルで水をあげるなど、状況に合わせて使い分けるのも良い方法です。
リッチェルでは、ケージに取り付けるタイプや、お皿型で飲みやすいタイプなど、便利な給水器をご用意しています。
犬のトイレまわりに必要なもの
室内で犬を飼う場合、トイレのしつけは最初の難関です。失敗を減らし、スムーズに覚えてもらうためにも、犬にとってわかりやすく、使いやすいトイレ環境を整えることが大切です。
- トイレトレー
- ペットシーツ
- うんち袋・処理袋
これらを揃えて、失敗させない環境を作りましょう。
トイレトレー
ペットシーツを床にそのまま敷くのではなく、固定するための枠がついた「トイレトレー」を使用します。
シーツをそのまま敷くだけだと、犬が遊んでビリビリに破いてしまったり、足で蹴って滑ってしまったりするため、トレーでしっかり固定することが重要です。トレーには、シーツへのいたずらを防ぐメッシュカバー付きのタイプもあります。
子犬のうちはトイレの回数が多く、場所を少し外してしまうこともよくあるため、体のサイズよりもひと回り大きい「ワイドサイズ」のトレーを選んでおくと、はみ出しなどの失敗を減らせます。
リッチェルでは、シーツ交換が簡単なタイプや、壁付きで汚れを防ぐタイプなど、様々なトイレトレーを取り扱っています。
ペットシーツ
おしっこを吸収するための使い捨てシーツです。トレーのサイズに合わせて選びます。
サイズは主に「レギュラー」と「ワイド」があります。吸収力や消臭機能も商品によってさまざまなので、留守番の長さや交換頻度に合わせて選びましょう。長時間留守にする場合は厚型タイプ、こまめに変えられるなら薄型タイプが経済的です。子犬の頃は排泄の回数が非常に多く、頻繁に交換することになるため、コストパフォーマンスの良いものを多めにストックしておくと安心です。
うんち袋・処理袋
散歩中の排泄物を持ち帰るためのマナー袋です。室内での処理にも使えます。
普通のポリ袋でも代用できますが、専用の「うんち処理袋」は中身が見えにくく、ニオイが漏れにくい加工が施されています。車での移動中や、ゴミ収集の日まで家の中で保管する際も、防臭タイプなら不快なニオイを抑えられます。排泄物を放置せず持ち帰ることは飼い主の最低限のマナーですので、必ず用意し、散歩バッグに常備しておきましょう。
リッチェルの「おでかけマナーカプセル」はうんち処理袋をスマートに持ち運ぶことができます。カラビナ付きなので、リードやバッグに引っ掛けて携帯できます。
また、リッチェルの「お散歩ハンディシャワー」は散歩時に手軽に持ち運べ、おしっこ跡のマナー洗浄に使用できます。ペットボトルを付けるだけで使用でき、水分補給にも便利です。
犬の散歩・外出に必要なもの
ワクチン接種が完了して獣医師の許可が出たら、いよいよお散歩デビューです。外の世界は刺激がいっぱいですが、危険も伴います。安全に楽しく散歩をするために、しっかりとした装備が必要です。
- 首輪・ハーネス
- リード
これらを準備して、脱走や事故を防ぎましょう。
首輪・ハーネス
迷子札やリードを取り付けるために体に装着するアイテムです。
「首輪」は飼い主からの合図が伝わりやすく、しつけに向いています。「ハーネス」は胴体で支えるため、気管や首への負担が少ないのが特徴です。子犬のうちは成長が早く、すぐにサイズが合わなくなることがあります。
きつすぎると苦しいですが、緩すぎると散歩中にすっぽ抜けて脱走する原因になります。指が1〜2本入るくらいの余裕を目安に、サイズ調整がしやすく、体にフィットするものを選んであげてください。
リード
飼い主と犬をつなぐ命綱です。
散歩のときは、コントロールしやすい1.2メートル前後の長さのものが基本です。伸縮するタイプのリードは、広い公園などで自由に遊ばせるときには便利ですが、とっさの時に引き寄せにくく、人通りや車通りの多い場所では危険な場合もあります。最初は丈夫で握りやすいスタンダードなリードを選び、慣れてきたらシーンによって使い分けることが大切です。
犬のケア・衛生まわりに必要なもの
犬の健康と清潔さを保つために、日頃のお手入れは欠かせません。スキンシップを取りながら、体の異変がないかもチェックしてあげましょう。
- 犬用シャンプー
- ブラシ・コーム
- 歯ブラシ・デンタルケアグッズ
- ペット用クリーナー・掃除シート
これらを使って、きれいな体を維持してあげてください。
犬用シャンプー
犬の皮膚は人間よりも薄くデリケートなので、必ず犬専用のシャンプーを使います。
人間用のシャンプーは洗浄力が強すぎて、皮膚トラブルの原因になることがあります。子犬用や低刺激タイプ、オーガニック成分配合など、愛犬の肌質に合ったものを選ぶのがポイントです。自宅でシャンプーをするのが難しい場合は、無理せずトリミングサロンにお願いするのも一つの手ですが、汚れた時に部分洗いができるよう、一本用意しておくと便利です。
ブラシ・コーム
抜け毛を取り除き、毛並みを整えるために必要です。
犬種によって毛の長さや質が異なるため、道具の選び方が重要です。トイプードルのような毛が絡まりやすい犬種には「スリッカーブラシ」と「コーム」、柴犬のような抜け毛が多い犬種には「ラバーブラシ」などが向いています。ブラッシングは血行促進やマッサージ効果もあり、愛犬とのコミュニケーションの時間にもなります。毎日の習慣にしてあげましょう。
歯ブラシ・デンタルケアグッズ
犬も人間と同じように歯周病になります。なんと3歳以上の犬の約8割が歯周病予備軍と言われるほどです。
歯垢が歯石に変わってしまうと、家庭でのケアでは取り除くのが大変です。子犬の頃から口を触られることに慣れさせ、歯磨き習慣をつけることが重要です。いきなりブラシを入れると嫌がることが多いので、最初は指に巻くガーゼや、歯磨きシートで拭くことから始めて、徐々にブラシに移行していくとスムーズです。
ペット用クリーナー・掃除シート
犬と暮らすと、トイレのはみ出しや嘔吐、足裏の汚れなど、掃除の機会が増えます。
トイレを失敗したときの床拭きや、ケージの掃除などに使える専用クリーナーがあると便利です。犬が舐めても安心な成分で作られたものや、消臭・除菌効果が高いものを選びましょう。また、サッと取り出せるシートタイプを各部屋に置いておくと、汚れに気づいたときにすぐに対処でき、部屋を清潔に保ちやすくなります。
犬との生活がより快適になる便利アイテム

