毎日の餌やりは犬や猫を飼っている方にとって大切な仕事です。しかし毎日欠かせないからこそ負担になることもあるでしょう。
自動給餌器があれば、都度、食事を用意する必要がなくなるため、餌やりの手間や時間を省けます。ほかにも餌の食べ過ぎ防止や災害に役立つなど、自動だからこそ得られるメリットがたくさんあります。
とはいえ、自動給餌器は手軽に買えるものではありません。メリットだけでなくデメリットも理解した上で購入を検討しましょう。
本記事では自動給餌器のメリットとデメリットを解説します。あると便利なおすすめ機能も紹介するため、製品選びの際にも参考にしてください。
犬・猫に使える自動給餌器とは?基本的な機能を紹介
犬や猫に使える自動給餌器は、決まった時間に一定量の餌を自動で与えられるペット家電です。
毎回、餌の量を測って用意する時間と手間が省けるため、忙しい方や生活リズムが不規則な方でもペット飼育のハードルを下げられます。
用事で出かける時、急な残業で帰宅が遅くなる時、体調不良で休んでいたい時なども、餌やりの時間を気にする必要がありません。
犬や猫にとっても、飼い主の状況に関係なく毎回決まった時間に餌を食べられることがストレス軽減につながります。
犬・猫を飼う際に自動給餌器を使うメリット
自動給餌器を使う最大のメリットは、不在時でも適切な時間に食事を与えられるため安心して出掛けられることです。具体的には以下3つのメリットがあります。
- ペットの給餌を自動化できるので餌やりの時間・手間を削減できる
- 適量をスケジュール通りに給餌できるので餌の食べすぎを防げる
- 外出時や停電・災害の際にも動作すればペットの食事を確保できる
ペットの給餌を自動化できるので餌やりの時間・手間を削減できる
自動給餌器に餌を入れ、給餌する時間や1回の量を設定しておけば、自動で決められた量に配分されます。
自動給餌器に入っている餌の残量が少なくなったら補充する必要はありますが、「餌を取り出す」「量を測る」「器に入れる」「食事場所に置く」といった手間はかかりません。
1回で考えると少しの手間に感じますが、ずっと毎日決まった時間に行うとなると大きな負担になります。手間と時間を省けることによる費用対効果は高いといえるでしょう。
適量をスケジュール通りに給餌できるので餌の食べすぎを防げる
自動給餌器だと、適量を決まった時間に給餌できるため食べ過ぎ防止につながります。帰宅が遅れて餌やりの時間が遅くなったり、目分量で餌を与えすぎたり、つい回数を増やしてしまうことはありません。
また、犬はご飯の量よりも回数で満足できるといわれているため、肥満体質な犬の場合は1回の量を減らして回数を増やすのが理想です。
1日に数回の食事を用意するのは大変ですが、自動給餌器があれば手間をかけずに食事回数を増やせ、容易に食事管理できます。
外出時や停電の際にも動作すればペットの食事を確保できる
外出時に便利な自動給餌器ですが、給電方法によっては停電の際などにもペットの食事を確保できます。
自動給餌器の給電方法はコード式や電池式が一般的です。コードと電池の2通りの給電ができる製品もあります。
電池式なら停電時にも使用でき、何らかの拍子にコードが抜けて動かなくなる心配もありません。
信用できるメーカーのものにするなど、耐久性が高いものだと災害時に故障するリスクも低いため、なお安心できるでしょう。
犬・猫を飼う際に自動給餌器を使うデメリット
メリットばかりが注目されがちですが、自動給餌器を使うデメリットもあります。メリットだけでなく、以下3つのデメリットも理解した上で自動給餌器を購入するか検討しましょう。
- ペットが慣れないと機器からの給餌にストレスを感じることがある
- お手入れが一定期間ごとに必要で洗いにくい場合もある
- 故障や不具合を起こす可能性がありメンテナンスが必要となる
ペットが慣れないと機器からの給餌にストレスを感じることがある
ペットが自動給餌器に嫌悪感を抱いたり慣れなかったりすると、機器からの給餌にストレスを感じることがあります。
長い間飼い主から直接餌をもらっていた場合、飼い主とコミュニケーションをとれる給餌の時間を楽しみにしているかもしれません。
飼い主が餌をあげられる時は自動給餌器を使わないようにしたり、今まで以上にコミュニケーションの時間を大切にしたりして、ペットを安心させながら自動給餌器を活用していきましょう。
お手入れが一定期間ごとに必要で洗いにくい場合もある
自動給餌器を清潔に使うために、一定期間ごとにお手入れしなければいけません。
自動給餌器の形状や構造によっては、洗いにくいものもあります。毎日の給餌の手間や時間はかかりませんが、お手入れが面倒に感じることもあるでしょう。
