これからネコを飼おうとしている方や初めてネコを飼う方は、何が必要なのかが分からず困ってしまうことが多いです。また、新しい環境に連れてこられたネコちゃんも不安でいっぱいです。まずはネコが安心して過ごせる環境を作ってあげましょう。
本記事ではネコを飼うのに必要なものリストを紹介します。必要なものリストの中で「まず用意したい必要なものリスト」と「あると便利なものリスト」に分けて解説します。
主なグッズの費用やネコを飼うための準備をする上での注意点についても解説しますので、これからネコを飼おうとしている方やネコを飼い始めの方はぜひ参考にしてください。
まず用意したい!猫を飼うのに必要なものリスト
ネコを飼うのに初めに用意したい必要なものリストは下記の8つです。
- キャットサークル
- ネコトイレ・トイレ砂
- 食器
- キャットフード
- 爪とぎ
- キャリー・ケージ・トートバッグ
- 消臭剤
- 歯ブラシ・爪切・ブラシ
それぞれの特徴や選ぶときのポイントについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
キャットサークル
キャットサークルは、ネコの寝床や遊び場所など居住スペースとして使用する便利なグッズです。ネコはサークルがあると広い室内よりも落ち着いて過ごせます。
サークルのタイプは、ネコが自由に移動できるように高さがあるものや、上下に連結できるものなどさまざまです。高さがあるサークルは「ネコが上下に移動できる」というのがおすすめのポイントになります。
子ネコの場合、初めのうちはキャットサークルで過ごす時間が多いです。子ネコには段差が低く掃除がしやすいタイプのサークルを選びましょう。さらに、トイレや爪とぎ、水飲みなどが設置できるサイズを選ぶと快適に過ごせるのでおすすめです。
木製お掃除簡単キャットサークル
木製お掃除簡単キャットサークルは、前面のパネルがフルオープン状態にできて、トイレなどの設置や掃除がしやすくなっているのが特徴です。チェーンフックが付いており、フルオープン状態のまま固定ができます。
サークルの底面にはトレーが付いていて、本体を移動させることなくトレーの掃除が可能です。
各段にスライドドアが付いていて、横にスライドさせて開けられます。掃除が簡単にできるだけでなく、ネコを取り出すのもスムーズにできます。
上段にはハンモックが付いていて、ネコが安心してくつろげる空間です。掃除しやすいキャットサークルを探している方や子ネコを飼う予定の方は、木製お掃除簡単キャットサークルがおすすめです。
リラックスキャットサークル
リラックスキャットサークルは、広い棚板と余裕のある高さで子ネコのときから大人のネコになるまで、長い期間使えるキャットサークルです。ハンモック1つが付属品として付いているため、ネコのリラックススペースも確保できます。
各段にスライドドアがあり、横にスライドさせて開けられます。キャットサークル内の掃除がしやすく、ネコも取り出しやすく、日々のメンテナンスが楽になります。
子ネコから大人のネコまで幅広い世代のネコに使用可能となっており、長期間使える手ごろな価格の商品を探している方にリラックスキャットサークルがおすすめです。
バンビーノキャットサークル
項目 | 内容 |
体重の目安 | 8kg以下 |
詳細 | 公式ショップへ |
バンビーノキャットサークルは棚板を自由にカスタマイズできるキャットサークルです。棚板が11枚付属されていて、ネコの成長やネコの数によって棚板の数を自在に変更できます。
棚板の固定はワンタッチで取り付け可能なので、棚板の交換はスムーズにおこなえます。
ネコが小さいときは段差を低くしたり、大きくなったら高くしたりとレイアウトの変更が可能です。多頭飼いの場合は、棚板を使って3つの部屋まで分割もできます。各段にスライドドアがあるので、ドアの開閉はスムーズで掃除もしやすいです。
多頭飼いをしている方や、これからネコが大きくなっていくタイミングでの購入はバンビーノキャットサークルがおすすめです。
ネコトイレ・ネコ砂
ネコは本能的に砂がある場所をトイレと認識するため、飼い始める際にはネコ砂を入れたトイレを設置しましょう。子ネコの場合は、入りやすいように床との段差が少ないトイレがおすすめです。
