
昨今、水回りなどで浮かせる収納が注目されていますが、汚れやすい水回りは浮かせる収納を取り入れることで、手軽に掃除でき清潔な状態を維持しやすいのでおすすめです。
なかでも洗面所は、家族だけが立ち入るプライベート空間ではなく、来客時にも使用されることがあるため、いつでもきれいに整頓・掃除されていれば、急に来客があっても焦らずに済みますよね。
特にシンク周りに置かれていることが多いハンドソープは、浮かせて収納することで、毎日の掃除がぐんと楽になります。
そこで本記事では、洗面所のハンドソープを浮かせる方法を解説します。ハンドソープ収納の選び方と使用時の注意点も紹介するため、ぜひ参考にしてください。
洗面所のハンドソープを浮かせて収納するメリットとは?

洗面所のハンドソープを浮かせて収納すると、おもに衛生面と見た目で大きなメリットを得られます。ここでは以下2つのハンドソープを浮かせるメリットについて、詳しくみていきましょう。
- 洗面台に水が溜まりにくくぬめり・カビの予防につながる
- 見た目がすっきりして洗面台を広々と使える
洗面台に水が溜まりにくくぬめり・カビの予防につながる
洗面所のハンドソープを浮かせる1つ目のメリットは、洗面台のぬめりやカビの予防につながることです。
ハンドソープは洗面台と接する底部分に水が溜まりやすくなります。衛生的に保つためには、こまめに掃除しなければいけません。
浮かせて収納すると水が溜まりにくくなるだけでなく、洗面台に水がはねてもハンドソープを移動させずさっと拭き取れるため、手軽に掃除しやすいです。
ハンドソープが掃除の邪魔にならないため、清潔な洗面台を維持しやすくなります。
見た目がすっきりして洗面台を広々と使える
2つ目のメリットは、見た目がすっきりして洗面台を広く使えることです。
洗面台にハンドソープが置かれていないだけで、生活感をおさえられすっきり整頓された印象を与えます。また洗面台に置いてあるものが減ることで、使える面積が増えるのもポイントです。
洗面所でスキンケアやメイクする時も、必要なアイテムを広げるスペースを確保できるので使いやすくなります。
洗面所のハンドソープを浮かせる方法は大きく2種類

洗面所のハンドソープを浮かせる方法は、大きく分けて2つあります。浮かせられるディスペンサーにハンドソープを入れ替えて使う方法と、本体をそのまま使う方法です。
本体を使う場合は、かける・吊るす・ラックに置くなどすると浮かせられます。以下2つの方法のメリットとデメリットを紹介します。
- ソープディスペンサーを用いる
- 市販の容器を吊り下げる
ソープディスペンサーを用いる
浮かせられるソープディスペンサーを用いることで得られるメリットは、機能性が高いことです。
センサーに手をかざすだけで1回分のハンドソープが出てきたり、目盛りや小窓などが付いていて残量がわかったりと工夫されています。
ステンレス製や陶器製など高級感のある素材や、デザインにこだわった商品も多いです。
デメリットは、ディスペンサーを購入する費用がかかること、定期的な手入れが必要なことです。高機能なディスペンサーほど高額になります。複雑な構造になることから、故障のリスクも避けられません。
ディスペンサーは消耗品でなく長期的に使用するため、ノズルの詰まりなどを防ぐために定期的な掃除も必要です。購入時には手入れ方法まで調べておきましょう。
市販の容器を吊り下げる
市販の容器を吊り下げて使う方法のメリットは、今使っているハンドソープをそのまま使えることです。
フックを壁に取り付けて引っかけたり、ラックやトレーを活用して直置きにならないようにしたりすることで、市販の容器を浮かせられます。
パッケージのまま浮かせられるため、どの商品を使っているかも一目瞭然です。
ただし、浮かせるのに手間がかかったり使いにくかったりするデメリットがあります。浮かせる前提でない容器が多いため、使うハンドソープに合わせて浮かせ方を考えなければいけません。
また、ポンプを上から押して使うものが大半です。フックなどで浮かせる場合は、使用時に一旦洗面台に降ろす動作が増えることもデメリットといえるでしょう。
洗面所で使う「浮かせるハンドソープ収納」の選び方