最近は、丸ごと水洗いできたり取り外して簡単に洗えたりする自動給餌器も多くあります。自動給餌器のお手入れが気がかりな方は、洗いやすさにこだわっている製品を選ぶとよいでしょう。
故障や不具合を起こす可能性がありメンテナンスが必要となる
自動給餌器は電子機器のため、一定の不具合や故障は避けられません。場合によってはメンテナンスが必要になります。
「自動給餌器が動かない」「設定した時間通りに給餌できない」といった、トラブル時の連絡先が明記されているか確認しておきましょう。保証期間も要チェックです。
犬・猫に使える自動給餌器のタイプ別メリット・デメリット
犬や猫に使える自動給餌器は、入れられるフードの容量や種類などにより以下2つに分類されます。それぞれ異なるメリットとデメリットがあるため、詳しくみていきましょう。
- ストッカータイプ
- トレータイプ
ストッカータイプ
メリット | デメリット |
・数日分のフードをまとめて保管できる ・カメラ搭載や多頭飼い対応など高機能なものが多い | ・ドライフードしか使えないものが多い ・餌を残した時に確認しにくい |
ストッカータイプは上部にフードを入れるストッカーがあり、給餌の時間になるとストッカーから規定量のフードが出てきます。
時間が過ぎて設定した時間になるとフードが出てくるため、食べ残しがあっても関係なく追加で出されるため、前回の食べ残しを確認しにくい場合があったり、ウェットフードを入れられないことがデメリットです。
最大の魅力は、数日分のフードをまとめて入れられる容量の多さです。フードを入れる頻度が少なく済むため、不在にすることが多い方に向いています。
カメラを搭載していたり多頭飼いに対応していたりと高機能な製品が多いのも特長です。ペットカメラを併用すれば食べ残しのチェックも可能になります。
ドライフードが主食で安定して食事を完食できる犬や猫なら、ストッカータイプが重宝するでしょう。
トレータイプ
メリット | デメリット |
・ウェットフードも入れられる ・おやつも入れられる ・トレー部分のお手入れだけで済み手間が少ない | ・容量が少なめである |
トレータイプは、円盤のような形状で1回分のフードが入ったトレーが複数個セットされています。給餌の時間になると順にトレーが出てくる仕組みです。
ドライフードだけでなく、ウェットフードやおやつも入れられますが、フードの種類によっては例外もあるため、説明書で調べておきましょう。
トレータイプのメリットは、1回分のフードが入る小さなトレー部分のお手入れだけで済むことです。トレーを見れば食べ残しの量も確認できます。デメリットはストッカータイプに比べ容量が少ないことです。
トレータイプは、お手入れしやすさを重視したい方に向いています。
犬・猫用の自動給餌器の選び方|おすすめ機能をもとに紹介
犬・猫用の自動給餌器を選ぶ時は、どのような機能が付いているかが判断基準になります。以下でおすすめ機能を紹介するため、製品選びの参考にしてください。
- 専用アプリでスマホ・タブレット等と連動してスムーズに遠隔操作できるか
- 数グラム単位での給餌量・スケジュールが簡単な操作で設定できるか
- フードの残量が減った時にお知らせしてくれて餌の供給不足を予防できるか
- 基本はコンセントにつないで使えるが停電でも安心な電池も内蔵できる仕様か
- 定期的なお手入れの際に水洗いまで含めて清潔さを手軽に保てるか
専用アプリでスマホ・タブレット等と連動してスムーズに遠隔操作できるか
専用アプリで手軽に操作できる自動給餌器なら、リモコンが不要で外出先でもスマホやタブレットを使って遠隔操作できます。
予定外の残業などで急きょ自動給餌器を作動させたい時も、手持ちのスマホで対応できるため、餌やりの心配が不要です。
Wi-Fi接続など初期設定は必要ですが、一度接続すればあとは簡単に給餌時間を設定できます。給餌が完了した時にメールなどで通知される製品もあるため、安心してペットへの給餌を任せられるでしょう。
数グラム単位での給餌量・スケジュールが簡単な操作で設定できる
1回の給餌量を設定できる自動給餌器ですが、どこまで細かく設定できるかは製品によって異なります。5~10g単位で細かく設定できれば、食事管理に気を付けているペットにも問題なく使えるでしょう。
給餌のスケジュールを柔軟に設定できるかも確認しておきたいポイントです。製品によっては繰り返しの給餌ができないものもあります。
「何回分まで設定できるのか」「1回分だけ手動で設定することもできるのか」も調べておきましょう。
また、1回の給餌量やスケジュールの設定方法が難しいとうまく使いこなせません。簡単な操作で設定できるものを選びましょう。