トイレはオープン型やフード(屋根)付きなどタイプが異なるので、ネコのサイズや性格に合わせて適したものを選ぶようにしましょう。いくつか試してみて、ネコの好みを見つけてあげるといいでしょう。
ネコ砂は紙・木・鉱物・おから・シリカゲルなど材質が異なるものが多くあり、値段や処分方法が違います。いろいろ試して、ネコが喜ぶ砂を見つけましょう。トイレの砂を処分するときに便利なスコップなども用意しておくと便利です。
ラプレ ネコトイレ
ラプレネコトイレは、インテリアになじむおしゃれなネコ用トイレです。プラスチック製で水洗いが可能です。
フード付きタイプは、砂の飛び散りを防止できるのが特徴です。
深型はたっぷりのネコ砂が入ります。また、大きいネコでも入りやすく、汚れた分のみのネコ砂の掃除で手間が省けます。
フード(屋根)付きのトイレで臭いが気になりにくく、ネコも落ち着いてトイレができます。スコップがフードの上部に収納されていて、掃除のときに便利です。
大きいネコを飼っている方やインテリアを気にしたい方には、ラプレネコトイレがおすすめです。
バンビーノ キャットトイレ
項目 | 内容 |
サイズ | 48×29.5×17.5H(cm) |
詳細 | 公式ショップへ |
バンビーノキャットトイレはオープンタイプのネコ用トイレで、入口の高さが変えられるのが特徴です。上枠を取り外して反転させてはめると8cmから15cmに変更できます。
子ネコの時は入りやすいように低くして、大きくなったら砂がこぼれないように高く設置すると良いでしょう。スコップは内側・外側の両方どちらでも収納できます。
飼い始めからシニアネコまで長く使用できるので、長期使用を考えている方や飼い始めの子ネコにバンビーノキャットトイレはおすすめです。
食器
キャットフードや水飲み用に食器を使います。フードと水飲み用の2つを準備しましょう。
プラスチック製や陶器など様々な材質の食器があるので、用途に合ったものを選びましょう。陶器製のものはひっくり返ると危ないので、滑り止めが付いていると安心です。
子ネコの場合は小さい容器で構いませんが、成長したネコは首に負担がかかりやすいため、ネコの首の高さに合わせて食器を選びましょう。ネコの首が極端に下がらない高さの食器がおすすめです。
ネコちゃんの高さがある食器
ネコちゃんの高さがある食器は、ネコの首に負担がかかりにくい体勢で食事ができるネコ用の食器です。プラスチック製でありながら陶器のようなデザインが特徴となっています。
内側に段差が付いているため、フードや水がこぼれにくい形状です。下部に指をひっかける場所があり、持ち運びしやすくなっています。
プラスチック製は軽いため動きやすいと思われがちですが、ゴム脚付きでズレにくく、床に傷がつきにくいです。
子ネコ用はSSサイズ、成猫用はSサイズと大きさが異なるため、ネコに合わせてサイズを選ぶのをおすすめします。
ネコちゃんの食べやすい食器
ネコちゃんの食べやすい食器は、フードがこぼれにくく食べやすい深さのネコ用食器です。プラスチック製で軽いものの、2段構造になっていてズレにくく、こぼれたりひっくり返ったりしにくい食器です。
手を引っ掛ける部分がへこんでいて、持ち運びしやすくなっています。プラスチック製で洗いやすく、耐熱温度が120℃で食器洗い乾燥機が使用可能です。
ゴム脚付きで床が傷つきにくく、ズレにくい構造で耐久性があり、長く使用でき、「フィッシュ」と「ライン」の2種類のデザインから選ぶことができます。
子ネコ用SSサイズと成猫用のSサイズがあるため、ネコの大きさに合わせてサイズを選びましょう。
こぼれにくい 脚付キャットディッシュ
こぼれにくい脚付きキャットディッシュはネコ用の高さのある食器です。高さがあるためネコの首の負担になりにくく、フードがこぼれにくい形状になっています。
「ネコちゃんの高さがある食器」や「ネコちゃんの食べやすい食器」はメラニン樹脂で作られていますが、「こぼれにくい脚付きキャットディッシュ」はポリプロピレンで作られており、メラニン樹脂と比べて耐久性は劣るものの低価格なのが魅力です。
フードがこぼれにくく戻りやすい形状なので、子ネコやシニアネコでも食べやすい食器です。ゴム脚付きで床を傷つけずに使用ができて、ズレにくくなっています。