必需品ではありませんが、あると生活の質がぐっと上がり、困りごとを解決してくれるアイテムを紹介します。
- ペットカメラ|留守番中の様子を見守れる便利アイテム
- ペットゲート|室内の危険エリアを区切って安全に暮らす
- おもちゃ・知育トイ|遊びながら運動不足解消やストレス発散できる
これらを取り入れることで、飼い主さんの負担も減らすことができます。
ペットカメラ|留守番中の様子を見守れる便利アイテム
外出先からスマホで留守番中の愛犬の様子を確認できるカメラです。
仕事中や買い物中に、「今どうしてるかな?」「いい子にしてるかな?」と気になったとき、すぐに映像で確認できるので安心です。中には、マイク機能で声をかけられたり、スマホ操作でおやつをあげられたりする機種もあります。離れていてもつながっている安心感が得られ、万が一の体調不良などにも気づきやすくなります。
リッチェルの「見守りカメラ LOOK」は、自動追尾機能や双方向通話、暗い部屋でも見えるナイトビジョンなど、便利な機能をコンパクトに搭載しています。
ペットゲート|室内の危険エリアを区切って安全に暮らす
キッチンや階段、玄関など、犬に入ってほしくない場所に設置する仕切りです。
「目を離した隙にキッチンで誤食してしまった」「階段から落ちてしまった」といった事故を未然に防ぐために非常に有効です。壁を傷つけずに設置できる突っ張りタイプや、持ち運んで置くだけのタイプなどがあります。家の構造や愛犬のジャンプ力に合わせて、適切な高さと設置方法のものを選びましょう。
おもちゃ・知育トイ|遊びながら運動不足解消やストレス発散できる
おもちゃは、愛犬とのコミュニケーションツールになるだけでなく、運動不足の解消やストレス発散にも欠かせないアイテムです。
中におやつを入れて頭を使って取り出す「知育トイ」は、雨で散歩に行けない日や、留守番中の退屈しのぎに最適です。「どうやったら出てくるかな?」と考えることが脳への良い刺激になり、程よい疲れを与えることができます。夢中になって遊ぶことで心が満たされ、家具を噛むなどのいたずら防止にも役立ちます。
日々の遊びに取り入れやすいアイテムとして、リッチェルの「グルーシリーズ」がおすすめです。
お気に入りのフードを隠して「ノーズワーク」が楽しめるゴム製知育おもちゃです。狩猟本能を刺激する飽きない工夫で、愛犬の集中力を養います。ゆっくり時間をかけて食べられるため、早食い防止にもおすすめです。
犬のハウス兼キャリーにおすすめのリッチェル「キャンピングキャリーファインR」