洗面所のハンドソープ収納は、選び方を間違えると浮かせるメリットを感じられないどころか、使いにくくなってしまいます。
後悔しないためにも、浮かせるハンドソープ収納を購入する際は以下5つのポイントで選びましょう。
- ハンドソープのタイプ
- 洗面台・壁への取り付け方
- 使う時の手軽さ・掃除の手間
- 残量の見やすさ・詰め替えやすさ
- デザイン・生活感
ハンドソープのタイプ
ハンドソープは液体・リキッドタイプと泡タイプの2種類あります。ハンドソープ収納も、どちらか一方のタイプしか使えない仕様です。
購入時にはしっかりチェックしましょう。
洗面台・壁への取り付け方
浮かせるハンドソープ収納をどのように洗面台や壁に取り付けるのかも、確認しておきましょう。
ハンドソープ収納の取り付け方はおもにマグネット・シール・画鋲やボルトです。取り付け場所の条件によって取り付け方法が異なります。
また、賃貸暮らしの方は「原状回復できるか」も重要なポイントです。
ボルトや画鋲で壁に穴が開いた場合、退去時に原状回復費用を徴収される可能性があります。シールの場合も、剥がす時に壁紙が破れたり跡が残ったりしないような配慮が必要です。
事前に取り付け場所と方法を決めておきましょう。
使う時の手軽さ・掃除の手間
ハンドソープを使う時の手軽さや掃除の手間も重要です。手をかざすだけで、ハンドソープが出てくるディスペンサーなら、より手軽に使えます。
定期的にノズル掃除などの手入れは必要ですが、直接触れないため汚れにくく、ディスペンサーの頻繁なふき取り掃除はほとんど必要ありません。
小さい子供がいてハンドソープを出して遊んでしまう場合は、そのままフックで引っかけて浮かせる市販の容器や、手動でハンドソープを出すディスペンサーが使いやすいです。
子供の手が届かない場所にハンドソープを浮かせておいても着脱して使えます。いたずらもされにくくなるでしょう。
残量の見やすさ・詰め替えやすさ
ハンドソープ収納は、残量の見やすさや詰め替えやすさにもこだわりましょう。
フタを開けなくても一目で詰め替え時期がわかるものなら、使おうとした時に残量がないことを防げます。ハンドソープを購入するタイミングも逃しません。
また入れ替え口が広いものだと、楽にハンドソープを補充できます。ハンドソープをこぼさず、さっと入れ替えられ便利です。
さらに、ハンドソープ収納の上部から補充するタイプだと、ソープを連続して使えるため使い勝手がよいでしょう。
デザイン・生活感
インテリアにこだわっている方であれば、ハンドソープ収納のデザイン性も製品選びの参考にしましょう。
市販の容器をそのまま用いる製品だと生活感が出やすくなります。
なかにはおしゃれな製品もありますが、中身を入れ替えて使うディスペンサーのほうがデザイン性に富んだ商品を見つけやすいです。
使い勝手だけでなく見た目が好みのハンドソープ収納なら愛着を持って長く大事に使えるため、気に入ったものを選びましょう。
洗面所のハンドソープを浮かせたいならリッチェルのホバーシリーズ

商品名 | ホバー シールフックディスペンサー 250 | ホバー シールフック泡ディスペンサー 250 |
タイプ | リキッド | 泡 |
サイズ | 6.6×8×15.7H(cm) | 6.6×10.4×16.6H(cm) |
容量 | 250mL | 250mL |
耐荷重 | 1kg | 1kg |
詳細 | 公式ショップへ | 公式ショップへ |
洗面所のハンドソープを浮かせたい方は、「ホバー シールフックディスペンサー 250」または「ホバー シールフック泡ディスペンサー 250」がおすすめです。
繰り返し貼ってはがせるシールフックで、壁に穴を開けずに取り付けられます。
本体下部をプッシュしてハンドソープを出す手動タイプのため、センサーの誤作動や子供・ペットによるいたずらの心配も少なくなります。プッシュ部分が片手で押せる形状なのも使いやすいポイントです。
前面には残量がわかる窓が付いており、補充のタイミングを逃しません。入れ替え口も広いことから、補充しやすく楽に手入れできます。
スタイリッシュなデザインとインテリアに馴染むカラーのため、機能だけでなく見た目もこだわりたい方にイチオシのディスペンサーです。
洗面所で使うグッズの収納はすべて浮かせると見栄えがいい