耐熱温度が120℃で電子レンジや食器洗い乾燥機の使用が可能です。子ネコ用SSサイズと成猫用のSサイズがあるため、ネコの大きさに合わせてサイズを選びましょう。
キャットフード
キャットフードはネコの月齢や年齢、体重に合った総合栄養食を選びましょう。ペットショップやブリーダーからお迎えしたネコは、なるべく出迎える前から食べていたものと同じものを与えるようにしましょう。
食べ慣れているものを与えると、ネコは安心して落ち着いて食べられます。1日の食事量を守り、与えすぎないようにしましょう。
キャットフードの保管は、湿気を防いで保存が可能なネコ用のストレージボックスがあると便利です。さらに、自動給餌機(キャットフィーダー)があれば餌の補給がスムーズなので、余裕があれば用意しておくと良いでしょう。
爪とぎ
ネコは本能で爪とぎをする動物です。ネコの爪とぎは爪のケアだけでなく、ストレス解消・気分転換やマーキングの意味をもつため重要なアイテムになります。
爪とぎが無いと壁や家具がボロボロになってしまうので、初めに準備しておきましょう。爪とぎの素材には、ダンボールやカーペット・畳などさまざまです。いろいろ試してネコが気に入る素材が良いでしょう。
爪とぎは倒れにくく、ネコがといでもくずが散らばりにくいものがおすすめです。消耗品なので、定期的に新しいものに取り換える必要があります。
ラプレ ネコのツメとぎ
項目 | 内容 |
サイズ | 小:35.5×23×18.5H(cm) 大:43.5×23×26.5H(cm) |
詳細 | 公式ショップへ |
リッチェルのネコの爪とぎの中では、ネコと過ごすおしゃれ空間を演出できるラプレシリーズ ネコのツメとぎがおすすめです。
ネコの体長や部屋のサイズに合わせて爪とぎの大小だけでなく、雲・ワニ・まる型・U字などさまざまなデザインも選べるのでインテリアとしてもおしゃれに置くことができます。
上図の雲のデザインでは爪とぎが2個セットになっており、片方には音が鳴るボール付きで遊び道具にもなるため、コスパや機能面にも優れているといえるでしょう。
おしゃれにネコと過ごす空間をデザインしながら便利に使えるネコの爪とぎをお探しなら、ぜひご利用ください。
歯ブラシ・爪切・ブラシなどのケア用品
歯ブラシ・爪切・ブラシなどのケア用品は飼い主さんがネコのケアをしてあげるアイテムです。ネコは抜け毛が多いため、ブラシは飼い始めから定期的に使ってあげましょう。
歯ブラシで口腔ケアをしてあげたり、爪切で爪をきれいにしてあげたり、ブラシでブラッシングしてあげたりと最初からケアを習慣にしておくと、ネコは暴れることなく落ち着いてケアができるのでおすすめです。
キャリー・ケージ・トートバッグ
キャリー・ケージ・トートバッグはネコが病院やお出かけの際に必要な便利アイテムの一つです。さまざまな種類のキャリーがあり、ネコの性格などにより選び方は異なります。
キャリーに入るのを嫌がり暴れるネコや外が見えないと不安なネコは、写真のように上部が開きやすくひっかいても大丈夫なプラスチック製が良いでしょう。車での移動もシートベルト固定が付いているので安心です。布製は破れるのでおすすめできません。
人見知りでおびえてしまうネコには、布製のショルダーやスリングで小脇に抱えるようなタイプがピッタリです。
どのタイプも通気性が良いものを選び、キャリーの底にペットシートを敷くと安心です。購入の際は大きさや耐荷重を確認してネコに合うサイズを選びましょう。
キャンピングキャリーファイン
ネコ用のキャリーは、リッチェルのキャンピングキャリーファインがおすすめです。
外ではキャリー、家ではハウスとして使える2WAYのネコ用キャリーは、ネコの性格やよく使う場面に応じて選べる2種類のドアタイプがあります。
キャリーに入るのが苦手で心配性なネコを飼われている方にはダブルドア、移動で持ち運ぶことが多いため軽いキャリーをお探しの方にはシングルドアがぴったりでしょう。
出入り口にはスモークドアを採用しているので、ネコも飼い主もお互いを確認できて安心しつつ、ネコはキャリー内のほどよい暗さで落ち着いて過ごすこともできます。
プラスチック製の頑丈なボディーで自動車のシートベルトにも固定できるため、車での移動でも安全に利用可能です。
消臭剤