室内でのハウスとお出かけ用のキャリー、この2つを別々に用意するのは場所も取るし大変ですよね。
そこでおすすめなのが、
リッチェルの「キャンピングキャリーファインR」です。普段はドアを外してハウスとして使い、お出かけの時はドアをつけてキャリーとして使える優れものです。

大きな特徴は、プラスチック製でお手入れが簡単なことと、スモークドアを採用している点です。ドアが透明ではないため、中のペットが外の様子を気にしすぎず、落ち着いて過ごせるよう配慮されています。
機能面でも、使いやすさにこだわりました。
- 女性でも安定して持ち運びができるワイドハンドル
- ワンタッチで簡単に取り外せるドア
- 置き場所を選ばず左右どちらからでも開閉できる両開き仕様
- 車の座席に簡単に取り付けられるシートベルト固定機能
ラインナップは、通常の「シングルドアタイプ」と、天面にもドアがついている「ダブルドアタイプ」の2種類です。
【キャンピングキャリーファインR ラインナップ】
| タイプ | サイズ | 体重目安 | ドアの特徴 |
| シングルドア | S | 8kg以下 | 前面から出入り |
| シングルドア | M | 12kg以下 | 前面から出入り |
| ダブルドア | S | 8kg以下 | 前面と天面から出入り |
| ダブルドア | M | 12kg以下 | 前面と天面から出入り |
カラーは、インテリアに馴染みやすいアイボリー、グリーン、グレージュの3色からお選びいただけます。
普段からこのキャリーを部屋に置いて慣れさせておけば、病院や旅行への移動もスムーズになります。ぜひ、愛犬の「安心できるお部屋」として選んでみてください。
犬を飼うのにかかる費用|初期費用と毎月の費用の目安

犬をお迎えするときは、生体代金以外にもさまざまな費用がかかります。「思ったよりお金がかかる」と後悔しないよう、事前に目安を知って計画的に準備を進めましょう。
特に初年度は、グッズを揃える費用だけでなく、登録料や複数回のワクチン接種などで出費が重なります。また、毎月の費用も、季節による光熱費の変動や、年齢によるフードの変更などで変わってきます。
| 項目 | 費用の目安 | 内容 |
| 初期費用(お迎え時) | 約8〜15万円 | グッズ一式(ケージ、トイレ、食器など) 医療・手続き(登録、ワクチン、健診など) |
| 毎月の費用 | 約1〜2万円 | 消耗品費(フード、シーツ、トリミング代など) |
| 年間の費用 | 約3〜5万円 | 予防医療費(狂犬病注射、ワクチン、予防薬など) |
※上記の金額はあくまで目安であり、犬種や大きさ、飼育環境、健康状態によって大きく異なります。
※これらに加えて、夏場・冬場のエアコン代などの光熱費や、病気やケガをした場合の医療費は別途必要になります。特に医療費は、手術や入院が必要になると高額になることがあります。万が一のときに十分な治療を受けさせてあげるためにも、ペット保険への加入や、犬用の貯金を毎月積み立てておくことをおすすめします。
犬を飼うときに必要な手続きの流れ

犬を飼い始めるときには、法律で定められた手続きを行う義務があります。
忘れないように、以下のステップを確認しておきましょう。
- ステップ1. マイクロチップに飼い主情報を登録する
- ステップ2. 市区町村で畜犬登録を行う
- ステップ3. 狂犬病予防注射を受けて毎年更新する
これらの手続きは、愛犬と社会をつなぐ大切なものです。それぞれの内容を簡単に説明します。
ステップ1. マイクロチップに飼い主情報を登録する
現在、ブリーダーやペットショップで販売されている犬には、すでにマイクロチップが装着されています。
そのため、新しい飼い主になる人は、犬をお迎えしてから30日以内に、指定の登録機関で「飼い主情報の変更登録」を行う必要があります。
手続きはオンラインで簡単にでき、手数料がかかります。この登録をしておくことで、万が一災害や迷子ではぐれてしまったときでも、データベースの情報と照合して、飼い主の元へ戻れる確率がぐんと高くなります。
ステップ2. 市区町村で畜犬登録を行う
犬を飼い始めたら、お住まいの市区町村の役所や保健所で「畜犬登録(ちくけんとうろく)」を行います。
これは、「この犬の飼い主は私です」と届け出るもので、人間でいう戸籍のようなものです。生後91日以上の犬が対象で、取得してから30日以内に申請する必要があります。登録すると「鑑札(かんさつ)」というプレートが交付されます。これは犬の身分証明書になりますので、必ず首輪などに着けておくことが法律で義務付けられています。
ステップ3. 狂犬病予防注射を受けて毎年更新する
生後91日以上の犬は、年に1回、狂犬病の予防注射を受けることが法律で義務付けられています。
動物病院や、春に自治体が行う集合注射で接種し、証明書を提示して「注射済票」を受け取ります。これも鑑札と一緒に首輪に着けておく必要があります。狂犬病は人間にも感染する恐ろしい病気ですので、社会全体の安全のためにも忘れずに接種しましょう。春になると自治体から案内ハガキが届くことが多いので、確認してみてください。
犬を飼う前後に気を付けたいルールとマナー