洗面所で使うグッズはハンドソープに限らず、すべて浮かせると一体感が出て見栄えがよくなります。
洗面台に置かれたものが一切なくなることで、洗面台に水が溜まらずスペースも広く使えます。ハンドソープの浮かせる収納を考える時は、下記のグッズの収納方法も一緒に見直しましょう。
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- コップ
- 洗顔料
ハンドソープと同様に、上記のグッズを浮かせるための専用フックやマグネットも市販されています。ハンドソープよりも手軽に浮かせられるケースが多いため、ぜひ挑戦してみてください。
ホバーシリーズなら歯磨き粉ディスペンサー、洗顔料ディスペンサーもラインナップしています。
洗面所のハンドソープを浮かせて使う際に気をつけること

洗面所のハンドソープを浮かせて使う際には3つの注意点があります。注意点を守らなければ故障やケガにつながるため、事前に下記の注意点を把握して備えておきましょう。
- 本体が落ちるリスクを避けるために耐荷重の範囲内で使う
- 小さい子供やペットが届きにくい位置に取り付ける
- 取り付け場所の素材・耐荷重にも配慮して位置を選ぶ
本体が落ちるリスクを避けるために耐荷重の範囲内で使う
ハンドソープを浮かせる際は、耐荷重の範囲内で使いましょう。
耐荷重を超えると、ハンドソープ本体が落ちるリスクがあります。ハンドソープは、洗面所周りのほかのグッズよりも重さがあり、比較的高い位置から落ちることになるため、落下リスクが大きいです。
落下すると、ハンドソープや洗面台の故障・傷につながります。最悪の場合ケガする危険性もあるため、浮かせる時は必ず耐荷重をチェックしてから使いましょう。
小さい子供やペットが届きにくい位置に取り付ける
ハンドソープを浮かせて取り付ける場所は、小さい子供やペットの手が届きにくい位置にしましょう。
特にセンサー付きのディスペンサーを使う場合、難しい操作なしでハンドソープが出てきます。利便性が高いからこそ、小さい子供やペットでも使えてしまうのです。
一度ハンドソープの出し方を覚えると面白がって遊んでしまい、誤飲の原因になります。ハンドソープは誤飲すると身体に悪い影響を与える可能性があるため、設置する位置には十分気を付けましょう。
取り付け場所の素材・耐荷重にも配慮して位置を選ぶ
ハンドソープを取り付ける場所の素材と耐荷重にも配慮して位置を選びましょう。
洗面所の壁面に密着させることで、接地面が耐荷重に耐えられず壁紙が剥がれたり、かびが生じたりする可能性があります。
またマグネットやフックで付ける場合も、壁面の素材によってはハンドソープをしっかり固定できません。徐々にずり落ちてくることもあります。
取り付け位置は使いやすい場所や安全な高さにすることも大事ですが、壁の状況も考えて決定しましょう。
ハンドソープを浮かせることで清潔な洗面所を保ちましょう

ハンドソープを浮かせて収納すると、掃除が楽になったり洗面台を広く使えたりするメリットがあります。見た目もすっきりして気持ちよく洗面所を使えるでしょう。
リッチェルのホバーシリーズなら、壁を傷つけないシールフックで簡単にハンドソープを浮かせられます。片手でハンドソープを出せて、手軽に詰め替えられるため、使い勝手ばつぐんです。
ホバーシリーズでハンドソープをおしゃれに浮かせて、清潔な洗面所を維持しましょう。

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