フードの残量が減った時にお知らせしてくれて餌の供給不足を予防できる
フードの残量が減った時にお知らせしてくれる機能があれば、餌の供給不足を予防できます。
フードが減ると、本体から通知音が鳴ったり専用アプリに通知がきたりするため、毎回、自動給餌器の中を見てフードの残量をチェックする必要がありません。
スマホやタブレットに通知がくるものであれば、外出中でも残量不足がわかります。フードを購入して帰宅することもできるため、買い忘れ防止にもつながるでしょう。
基本はコンセントにつないで使えるが停電でも安心な電池も内蔵できる仕様か
給電方法も自動給餌器を選ぶ時の大切なポイントです。基本はコンセントにつないで使え、停電時に備えて電池などのバッテリーも内蔵できる仕様の自動給餌器が便利です。
飼い主が自宅にいる時の停電ならよいですが、不在中に停電した場合、電池などのバッテリーが内蔵されていないと給餌できません。
自宅が停電していることにも気がつかず対応が遅れることも考えられるため、停電時にも使える給電方法なのか調べておきましょう。
定期的なお手入れの際に水洗いまで含めて清潔さを手軽に保てるか
自動給餌器を清潔に保つためにも定期的なお手入れは欠かせません。パーツを取り外して水洗いできるなど、洗いやすいように工夫されている製品だと、お手入れの手間が少なく済みます。
故障や不具合の原因となる汚れを溜めないためにも、無理なくお手入れできる製品を選びましょう。
ストッカータイプの自動給餌器のなかには、乾燥剤を仕込めるものもあります。梅雨時期など湿度が高い時期でも、ドライフードの湿気対策ができるため衛生的な給餌が可能です。
犬・猫用の自動給餌器をお探しならリッチェルのペットニア ニュートリ ミニ フィーダー
商品名 | ペットニア ニュートリ ミニ フィーダー |
価格(税込) | 23,100円 |
体重目安 | 20kg以下 |
サイズ | 19.3×32×31.5H(cm) |
容量 | ドライフード1.3kg |
詳細 | 公式ショップへ |
犬・猫用の自動給餌器を探している方におすすめなのが、リッチェルのペットニア ニュートリ ミニ フィーダー です。
ペットニア ニュートリ ミニ フィーダーはストッカータイプで、1.3kgのドライフードをストックでき、残量が少なくなるとスマホ通知と本体のランプ点灯で知らせます。
専用アプリと連動させられるため、外出先でも簡単に給餌の設定が可能です。
給餌量は約5g単位で1回60g、最大12回までと柔軟に設定できます。1回分のフードを手動でも与えられるため、きめ細やかな食事管理が必要な犬や猫におすすめです。
バックアップ用電池をセットでき停電時に備えられます。フードタンクは取り外してお手入れでき、タンクの裏には乾燥剤を仕込めるため、衛生面でも安心です。
実際にペットニア ニュートリ ミニ フィーダーを使った方の体験談を紹介
リッチェルのペットニア ニュートリ ミニ フィーダーを実際に使っている方の体験談です。
フードを計量するなど餌やりの準備の手間が省けるため、忙しい朝に活躍しているようです。
スマホと連携でき、イレギュラーな給餌設定もアプリで簡単に管理できる点も使いやすさにつながっていることがわかります。
ペットカメラとの併用で食事の様子を見守りながら安心して給餌できる
自動給餌器とペットカメラを併用すれば、不在時でもペットの食事の様子を見守りながら給餌できます。
「嫌がることなく食べているか」「どのくらい食べたか」など確認できるため、とくに自動給餌器の使い始めに便利です。
リッチェルの見守りカメラ LOOKなら、上下100°・左右360°に首振りしてペットを自動的に追尾するため、外出先でもスマホに食事の様子をばっちり映します。
自動暗視モード切り替えにより暗い部屋でも確認でき、双方向通話も可能です。
大きな音や動きを感知するとスマホに通知が届くため、食事中だけでなく留守中のペットの安全対策としても活躍するでしょう。家を空けることが多い方の必需品となること間違いなしです。
犬・猫用の自動給餌器のメリット・デメリットを踏まえて購入を検討しましょう
自動給餌器は、餌やりの手間や時間を省けるだけでなく、ペットの食事管理や災害時の食事確保にも役立つなど多くのメリットがあります。
非常に便利な自動給餌器ですが、定期的なお手入れは欠かせません。無理なく清潔な状態を維持するためにも、らくにお手入れできる製品を選びましょう。
リッチェルのペットニア ニュートリ ミニ フィーダーなら、ストックできるフードが大容量で、1回分の給餌量とスケジュールを細かく設定できます。フードタンクは取り外して洗えるためお手入れも簡単です。ペットとの生活がより快適なものになるでしょう。
いいねしよう!