犬と人が気持ちよく共生するためには、周囲への配慮が欠かせません。
ご近所トラブルを避けるためにも、次のポイントを意識しましょう。
- 賃貸契約や管理規約のペット可条件と近隣への配慮を確認する
- 散歩や外出先での基本マナーを守る
これらを守ることは、愛犬を悪者扱いさせないためであり、愛犬を守ることにもつながります。
賃貸契約や管理規約のペット可条件と近隣への配慮を確認する
お住まいが賃貸やマンションの場合、まずはペット可の物件であるか、飼育できる犬種やサイズに制限がないかを必ず確認しましょう。
たとえペット可であっても、「エレベーターでは抱っこする」「共用部分を歩かせない」などのルールが決められていることがあります。また、犬の鳴き声やニオイはトラブルの原因になりやすいものです。床に防音マットを敷いたり、こまめな掃除を心がけたりするほか、入居時や犬をお迎えしたタイミングで近隣の方へ挨拶をしておくことも大切です。
散歩や外出先での基本マナーを守る
散歩中の排泄物は、飼い主が責任を持って持ち帰るのが基本マナーです。おしっこをした場所は水で流すようにしましょう。
また、ノーリード(リードを放すこと)は条例で禁止されている地域が多く、交通事故や他の犬とのケンカ、人を噛んでしまう事故の元になります。ドッグラン以外の場所では必ずリードを着用し、短く持ってコントロールできる状態にしておきましょう。すれ違う人が全員犬好きとは限らないことを忘れず、配慮のある行動を心がけてください。
犬をお迎えする前の部屋の準備と安全チェックリスト

好奇心旺盛な犬にとって、人間が暮らす家の中は、私たちが思っている以上に危険がいっぱいです。犬の目線になって部屋を見渡し、事故を未然に防ぐ準備をしておくことが大切です。
お迎えする前に、以下の項目をチェックして安全な環境を作りましょう。
- 電気コードにカバーを付けて感電を防ぐ
- 薬・電池・タバコなどの誤飲物を片付ける
- ユリ科など犬に毒性のある植物を置かない
- フローリングにマットを敷いて滑り止めをする
- 家具の裏やベランダなどの隙間を塞ぐ
- 誤食を防ぐためにゴミ箱を蓋付きにする
これらの危険を取り除いておくことで、飼い主さんも過度に「ダメ!」と叱る必要がなくなり、わんちゃんも安心してのびのびと過ごせるようになります。安全な「セーフティーゾーン」を作って、笑顔でお迎えする準備を整えましょう。
犬を飼う前に知っておきたい生活の変化と注意点

犬との暮らしは素晴らしいものですが、これまでの生活スタイルは大きく変わります。
まず、時間の使い方が変わります。毎日の散歩、ごはん、トイレ掃除、ブラッシングなど、愛犬のための時間が必要です。旅行や長時間の外出、飲み会なども、以前ほど気軽にはできなくなるかもしれません。
次に、お金がかかります。毎月の食費や日用品だけでなく、病気になったときの医療費や、夏場のエアコン代などの光熱費も増えるでしょう。
そして何より、「命を預かる責任」が生まれます。犬の寿命は15年前後です。その間、どんなことがあっても最期まで愛情を持って面倒を見続けなければなりません。
「可愛いから」という理由だけでなく、自分のライフスタイルで本当に幸せにしてあげられるかを、もう一度じっくり考えてみてください。それでも「一緒に暮らしたい」と思えるなら、犬はかけがえのないパートナーになってくれるはずです。
犬を飼うのに必要なものを確認して、準備を整えてから新しい暮らしを始めよう

犬を飼うためには、たくさんのグッズや知識、そして心の準備が必要です。
最初は大変に感じることもあるかもしれませんが、事前にしっかりと準備をしておけば、落ち着いて愛犬をお迎えすることができます。
必要なものを一つずつ揃えながら、わんちゃんとの楽しい生活をイメージしてみてくださいね。準備万端でお迎えすることが、笑顔あふれる素晴らしい日々への第一歩になります。
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