ネコがトイレ以外の場所で用を足してしまったときや、トイレ周りの気になる臭い対策として消臭剤は便利な商品です。子ネコの間は特に重宝します。
ネコが嫌がらない自然な香りで、舐めても影響がない成分のものを選ぶようにしましょう。ペット用を購入するのがおすすめです。
あると便利!猫を飼うのに必要なものリスト
ネコを飼うときにあると便利なものリストを5つ紹介します。ネコが健康でストレスなく過ごすのに便利な商品を集めました。
- 首輪
- おもちゃ
- ネコ用ベッド
- ロールクリーナー
- キャットタワー
ネコを迎えたあとで準備しても大丈夫なものとなっていますので、必要ならば購入を検討してみましょう。
首輪
首輪はつけておくと迷子札になり、脱走などでいなくなったときに見つかりやすくなります。室内飼いネコの場合でも脱走の危険はあるのでつけておいた方が良いでしょう。
素材は軽くて柔らかい布製のものが、体に負担がかかりにくいためおすすめです。
おもちゃ
おもちゃはネコの運動不足解消やストレス解消に効果的なグッズです。もともとネコは狩りをして獲物を捕らえる肉食動物のため、本能的におもちゃを追いかける習性があります。おもちゃはネコにより好みがあるため、家に慣れてきた時期にいろいろ試してみるのが良いでしょう。
おもちゃは猫じゃらしやネズミのおもちゃ、タワーボールなどがあります。飼い主さんと一緒に遊べるものと一人で遊べるものの両方を用意しておくのがおすすめです。
ネコ用ベッド
ネコは1日の大半を寝て過ごすため、安眠場所としてベッドを用意しておくと落ち着いて暮らせます。お迎え直後はタオルなどで代用できますが、落ち着いたころに用意してあげましょう。
コロルおでかけネコベッドはオーバル型のクッション付きで、本体はネコに負担のかかりにくい柔らかいプラスチック素材でできており、クッションや本体は水洗いできます。子ネコは写真のように、段差が少なく出入りしやすいベッドがおすすめです。
コロルおでかけネコベッド
ネコ用ベッドでおすすめのリッチェル製品は、コロル おでかけネコベッドです。
パステルカラーの丸い形のネコ用ベッドは、ネコの好むデザインに設計されているだけでなく、部屋のインテリアとして可愛くアクセントにもなります。
内側にはネコがリラックスできる柔らかなベッドが備わっており、ドアにはロック機能もあるため、普段から慣れておくと移動の際のキャリーにも使えます。
外側のプラスチック製のボディーも内側のベッドも分解できる構造なので、水洗いできてお手入れもラクラクです。
ロールクリーナー
ロールクリーナーはよく抜け落ちるネコの毛を服から除去するのに役立ちます。また、居住空間のネコの毛を取り除くのにも便利なアイテムです。
交換するタイプの粘着ロールクリーナーやエチケットブラシなどがあるので、使いやすいアイテムを選びましょう。粘着力が強すぎると服やカーペット生地を傷めますので注意が必要です。
キャットタワー
ネコは本能的に木に登る習性があるため、キャットタワーを用意してあげると喜んで遊びます。室内飼育の場合はキャットタワーを使うと運動不足解消になるので、設置したいアイテムです。
マンションなど居住空間が限られている場合は、キャットタワーの大きさや耐荷重を考慮して選ぶのがおすすめです。
キャットラダーラック
項目 | 95H | 125H |
サイズ | 使用時:50×76×95H(cm) 折りたたみ時:50×30×117(cm) | 使用時:50×98×125.5H(cm) 折りたたみ時:50×30×153(cm) |
詳細 | 公式ショップへ | 公式ショップへ |
リッチェルがおすすめするキャットタワーは、折りたたんで気軽に持ち運べる掃除のじゃまにならないキャットラダーラックです。
ネコを飼われている方の「設置場所を変えたい」「掃除をラクにしたい」という声をもとに開発され、使う際の安全性と折りたためる手軽さを兼ね備えたラダーラックに仕上がっています。
ネコが飛び乗っても安全に使えるロック付きで、くつろぎ空間も確保できるハンモックは洗うこともできるなど、飼い主もネコも嬉しい機能がそろっています。
インテリアに調和する木製のデザインでたいていのお部屋の雰囲気になじむため、置き場所にも困らないでしょう。
猫を飼うための準備をする上で気を付けたいポイント
飼い主さんがネコを飼うための準備をする上で、気を付けたいポイントや確認すべき点があります。ネコが快適に暮らすために大切なことなので、必ずチェックしてネコが危険にさらされないように注意しましょう。
ネコを飼うための準備をする上で気を付けたいポイントは下記の5つです。
- 誤飲・誤食を防ぐために人間の食べ物はネコが届く場所に置かない
- 配線・ビニール袋などネコが遊ぶと危ないものは片づけておく
- 室内飼いする際は窓のロック・柵の取り付けなど脱走を防ぐ対策を行う
- お風呂場への立ち入りは禁止にして入れないようにしておく
- 居住マンション・アパートがペットOKか事前に確認する
誤飲・誤食を防ぐために人間の食べ物はネコが届く場所に置かない
ネコは好奇心旺盛な動物で、人間の食べ物があれば興味を示して食べてしまいます。しかし、ネコにとって味が濃く塩分や糖分が多い人間の食べ物は、身体への負担が大きく消化に時間がかかります。
食べ物の中でも特に玉ねぎやニラなどのネギ類・チョコレート・カフェイン入りのものは、ネコが食べると中毒を起こします。危険なのでネコが誤食しないように注意しましょう。
他にもネコは植物の毒素を分解できないと言われています。ユリ科やナス科・サトイモ科の植物(野菜)、観葉植物などにも注意が必要です。
ネコにとって人間の食べ物は、誤飲誤食をすると命にかかわるためネコが届く場所に置かないようにしましょう。ジャンプが得意なネコは、部屋の上に食べ物が置いてあれば簡単に手が届いてしまいます。食べ物は必ず冷蔵庫や箱などに入れて保管するようにしましょう。
配線・ビニール袋などネコが遊ぶと危ないものは片づけておく
ネコは家にあるものを好奇心でおもちゃとして使い、遊ぶのが得意です。ひもやゴムだけでなく、配線やビニール袋、紙袋などもあればイタズラするでしょう。
配線はネコが噛むと感電や漏電、火災につながる事故になり、足や首に絡むと窒息する危険があります。ビニール袋や紙袋はネコが窒息する恐れがあります。
配線やビニール袋などネコが遊ぶと危ないものは片づけておきましょう。
室内飼いする際は窓のロック・柵の取り付けなど脱走を防ぐ対策を行う
ネコは発情期や好奇心旺盛な時期になると、室内飼いでも脱走してしまいます。何も対策をしていないと、例えばドアノブにぶら下がってドアを開けたり、窓や網戸のちょっとした隙間に手をかけたりして簡単に脱走できます。
室内飼いをする際は、玄関や窓に高さのある柵を取り付けたり、窓や網戸をワンタッチでロックできるストッパーを設置したりなど入念な対策を行いましょう。
お風呂場への立ち入りは禁止にして入れないようにしておく
お風呂場は、ネコにとって危険な場所の一つです。ネコがお風呂場に入ってしまうと、お湯を張った浴槽に落ちて溺れたり、ふたをしても飛び乗った勢いで落ちてしまったりするかもしれません。
ネコが危険な目に合わないようにするため、お風呂場へのネコの立ち入りは禁止にして、入れないようにしておくのが良いでしょう。
居住マンション・アパートがペットOKか事前に確認する
ネコを飼うのを検討している方は、居住マンションやアパートがペットOKな物件かどうかを事前に確認しましょう。ネコは爪とぎをする習性があり、壁や柱などに傷がつきやすいため大家さんがペット不可にする場合が多いです。
ペットOKの物件でも、退去時に修繕費用などでトラブルが起こる場合があります。トラブルを防ぐためにも入居前や飼い始める前に調べて、修繕費用などの細かな規則を確認しておきましょう。
迎える猫に合わせて必要なものを揃えて楽しい時間を過ごしましょう
ネコを飼うときに「まず用意したい必要なものリスト」と「あると便利な必要なものリスト」に分けて解説しました。すぐに必要なものは飼い始める前に揃えて、便利なグッズはあとで検討するとスムーズに準備できるでしょう。
ネコ用グッズは見ているとバリエーションが多く、買いたくなるものが豊富です。迎えるネコの月齢や体格に合わせて、必要なものを購入すると失敗が防げます。
ネコを飼い始める方やネコのお迎えを検討している方は、ぜひ記事を参考に準備をしてネコと楽しい時間を過ごしましょう。
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